HSPの私が感じた日々のつぶやき

高価なサプリより大切なものー脳科学が教える「本当のロンジェビティ」と認知症予防についてー

みなさん、こんにちは!



お盆もそろそろ終わりに近づいてきましたが、皆さんはどんな1週間を過ごしましたか?



親戚や祖父母に会ってきた、または久しぶりに実家に帰って家族と過ごした方などもいらっしゃるかもしれません。



久しぶりに会った親や祖父母が、(自分の中でのイメージよりも)年を取ったように見えたり、
ずいぶん腰が曲がっているなぁ、、小さくなったなぁ、、なんて感じた人がいたり。



または家族や知人たちと、改めて健康や今後の事を話し合ってみた人もいたかもしれませんね。




改めて健康、年を重ねること、これからの事、、などを考える機会になった方、多いんじゃないでしょうか。





脳科学が教える「本当のLongevity(長寿)」と認知症予防

 
今までも脳科学や認知症についての記事は幾つか書いてきました(過去記事:アルツハイマーでも出来る今出来ることがある)が、「脳の健康、幸せな長生き」について、興味深い記事を見つけたので、参考になれば、、と考えシェアーします✨
 
 

「少しでも長く健康でいたい」

 

「認知症にはなりたくない」

 

そう思うのは、とても自然なことですよね。

 

特に最近は、「Longevity(長寿)」「若返り」「生物学的年齢」「アンチエイジング」といった言葉を、SNSや広告で見かける機会が増えました。

 
 

高価なサプリメント、特殊な検査、美容医療、健康プログラム……。

 
 
TVなどでも平日の昼間(シニア世代がTVを見る時間)には、膝関節痛を和らげる薬、脚に優しい靴製品、美容クリーム、青汁製品、などとにかくCMでは”健康””若さ”をアピールするものが多数放映されています。
 
 
芸能人に限らず、お金に余裕がある人はパーソナルトレーナーを雇ったり、そういった人のいるジムで自分に合ったトレーニングを作成してもらう人もいるらしい。。
 

 

見るたびに、

 

「これをやった方がいいのかな?」

 
 

「何もしないと遅れてしまうのかな?」

 
 
「これを買ったら効果が出るかな?でも高いなぁ。。😿」
 

と、不安になる人もいるかもしれません。

 

でも、脳科学や老化研究の世界を見ていくと、少し意外なことがわかってきます。

 
 

本当に脳や健康を守る方法は、最新の商品ではなく、昔から知られている地味な生活習慣の中にあるかもしれない。。。!

 
 

今回は、神経科医が書いた興味深い記事をもとに、「Longevity(長寿・長生き・・というニュアンスで使われることが多い)」という言葉に何が起きたのか、そして私たちが本当に大切にしたいことを考えてみたいと思います。

 
 
*既に私の過去記事を読んでくれた方には耳にタコ・・な箇所もあるとは思いますが、最近の健康ビジネスについて、その仕組みが解明されている記事と個人的には感じているので、以下の記事については、数ある情報の一つ・・のような軽い気持ちで参考にしてもらえたら嬉しいです(^▽^)/
 
 

「長寿(Longevity)」がいつのまにかビジネスになってしまった・・

 
 

Longevityという言葉は、欧米で特に近年多くの人が目にしている言葉です。

 
 

本来「長寿」や「長く生きること」を意味する言葉ですが、「健康長寿」・・のような良いイメージでも使われています。

 
 
 

老化そのものの研究は、もちろん疑似科学ではありません。

 
 

「なぜ人は老化するのか」

 
 

「老化のスピードを変えることはできるのか」

 
 

こうした研究は、世界中の大学や医療機関で真剣に続けられています。

 
 

問題は、その本物の研究が、いつしか巨大な健康ビジネスと結びついていったことでした。

 

きっかけのひとつは「レスベラトロール(成分)」

 
 

2006年、ハーバード大学の研究者たちが、ブドウの皮などに含まれる「レスベラトロール」という成分について研究を発表しました。

 

高カロリー食を与えたマウスで、健康状態や生存率が改善したという結果でした。

 

研究は権威ある科学誌『Nature』に掲載され、世界中で大きなニュースに。

 

赤ワインに含まれる成分で長生きできるのでは?

そんな期待が一気に広がりました。

 

研究自体は本物でした。

 

だからこそ、多くの人が期待したのも無理はありません。

 

その後、大手製薬会社が巨額の資金を投入して薬の開発を進めることに。

 

ところが結果は、思うようにはいかなかったそうです(ここポイント(-_-;))。

 

臨床試験では期待した効果が得られず、安全性の問題も報告され、薬の開発は中止されてしまいました。

 

でも不思議なことに、一般向けのレスベラトロールサプリ市場はなくなりませんでした(驚)

 

むしろ、「長寿成分」として売られ続けたのです。

 
 

一体なぜ・・?

 
 

ここに、現代の健康ビジネスの大きな問題があります。

 

「科学的に注目された」と「人間に効果がある」は同じではない

 
 

私たちは、

「大学で研究されています」

「動物実験で効果がありました」

「最新の研究で注目されています」

 

と言われると、つい「じゃあ、人間にも効くんだ」

 

と思ってしまいがちになりますよね。

 

でも実際には、

 

研究されていることと、人間で効果が証明されていることは別物です。

 

マウスで良い結果が出ても、人間で同じ結果になるとは限りません。

 

細胞実験で面白い変化が起きても、それが病気の予防につながるとは限りません。

 

こうした「科学と商品との間にある距離」が、省略されて宣伝されることが結構あります。

 

「生物学的年齢」の検査にも同じことが起きた

 
 

また最近よく目にする「あなたの体内年齢は○歳」といった検査にも、似た問題があります。

 
 

DNAの変化から年齢を推測する「エピジェネティック・クロック」という技術は、本来、老化を研究するために開発された科学的な手法です。

 
 

ところが、研究用の道具が一般向けの商品として販売されるようになりました

 

同じ人を調べても検査によって数字が異なることがあり、その数字を改善するために特別な行動を取ったからといって、通常の健康管理以上に健康状態が良くなることが証明されているわけでもありません。

 

研究のためには素晴らしい道具でも、

 

「個人の健康状態を断定する商品」として使えるとは限らない

 

・・・ということですね。

では、本当に認知症予防に役立つものは・・・?

 
 

ここからが、この記事で私が一番興味深いと感じたところです。

 

2024年のLancet認知症委員会では、認知症に関連する「修正可能なリスク要因」が14項目挙げられています。

 

そこに並んでいるものは、ほんとうに拍子抜けするほど普通。

 
その中の例をあげると・・
 
 

高血圧

高LDLコレステロール

運動不足

糖尿病

喫煙

肥満

過度の飲酒

難聴

視力低下

社会的孤立

 
 

どれもお金のかかる健康商品ではありません😅😅❗

 

そして、認知症症例の約45%は、こうした修正可能なリスク要因と関係すると推定されています。

 

もちろん、

 

「生活習慣を改善すれば45%必ず防げる」

 

という意味ではないそうです。

 

それでも、

 

私たちの行動によって変えられる余地がかなり大きいことは確か

 

認知症は「完全に防ぐ」より「遅らせる」ことにも大きな意味がある

 
認知症予防というと、

「絶対に認知症にならないようにする」
と考えがちです。
 
 
でも、研究では「発症を遅らせること」自体にも大きな価値があると考えられています。
 
アルツハイマー病は高齢になるほど発症しやすい病気です。
 

そのため、仮に発症を数年遅らせることができれば、生涯、症状が現れないまま過ごせる人も増える可能性があります。

 
認知症に絶対かからない・・ということでなくても、
 

たった1年、数年遅らせるだけでも、意味があるのです。

 
これは、私にとっても希望を感じる考え方でした❣

実際の臨床試験でも「生活習慣」の効果が見えてきた

 
 

フィンランドで行われたFINGER試験では、

・食事 ・運動 ・認知トレーニング ・血管リスクの管理

を組み合わせた生活習慣プログラムを行った人たちで、認知機能の改善が確認されました

 

米国のPOINTER試験でも、同じように生活習慣を体系的に改善したグループの方が、より良い認知機能の変化を示しました。

 

さらに、SPRINT MINDという研究では、血圧をしっかり管理することで、軽度認知障害の発症が減少しました。

 

ここで注目したいのは、研究されているものです。

特殊なサプリではありません。

「食べる」

「歩く」

「血圧を管理する」

「頭を使う」

「人と関わる」

 

といった、ごく普通の行動です。

HSP「健康不安ビジネス」に疲れないでほしい

 

わたしたちHSPは、健康情報に対しても敏感になりやすいと思います。

 

「これを食べたら危険」

「これを飲まないと老化する」

「この検査を受けないと手遅れになる」

 
情報に敏感になり、最新の良いことを取り入れる事自体はHSPの良い所でもあるけれど、
 

過度に情報を目にすると、つい気になりすぎてしまうこともありますよね。

 

そして、真面目な人ほど、

 

「もっと健康に気をつけなきゃ!」

「まだ何か足りないのでは・・?」

 

と、自分を追い込みがちに

 
 

でも今回の記事を読んで、私はむしろ逆なんじゃないかと感じました。

 
 

健康を守ることは、何かを次々と買い足したり、がむしゃらに一つのことを

やりすぎたり、追い込むことではない。

 
 

よく眠ること

 

少し歩くこと

 

血圧やコレステロールを確認すること

 

バランスよく食べること

 

人と話すこと

 
時々笑ってみること
 

必要なら眼鏡や補聴器を使うこと

 

そして、心身が疲れているときには休むこと♡

 

こうした当たり前のことを、何年も続ける🍀

 

それこそが、本当の幸せな健康長寿を実現する大事な心がけなんじゃないかな、、って。

年を取ることは「衰えること」だけではない

 
 

この記事には、もうひとつ素敵な話があったので、シェアします。

 

私も時々実感するけれど、確かに年齢とともに、情報処理のキャパ・スピードや記憶力など、低下しやすくなってきたかなぁと。

 

でも一方で、

 

言葉の知識や経験から生まれる判断力など、年齢とともに育つ能力があることが研究で

明らかになってきています。

 

心理学では、こうした能力を「結晶性能力」と呼ぶそうです✨

 

さらに、年齢を重ねると、自分にとって本当に大切なものを選ぶようになり、感情を調整する力も高まる傾向があるといいます。

 
 

老いることは、ただ何かを失っていくことではありません。

 
 

人生の後半だからこそ育つ力もあるのですね!

 

まとめ

 

「長生きしたい」

 

その気持ちにつけ込む商品は、これからも増えるかもしれません💦

 

最新のサプリ

若返り検査

高額なプログラム

 
 

・・・もちろん、そのすべてが悪いわけではありません。

 

でも、まず大切にしたいのは、もっと地味で、もっと確かなものではないでしょうか

 

よく眠る。

歩く。

食事を整える。

血圧やコレステロールを管理する。

人とつながる。

そして、自分の体と心を大切にする。

 

本当の健康長寿(長生きすること)って、

 

若さに必死にしがみつくことではなく、年齢を重ねても、自分らしく人生を楽しめる心と体を育てていくこと・・・なのかもしれません。

 

誰かをお金持ちにする健康法ではなく、

私たち自身の人生を豊かにしてくれる健康法を!!

 
これからも、そんな視点で健康情報を選んでいけたらな、、と思っています。
 
 
まだ夏は続きますが、皆さん自分の心と身体に優しくなって、自分に合う乗り切り方で過ごしていきましょうね💛
 
Graceでした💖