HSPの私が気づいたこと

お金の不安や人生色々・・のお話

Dear non-Japanese readers: Welcome to my HP! If you’d like to read my blog in English, this tool will help you..!   https://www.deepl.com/translator 

こんにちは!
 
今日はいきなり【お金】の話をしようと思います。
 
 
 
とっておきのお金儲けのネタ・・・ではありませんので、そのあたりが知りたい人は別の方のブログを読んでください(笑)
 
これまでも、転職の話は書いてきましたが、転職を重ねることで、経済的な不安に突き落とされることが何度もありました。そんな自分の経験も踏まえながら、もし参考になれば、、と想い書いてみますね。
 
 
 

世界は2つに分かれてしまっている

お金・経済的自由・FIRE・株式売買、といった話題がマスメディアに溢れる一方で、経済的不安、失業、、、等々で苦しむ人が世界中に広がっています。
 
 
 
世界中の国や政府が、コロナ感染で振り回されている中、お金を持てる人と持たざる人が2つに分かれてしまっているような気がして、正直、大変悲しいですね。
 
 
 
 
昨日のニュースで、生活保護の受給申請者数が、リーマンショック後初めて増加した、、と言っていました。 ある60代の男性が(顔は映っていないです)インタビューを受けていて、もう3か月以上路上生活をしていたとのこと。今は生活保護施設に入ることが出来て、何とか暮らしていらっしゃるようでした。 
 
 
 
その男性は昨年末に会社から解雇され、その後は仕事が見つからない状況がずっと続いているそうです。何百社と応募しても、面接にたどり着きたくても、今は20代、30代の若者も仕事を探しているので、どうしても自分は仕事を得られない。。ということを話されていました。
 
 
 
その時私は、胸のかすかな痛みとともに、苦しかった過去の自分の事を思い出しました。
 

ある過去の時代

 
丁度、2008-9年あたりでしょうか。リーマンショックのあおりで、私が勤務していた中堅の外資系企業は経営不振で倒産しました。いきなりリストラというか、職を失ってしまったのです。
 
 
それまで何度も転職はしていたので(笑)、ショックだったものの、どうにかなるさ!と、かなりノー天気に考えていた私は、現実の厳しさにすぐに直面しました。
 
 
 
全く仕事が・・・・【無い=ナッシング!】なのです。
 
 
 
 
とりあえず派遣なら何かあるだろうと思っても、時給の高い、数少ない案件はすぐに20代や30代前半の若い子に持っていかれてしまい、面接など夢のまた夢(汗)。
 
 
 
 
あの時は本当に不安で、奈落の底に突き落とされたような気持ちになりました。
 
 
 
当時その時までは、お金より心が大事さ・・などと、ちょっとした戯言を本気で思っていましたが、いやいや、お金は相当大事なんだ、と身をもって学んだのです。
 
 
 
当時、実家からの通勤は遠くて体力的に消耗するため、私は一人暮らしをしていました。
 
 
 
リーマンショックだろうが、何だろうが、家賃は毎月必ず請求されます(涙)。「リストラされたんですぅ。。(涙)」なーんて言ったって、「あぁ、そうなんだね、かわいそうに。じゃぁ家賃をタダにしてあげるよ」などと言ってくれる大家さんは、残念ながら、「皆無」です。
 
 
 
都心のマンションでの一人暮らしで、セキュリティ面に気を使ったため、それなりの家賃を支払っていました。だから、急に収入を失ったときの、その家賃というのは、経済的にも、そして精神的にも大変な負担になりました。
 
 
 
 
失業手当も数か月しかもらえず、それが切れたらいよいよ無給状態。。倒産からさかのぼること半年前まで、まさか自分にそんな事が降りかかるとは思っていなかったのに。。。
 
 
 
 
それから数か月は、その家賃のために毎日の食事を2食に減らしたり、それこそお弁当を買ったら、それを朝と夜と半分づつ食べたり・・とかって当たり前にやっていました。。食べ物も、実家から送ってもらったり、何とか仕事が見つかるまで、これで凌ごう。。と。
 
 
 
でもそれすら段々厳しくなり、、、。
 
 
 
 
誰かに相談すればよいって?そう、普通そう考えますよね?
 
 
 
でも、そんな事は学生時代の友達には恥ずかしくてとても話せません。あのキラキラしていた学生時代を共にしていた人達に、今の自分はとても見せられない。。何より、知られたくない。。と。
 
 
 
一人で抱える内に、いよいよ気持ちがダウンして、体調不調になってしまったこともありました。
 
 
 
 
食べていくためには、働いてお金を得なければいけません
 
 
 
やる気もあって、スキルもそれなりにあるのに、いくら就活しても誰も見向きもしてくれなかったときの恐怖。
 
 
 
 
社会から拒絶されてしまったような孤独の中で、誰も手を差し伸べてくれない状況に絶望して、ほとんど本気で、ふと生きていくこと自体がわからなくなってしまった時期もありました。。。(涙)
 
 
 
 
その時、私は幸運にも、その状況を知って見かねた親が、実家に戻ってこい!と言ってくれて、何とかギリギリの所で雨宿りさせてもらえたのです。(その時の恩を思うと、今、小うるさいことを色々言われても、なんとか我慢できます(笑)。)
 
 
 
 
そうこうしていくうちに、数か月後、やっと派遣での仕事を得られることが出来て、どうにか(!)お給与をもらえる生活に復帰したのです。
 
 

私の中の変化

 
 
 
その時の経験から、私のお金に対する想いや向き合い方は徐々に変わりました
 
 
 
 
それまでは、宵越しの金は持たねぇ!とまではいかないけど、次の給料日が近づく頃には、すでに口座はマイナスになるくらい、好きなものを買ったり、無駄遣いをしていました。「今月も我慢して働けば、また給料が入るから大丈夫!」・・って。
 
 
 
でも、もう今はそういう時代ではなくなってしまったんですよね。そして、食べ物を買って、生活を続けていけるというのは、お金あってのことだと、身をもって味わったのです。そして、働けない恐怖も。。
 
 
 
 
それからは、どんな仕事でも、本当にありがたく受けられるようになりました。
 
 
それまでの私は、会社のネームバリューとか、そこにいる人達の質(←すっごいえらそうな言い方で、カチンとくる方も多いと思います。ごめんなさい!)や、会社の雰囲気などにこだわっていた、ちょっと鼻につくようなところが(笑)今にして思えばあったと思います。(HSPなので環境に身心が影響されるから、という理由が大きかったことはあったのですが。。!)
 
 
それが、この経験のあとからは、派遣やちょっとしたアルバイトでも、声をかけてもらえるだけで、心の底からありがたいと思い、前向きに取り組めるようになったのです。
 
 
 
勿論、今までとはちょっと異なる感じの環境で働くときは、内心(もう無理!ダメだ・・)と思った時もありました。
 
 
 
例えば、今までは都心の高層ビルのオフィスで働いていたのが、地元の工場(メーカー企業の工場は地方に多い)などで、英文事務が出来る人を、、と言うことで雇ってもらい、働いたときなどは、その更衣室の暗いみすぼらしさ(ごめんなさい!)とか、今までにない雰囲気、色々な事にカルチャーショックを受けてしまって、本当に頭を殴られたような衝撃がありました。
 
 

新しい発見

 
 
でもね、、そこで働きながら従業員の人と交流すると、すごい!って思うような人が実は周りに結構いることに気づいたのです。仕事に対する忍耐力とか、周囲の人への洞察力、大人度、人に対する思いやり、、(人の痛いところは決して触らない、優しさ・・というのでしょうか!)。
 
 
 
世の中には優れた人が沢山いるんだ!!とつくづく思いました。
 
 
 
そして、お金のありがたみも本当に感じました。戴いたお給料を少しづつ蓄えることで、こんなに心が安定するんだ・・と実感できたのもこの時期です。余剰金が少しでもあるだけで、ふいの出費にも揺るがないようになるのです。備えあれば憂いなし】という言葉がこれほど身に染みたことはありませんでした。お金がいただける。働ける場所を頂ける、なんと有難いことなんだろう!って。大事に使おう・・!とお金を大切に扱うようになりました。
 
 
 
そこでの仕事は期間が限定されていたので、半年しか行きませんでしたが、あちこちぶつかりながらも、お金の大切さ、そして今までの自分の傲慢さや愚かさを含めて、世の中を知ることで物の見方が広がりました。。
 
 
 
 
失業、貧乏生活、絶望、、。どれも渦中にいるときは地獄のようにつらかった。
 
 
 
でも、そこでの体験は今では私の宝物です
       
 

今でも学びの連続

 
派遣の契約が終了後、次の仕事が中々見つからない時は、何度経験してもやっぱりシンドイです。落ち込むこともいっぱいあります。そして、もう二度と働けないのでは?と希望が持てなくなってしまう感情が溢れてくることもありました。
 
 
 
 
でも、そういう時の自分は、未来が見えなかったから落ち込んでいただけなんだなぁ、って今ではわかるので、そこまで落ち込むことはなくなりました。その先には、経験を重ねた私でも想像していないような、新たな扉が必ず用意されているのです。
 
 
これは、おそらく、本当です。今は確信しています。
 
 
 
嘘だと思うかもしれませんが、何度でも、善いことはやってきます。
 
 
 
 
 
もうダメ・・こんなにツライことは耐えられない、、と思っていても、そこを何とか凌いで過ごしていると、ケガをした後のかさぶたみたいに、ほんのちょっと自分も強くなって、人間力が少しづつだけどついてきます! 一山超えると、沢山の苦しさからしか、見えてこないことを沢山いただいたんだな・・としみじみ思えるのです。人生、その繰り返しです(笑)
 
 
 
 
だからなのか、なんだかんだありましたが、今でも私は(正社員ではありませんが)仕事を続けていられます。友達には、よく(心の声=そんなに転職してるのに)仕事が見つかるね!)と驚かれますが、ありがたいことに、もう年齢的にも厳しいかな、、とあきらめそうな寸でのところで、スッとご縁をいただけることが多いのです。本当に不思議ですが、心から有難いな、、と、青空に手を合わせてしまいます。。
 
 
 
もっと現実的なお金についてのあれこれを書こうと思ったら、なんだか話が逸れてしまいました(申し訳ない!)(笑)。
 

すごく素敵でためになる動画を発見!

 
今朝、私が良く見ていて、とても共感できるお金のプロ「両学長(リベラルアーツ)」の動画を観ていたら、まさに私が今回書きたいと思っていたことを、とてもわかりやすい物語を交えて説明されていました!
 
 
この動画では、つらいことを乗り越えるときの、具体的な対処方法なども説明してくれていて、本当に秀逸ですよ!
 
 
両学長 リベラルアーツ 【人生最悪の状況を乗り切る思考法&おすすめアクション5選【人生論】

 
ぜひ良かったらご覧になってください。元気が出ます!!
 
 
今日も本当にお疲れ様でした。
明日がよい日でありますように!