(HSPあるある）相手の気持ちが分かりすぎて、哀しくなるとき

皆さん、こんばんは！

今週は11月とは思えない暖かさ！

今年は特に地球大丈夫か？！っていう天候が続きますね💦

「自分たちがどんな事をしてるのかわかってんのか！」

「自然を舐めんなよ！」

・・・って地球が怒って、その威力を我々人間に見せようとしているようにも感じてしまいました。

もしくは「自分たちが地球にしてきたことを、今こそ見つめなさい。。」と、私たちを諭しているのかも・・😭

皆さんの地域ではどうですか？

今日は、HSPならでは・・・かもしれませんが、相手の気持ちが分かりすぎて悲しくなってしまった時（最近の私の話）、、について書いてみようと思います。

＊もくじ＊

相手の気持ちを察知してしまった時

相手の気持ちを察知してしまった時

先日、私の身内の話であれなんですが💦父（J）と大喧嘩をしました。

その日私は、主に仕事関係でちょっと気分が落ち込む事があり（＝経営状態が厳しいらしく、契約を切られたのです（笑））、色々な想いを懸命に振り払い、positiveにいようと、仕事が終わってクタクタの中、家事をしながら気持ちを立て直そうとしていたのでした。

そんな時、外出していた両親が帰宅しました。

いつも通院の帰りなどに、二人でデート＆食事をしたりして、仲睦まじいところがある両親ですが、

私はたまたまその日、自分の契約の事以外にも在宅で仕事がとてもしんどかったんです💦

そんなときに、夕方頃にJからメッセージが入り、

『もうデパートで母と夕食を済ませてしまいました』・・など書いたものが送られてきました。

勿論、二人で夕食でも食べて帰ってきたら？と伝えていたので、あぁ、そうか・・それは良かった・・と思いつつ。

自分はといえば、眼をがびがびにさせながら、ひたすらパソコンのディスプレイに目を一点集中・・・。

その後、やっと（！）仕事が終わったので2人が帰宅するまえに、風呂でもひとっぷろ浴びるか❗って烏の行水で急いで入り🛀

ドライヤーで髪を乾かす間もなく、今度は自分用の夕食を作り出していた、そんなとき。。

2人が帰宅したのでした。

そして、二人で玄関のあたりでガヤガヤ会話しているかと思っていたら、

『ちょっと外を見てこい・・』

・・と、風呂に入った後で頭がびしょ濡れのすごい恰好の私に向かって、Jが言うのです。

『え、私こんな格好だから、外なんて出たくないよ。嫌だよ😠』

ただでさえ色々な事でヘロヘロなのに、、、

既にパジャマにも着替え、夕飯を作りだして手には包丁。

これから鍋に火を入れる段階だっていうのに。

そんな時に、なんで私が外に行かなくちゃいけないのか？

いつもなら、きっと（また始まった・・）と流してしまえるJの言動だったのでしょうが、その時は私もとてもイライラしてしまいました。

外に行ってみろ・・というのは、どうやら、門の前に、私が通販で頼んでいた生活用品のでっかい段ボールが、置いてあり、気持ちが悪い・・という事のようなのです。

私もJ宛の宅配物が届いたときに、代わりに受け取ったりしていたし、今は兎に角、外に出られる状況じゃないから、（しかも、Jや母は既に夕食も外で済ませて、暇なのですよ😅😅）

『もうパジャマを着ちゃってるし、代わりに運んできてよ』

・・と言いました。

なのに、その時は兎に角しつこく

『なんか大きい荷物で気持ち悪いから見てこい』

『お前はひどい恰好というけど、大して普段と変わらないじゃないか（・・と、いつもの私に容姿に対する卑下が始まる・・（一体何十年この毒親の悪癖は治らないのだろう・・😠）』

とか、

『誰も、お前のことなんか見もしないし気にもしないんだから早く見てこい❗』

と、いちいち気に障る言葉をはさみながら、行ってこいの一点張り（苦笑）

私はその時点でかなり怒りのマグマが内側に沸いていました（笑）

でも、絶対に自分たちは代わりに取りにいかない風だったため、、、

仕方ないので外に出たら・・・

門のすごく隅っこに、隠れるようにして1.3メートルくらいに積みあがった段ボール箱が・・💦

総量10キロくらいはあったでしょうか。

色々なものを頼んでいたのが、一気に宅配されたようですが、私が昼に外出した時から置きっぱなしだったようで、業者が不在届もポストに入れ忘れていたため、私も気づけなかったという。。ちょっとあり得ないことが起きていました。（在宅勤務してた日なのに、全くきづけなかった・・💦）

そのため、昼間業者がちゃんとチャイムを鳴らして、出てこなければ不在届を入れておいてくれたら、途中で荷物を家に運べたのですが、こんな夜に、髪の毛もずぶぬれの状態で外に駆り出されたのでした。

そして、Jも一緒についてきたので、

『これは生活用品がまとめて配達されただけで、私への荷物だから、特に怪しいものじゃないし大丈夫だよ。。

だから、運ぶのを手伝ってほしい』

・・・と言ったのに、Jは何か興奮してべらべらしゃべるだけで、

『嫌だ、そんな大きな荷物、自分で運べ・・。』

と言って、一切手を貸してくれなかったのです。

その日は朝から色々な事が重なり、ただでさえいっぱいいっぱいだった私。

それに比べ、デパートで夕飯食べて帰宅して、手が空いているJ。

10キロの荷物を階段上りながら玄関まで運んでいる姿をただ見ているだけのＪ・・。

そこに、私はＪの元々持っている悪癖である、私が子供時代に毎日のように経験た、あの陰湿な（自分の憂さ晴らしのために）子供をイジメる時と同じものを『感じて』しまったのです。

この年齢になっても、まだこんな事で嫌な想いをし続けている私。

高齢になっても、まだ成長しないＪ。

娘を温かく見守り、常に自分の味方になって励ましたり勇気づけてくれるような、父親らしい父を私はずっと求めてきましたが、Ｊは若い時からそういう人ではありませんでした💦

何より自分ファーストな人。

自分大好きな人で、どんなに家族が止めても、自分がやりたいことはやる人で、高齢者になって収まるどころか、益々歯止めが効かなくなっています。

反面、人に対して時間や労力を与えることはいとわないのですが、それは概して家族以外の人に対して行われていました。（老年期に入り、時間が出来てからは家の仕事も色々とやってくれるようにはなりましたが、概して外面がいいってやつですね）

だからその分、小さい頃から、私がいつも母を気遣い、時には守り、家長としてあるべき姿はこういうものだ・・というものを想像しながら、自分がその代わりをして母や妹を守っているような気持ちでいました。

繊細（過ぎ？）で人の気持ちがわかる子供だった私は、Ｊが私達子供を大事に愛おしく育ててくれた・・という記憶をほぼ持たず、、💦

むしゃくしゃした時に私たちに繰り返された精神的なイジメ。また私が子供であったにも関わらず、人前での私への強烈な批判。。。

次第に子供心にその兆候がくるタイミングなどを学んで、「ほらくるぞ！また人と（私よりも数段優秀だったり認められた人達との）比較して、ネチネチと嫌味を言われる・・！」と察知したら、それに対処するために、心を固く閉じて、傷つかないようにこちらも準備したり、、そうやって自分を守ってきたのです。

それでも小さな子供の頃は尊敬していた父に、少しでも気に入られるよう、時には冗談を言ったり、構ってもらおうとして努力したって、結局機嫌が悪い時には私が一番傷つくポイントを突いて、これでもか！としつこく攻撃していたＪ．。。

年老いて、彼も色々な辛酸を少しは舐めて、そういう性癖も治まり消えて成長したのかと思いきや・・。

普段はとうの昔に忘れていたそういう子供時代のトラウマが噴き出るような場面をまた感じてしまい、なんだかやりきれなくなってしまいました。

そして、玄関から家の中に入った後に、怒涛の如く私が口論を吹っ掛け、怒りをぶちまけてしまったのです・・（家族に対してだと。。私もまだまだだなぁ。。💦恥）

そんな時、やりきれなくて自分の部屋で何か心を静めるための本が無いか探してしまいました。

そして、本棚の奥からエリザベス・キューブリック・ロス著「ライフ・レッスン」が出てきたのです。

終末医療の先駆者でもある博士がデーヴィッド・ケスラーさんと共に記した本です。

随分前に、何度も何度も、繰り返し読んでボロボロになった本でしたが、久しぶりにパッと開いたページに、こんな言葉が目に飛び込んできたのです。

ライフ・レッスン

『人が上手くいかない関係の中にとどまる理由はふたつある。ひとつは相手が変わることを期待しているから、もうひとつはどんな関係でもきっとうまくいくはずだと教えられてきたからだ。（略）人間関係のなかに愛ややさしさをもとめていながら、あきらかにそれをあたえることができない相手を選んでしまう人は、他の誰かを選ぶ時期にきている。愛ややさしさを示してもそれを意に介さないような人を相手にしてはならない。そして、むかしの定義に現在の人生を規定させてはならないー（略）あなたは自分のルールブックを書き換える事が出来る。』

『現在の相手をみることは、過去や未来の相手をみることよりむずかしい。相手がずっとむかしにしたことを、いまだに根にもっている人がなんと多いことか。たとえ相手が謝罪し、変わっていたとしても、過去の不幸な記憶で現在の相手を評価している人はたくさんいる。健忘録を後生大事にかかえこんで相手を責めたガリ、相手に過去の傷をふりかえらせる。自分の感情にしがみついて恨みをつのらせ、相手の非を証明する証拠を収集する・・』

またこんなことも↓↓↓

『相手に傷つけられたときは、傷つけた相手に『痛い！』といって、不快な感情を手放すことを学ばなければならない。そうすれば前進をつづけることができる。』

目に入った言葉全てが、まるで自分に語り掛けられているようで、そのまま心にしみわたりました。

私はＪを冷静に見ていると思っていましたが、やはりどこかで常に『父としてこうあって欲しい』・・という期待をまだもっていたのです・・・。

そして、ちょっとしたしぐさや言葉から、Ｊが本当に父として娘を心から想ってくれるような、そういう期待に応えてはくれない事を感じ取り、勝手に悲しんでやりきれなくなったのでした。

自分が持ってしまった期待がまた裏切られた・・と。

でも、それは土台難しいことなのかもしれません。

私は、どんな人も素晴らしいものを必ず持っていると、今でも思っています。

そう、Ｊだって外に向けては良い事も行っているし、実際に情にもろい面もあるし、陰険な（笑）牙を持っていることを知っている人は逆に少数です。

だから、キュープラー博士が言うように、

人間関係のなかに愛ややさしさをもとめていながら、あきらかにそれをあたえることができない相手を選んでしまう人は、他の誰かを選ぶ時期にきている

これを自分のケースで置き換えて、Ｊを父としての愛ややさしさを求める意識を手放す段階にきている・・・と改めて肝に銘じました。

HSPは、全身全霊で人に自分の善意ややさしさを与える時がありますが、それが思うように返って来なかったり、全く相手に通じていないことも、すぐに「わかって」しまい、激しく傷つく事があります。

相手が何を望むか、自然にわかってしまうため、相手を喜ばせてあげたい一心で、相手がそれを欲しい、、という前に、自分の持っているものを惜しげもなくサプライズのようにさっと差し出してあげられる。

その代わり、それが受け入れられなかったり、そのギフトをさっと盗むように取っていくだけ・・ということに遭遇すると、その時の相手の気持ちも瞬時に察知してしまうところがある。

その時、HSPはとても傷つき悲しみます。

あー、あんなことまでしてあげちゃって、自分は何てお人よしなんだろう。。

何度こんな想いを味わえばいいんだ。自分ってアホだなぁ。。

・・って、最後は与えっぱなしの自分を責めることまでしてしまう。

本当はただ奪っていった相手が原因なだけなのに。

哀しい気持ちを手放す方法

なんだか、今日は書こうと思った事からどんどん方向がズレてしまい、自分でも着地点がわからなくなっていますが（笑）・・。

今回の私でいうと、こういう、相手の本性を改めて知ってしまった時の悲しさ・・みたいなのを感じた時には、兎に角瞑想します！

過去記事：瞑想はHSPの大きな助けになる！脳の変化が生活の質を向上させる？

自分以外の事に振り回されてしまっている時ほど、自分の内側に向かう事によって、それが癒しに繋がっちゃうんですよー。

瞑想はあんまりしたことが無い・・という人も、ぜひ、5分で良いのでまずは毎日習慣にしてみると良いです。

私も内側に意識を向けて静かに瞑想する中、自分の今回の大喧嘩から学んだこと、そして自分がまだ根っこの部分で何を掴んでいたのか、その意識が結局こういう現実を作ってしまったのだなぁ。。って事などを理解できました。

瞑想はちょっとハードルが高い・・という方。ヨガは体を実際にストレッチしたり、歪みを取ることが出来るので、とても気持ち良くリフレッシュできますよ！

私も観ているこの動画など、初めての人でも分かりやすく、適度な短さでとても良いとおもうので、もしご興味ある方は観て試してください💖

B-life (yoga)