今晩は!明日から三連休となる人には嬉しい金曜夜ですね✨ 明日、明後日お仕事の方、またはフリーの方、皆さん全員、今日もお疲れ様でした!!今週は急に涼しい日も増えたので、身体の疲れもどっと出やすいと思います。どうか、今日はゆっくり寝て体を休めてあげてくださいね。
さて、HSP(Highly Sensitive Person)研究の第一人者で、HSPという言葉を世に広めた、アメリカ人のエレイン・アーロン博士が、最近こんなブログを書いていたので、ご紹介します。
タイトルは【無常とHSP】😊
アメリカ人博士のブログタイトルに【無常】という言葉が。。!なんだか東洋っぽくて面白いですよね。HSPの繊細さと、東洋の文化や思想は、どこかでリンクしている感じもしていたので、興味深く読ませてもらいました。
今回も超意訳して、飛び飛びで内容を書いてみます。アーロン博士が書いたブログをより正しく原文で読みたいという方は、リンクを貼っておくので、そちらを読んでみてください😉! *(カッコ&斜め文字の箇所は、私の注釈です)
●エレイン・アーロン博士のHP
無常とHSP(ブログ本文からの抜粋)
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今回のブログは、皆さんの気分をただ重暗くするだけのものにはならないので、安心して読み進めてください。・・とは言いつつも、まず私たちHSPは(あらゆる事に敏感に反応するため)、周りで起こっている様々な出来事、例えばここ数年来起きている目まぐるしい変化を、何も感じないでやり過ごす事は、残念ながら出来ません。
今、地球上では洪水や干ばつなどを起こすような異常気象が起きています。そして森林の大規模火災が繰り返し起こり、あらゆる場所に煙が蔓延することによって、避難生活を余儀なくされたり、大事な方を亡くされた人も沢山います。そして現在、私たちはマスクをつけたり、ワクチン接種のために列に並ぶ(勿論、そうしない人もいますが)ような生活を送っているわけです。
もはや、このような激しい変化に、慣れざるを得ない世界になりつつあります。
このブログを読んでいるあなたはどうかわかりませんが、私は特に、愛してやまなかった森林(redwoodの樹)が焼失したことなどは、特に受け入れがたい変化でした。
何人かの科学者は、現代の私たちは「アントロポセン(人新世)」時代を生きていると言っています。(アントロポセン(人新世)=人類の時代という意味の新しい時代区分。人類が地球の生態系や気候に大きな影響を及ぼすようになった時代・・という意味。)
無常はいつの時代においても永遠のテーマ
科学者と同様、哲学者の目線からは、私たちは【無常の時代】に生きていると言うかもしれません。でも、【無常】という概念は、遡ること古代ギリシャ時代やヒンズー時代から、哲学の大きなテーマの一つとして、今まで取り上げられてきました。
【無常】という言葉は、仏教が流行した時に、私たちの社会でも知られるようになり、その後広まっていきました。
お釈迦様については、彼が生き抜いた無常の生涯の間では到底語りつくせないだろうと思われる程の多くの言葉が、「釈迦の教え」として、今も伝えられています。
でも、その中でこれだけは確かに釈迦自身が言ったと伝えられている言葉があります。それは、彼がBuddha(=悟りを開いたという意味)となって、初めて口から出た言葉でした。
「すべてのものは変化する。そしてこの無常こそが、苦しみを生むのだ。なぜなら、私たちは最後は必ず離れて消滅する、ありとあらゆるもの、例えば若さ、愛する人たち、または人生そのものに、執着する生き物だからである。」
「でも、自分が所有しているという自覚がないもの(=本当はもっているのに、本人がそうとは気づいていないもの)に対しては、無くしても悲しみや惜しい気持ちは生まれないのだ。」
釈迦によると、無常の真理を悟り、すべての執着を手放すためには、恐らく瞑想(メディテーション)が助けになるだろう、と言っています。
瞑想することで、涅槃(ねはん)に到達して、カルマ(=興味がある方はググってみてください。)や転生(生死のサイクル)から解放されるのだ。。と語っていました。スゴイですね!私やあなたが考える「幸せ」とは違う世界かもしれませんが、これが釈迦が導きだした答えです。
ヒンズー教も、同じく「全ては無常」という考えを持っています。でも、彼らにとって無常=「全ての苦しみの元」・・という風な捉え方はしていません。特に、自分自身は「大いなる自己」という存在(制限の無い、永遠の存在)の一部だ、という知識が底にあり、そのことが彼らにとって喜びの源となっています。そして、この真理や喜びは、やはり瞑想を通じて体感出来ると言われています。釈迦からすれば、この「知識」も無常である・・と言うかもしれませんね・・。まぁ、よくわかりませんが。
では、あなた(HSP)にとっての最適解は何ですか?
私が思うに、ほとんどのHSPは、既に無常(な状況)に対して、自分なりの受け止め方・対処方法を見つけていると思いますが、中には、そろそろ新しい方法に更新したほうがよい人もいるでしょう。
残念ながら、私の対処方法や答えをあなたに教えることはできません。なぜなら、私の答えが必ずしもあなたにとって有効な答えとはならないからです。それに、あなたなら、もしかすると、昔の賢人たちよりも、もっと優れた答えを導きだせるかもしれないからです。
この世の無常を受け止めて消化する方法を、幾つか、私がリストアップするので、あなたが最後は完了させてください。
1.もし、あなたが嫌だと思う変化が起こっているなら、対抗するべく、あなたが出来ることは全て行ってください。
あなたが自ら動き行動することでも、状況は変化します。
2.「無常」とはこういうものか、と知ることが出来る範囲で、(”無常”というものと)向き合ってみましょう。でも人生の喜びを全て失うくらい、向き合い過ぎてはいけません。私たちHSPは、こういうことは得意であるはずです。HSPは常に最悪を想定して準備し、または哲学的に思いをめぐらします。そしてよく考えたうえで、今、ここで、どう生きていくべきか、自分なりの答えを導きだすことが出来るのです。
3.平静さ(落ち着き)を身に付けましょう。当時の釈迦がそうだったように。年齢を重ねても鍛えられる筋肉のように、練習をすることで、何事にも動じない平静さを徐々に身に着けていきましょう。 例えば小さなことから始めてみるのです。車のエンジンがかからない?「何とかなるよ。直せばいいだけ。」。誰かに対して怒りが爆発した?「そりゃ頭にも来るよね。。とりあえず、その感情と共にいて、まずその怒りをしっかり感じてみよう。自分の中で怒りの感情を味わいつくしたら、もう終わり!その怒りを手放そう・・。」。
何事も練習です。筋肉と同じ。鍛えましょう。
4.瞑想しましょう。 私は瞑想を始めてから50年くらい経ちます。経験上言えますが、瞑想によって、私の中の平静さという筋力は、かなり強く鍛えることが出来ました。私が証明します。
5 変化する自分を肯定しよう。少なくとも、一歩ずつ。
何かを得るためには、何かを失うこともあります。恐らくあなたも一度くらいは経験があるのではないですか?何か大事なものを失って恐怖を感じていた時期もあったけど、それが今となっては、最高の出来事だったっていうことが。。!
6. 物事を俯瞰して眺めてみましょう。
7.永遠なるものを信頼してみる(それがあなたにとって、なんであれ)。それは例えば、自然の法則でもいいですね。あなたは、その法則と調和して生きることはできますか?またはそれよりももっと大きな何か、生命の根源ともいえる偉大なるものと同調して生きていくことはできますか?その根源の大きな宇宙の力(や、その代理である何か)に対して祈りたいなら、どうぞ、そうしてみてください。
8.さぁ、あなたのリストをここから下に作っていきましょう。あなたはHSPです!あなたならできます!
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*ざっと読んで訳しただけなので、万が一誤訳があったらごめんなさい!ここでは、大まかな意味を理解してもらいたくて、訳をシェアしてみました。興味のある方は、一度ご自身でも原文をチェックして、自分なりの正しい意味を調べて理解してもらえたらと思います!
さて、エレイン博士が言っている無常(=常に変化して、一つにとどまらない)という、激動の時代(笑)に生きている私たち。
HSPは、こういう時に周りの様子や言動からの影響を大きく受けてしまったり、または色々情報が入りすぎて混乱して、自分が摂るべき道がわからなくなっている人もいるかもしれません。
でもエレイン博士は、HSPはこのような時代が来た時の準備と対処法は得意なはず・・と言っていました!
HSPは基本的にとても細かい部分まできちんとしないと気が済まない人も多く、危険察知能力に秀でている、そして想像力も豊かです。なので、何か有事のときには、どうすればよいかも、事前に情報をかき集めてシュミレーションし、何パターンも想定して、その中からベストなものを選ぶことができます。
皆がパニックになっている時こそ落ち着いて、HSPの高アンテナをフルに生かして、何をすべきか、どう行動したらよいか、割とすんなり最高の道を決められるのですね。
だから、HSPは自分で「この激動の時代に、こう行動しよう!」と決めて(軸を決めて)、それに沿った準備やシュミレーションをマイペースで進めていけば、何か大きな変化が起こっても、上手に乗り越える能力があるっていうことかもしれない、、と思いました。
だから、皆がパニックになっている、今のような時こそ、毎日精神の筋肉を鍛えながら(笑)、自分なりの生き方(対処方法)を準備しておきませんか?
今日も一日お疲れ様でした!明日も良い一日となりますように・・・!
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