HSPの私が感じた日々のつぶやき

嫌な人間関係や仕事から逃げるべきか?それとも乗り越えるべきか?

皆さん、こんばんは。
 
 
 
年が明けてもう2月になったと思ったら、3月に近づいてきました(は、はやい)💖
 
 
 
 
 
 
今日は記事というより、独り言です。
 
 
 
最近、苦手な人と仕事をする機会が結構あり。。。
 
 
 
毎日胃に錘がつけられたような、そんな不快感を感じていた私でした。
 
 
 
そのことは解決してきたので良かったのですが、今回の辛かった日々を振り返ると、人生生きていると、嫌な事や苦手な人などから、逃げだしたくなることって誰にでもあるよなぁ、、としみじみ思うのです。
 
 
 
昔も何度かあったなぁ。
 
 
 
そんな思い出を振り返り、重い気分で過ごしていた会社員時代って、結局自分にとってプラスだったのか?
 
 
 
どう生きていくことが正解だったんだろう。。
 
 
 
・・なんて、一人でふと思い返してしまったのでした。
 
 
 
人生に『正解・失敗』なんて無い・・という事がわかってきたにも関わらず・・(笑)
 
 
 
今も昔も、人が交われば喜びも大きい反面、ストレスを抱える場面は増えます。
 
 
 
HSPは嫌な事も幸せも、人より沢山(=大きく)感じやすいので。特にそんな時はとにかくシンドイ、しんどい、、💦
 
 
 
私にも、もちろん沢山ありました。
 
 
 
 
というか冒頭で書いた通り、いまだに嫌なこと、辛いことは日々ある。。。
 
 
 
もう一刻も早くこの場から逃げたい!そういう環境に身を置いて、何度肩も腰も胃も痛くなり、緊張で寝られなくなったことか。。!
 
 
 
皆さんは、そういう時どうしていますか?
 
 
 
嫌な状況から逃げますか?それとも、闘いますか(乗り越えようとしますか)??
 
 
 
冒頭でもお話した人間関係の緊張状態は、逃げずにギリギリ波を乗り越えた自分ですが、なぜかその体験とは真逆となりそうな、ある人の言葉をふと思い出しました。
 
 
 
昔ヤンキー先生で国会議員にもなった、義家 弘介さん。
 
 
 
 
”ヤンキー先生”という名称は、かなり昔に話題になったもので若い方には??かもしれません。
 
 
 
今はだいぶ外見も変わったようですが、私の中の義家さんはこんな感じの人でした↓
法務副大臣 義家 弘介 (よしいえ ひろゆき) | 第4次安倍第2次 ...ヤンキー先生のたからもの 天使たちの詩 | 義家 弘介 |本 | 通販 ...
 
(注意)
今回は義家さんの事をふと思い出したので、少しだけ記事に書かせてもらいます。あくまで、まだ議員前の、ある一場面の事(言葉)について、感じたことを書く予定です。それをご理解の上お読み頂ければうれしいです✨)
 
 
まだ彼が議員になる前、元ヤンの先生として有名となり出演していたラジオ番組をたまたま聴いたときのことです。
 
 
 
 
それは、彼が一般視聴者からの悩み相談に回答するコーナーだったと思います。
 
 
 
 
ある学生さんが、両親から暴力や暴言を吐かれ、虐待を受け続けていた状況を綴っていました。
 
 
 
もうギリギリ限界だけど、自分の親だからこれを乗り越えなければいけないので何とか踏ん張っている。どうしたら乗り越えられるか?
 
 
 
・・というよな相談でした。
 
 
 
その時の彼の答えは・・・
 
 
 
そんな親なら逃げてしまえ!」
 
 

 
 
・・・だったのです!
 
 
 
え?てっきり熱血先生のことだから、根性で乗り越えろー!と熱い精神論でアドバイスすると思った私は、予想を裏切る回答にびっくりしました。
 
 
 
そして彼はこんなような事を言っていたのです。
 
 
 
人間、自分がダメになりそうな環境にいるならば、逃げていいんだ!
 
 
 
人は逃げちゃだめだ、、とかよく言うけど、親だからってずっと一緒にいなければいけないことは無い。そんなクソ親、捨ててしまえ!
 
 
 
 
・・というような(うろ覚えですが💦)、逃げていいんだ!自分のために逃げろ!・・という主旨のアドバイスを何度も力強く話していたのが強烈に私の心に(耳に)残ったのです。
 
 
 
それを聞いて、実はちょっとホッとしました。
 
 
 
あ、それなりに実績も出している有名な先生が太鼓判を押してくれたんだから、少しは嫌な事から逃げていいんだ・・・💖って(笑)
 
 
 
それまでの私は、その場で問題が起きた時に逃げてしまうと、結局またどこかで同じ問題が起きてまた苦しむ。。。という事をよく周りから聞いていました。
 
 
 
 
実際そういうことが起きていたので、逃げる事=問題を解決しないで先延ばしするだけ=いけないこと・・・という図式がハッキリと頭にこびりついてました。
 
 
 
だから、例えいじめられても、理不尽な事をされたり言われたりしても、
 
 
 
 
これは修行だ、自分はこれをどうにかして乗り越えなくてはいけない、、って頑なに思って耐えたり、視点を変えてものを観ようと心の中で必死で努力するタイプでした。
 
 
 
 
でも、逃げていいんだ・・・(驚)
 
 
 
それは私に取って静かな衝撃。。。
 
 
 
考えてみれば、そうだよね。。だって、どう考えたっておかしいでしょ、あの人(たち)の私に対する意地悪な言動。。。!
 
 
 
周りをどんどん囲って、軍団みたいに多勢無勢で。
 
 
 
 
そんなの我慢して私に何のプラスになったんだろう。。さっさとそんな馬鹿らしい集団からは抜けて環境を変えてしまえばよかった・・・って、義家さんのコメントを聞いて思いました。
 
 
 
それからは無理しないようになって、すごく意地悪そうな人が周囲にいるような場からは早々に逃げ出し、穏やかな環境を選んで身を置くことが増えていきました。
 
 
 
で、どうだったかって?
 
 
 
とても穏やかで良い時間を過ごせています🍀
 
 
 
勿論、何でも嫌な事から逃げるとその人の心の筋力が弱ってしまうというのは事実だし、実感したことがあります。
 
 
 
ちょっとしたことで傷ついたり、以前なら気にならなかった些細な事でイライラしたり。。
 
 
 
下手すると折角身に着けた”成熟さ”から退化してしまうリスクさえある。
 
 
 
だけど、逃げないで劣悪な環境にいる事は、感覚が鋭敏なHSPにとってはあまり好ましい事ではない事も多かったです。
 
 
 
乗り越える以前に、鋭敏な感性で自分自身がやられてしまうリスクの方が高いのです(私の場合はそうでした)。
 
 
 
苦手な環境や人間集団をかぎ分けることのできるHSPが、自己成長のためにと、敢えてその場に身を置き続ける事はかえってダメージを大きくする可能性があると感じます。
 
 
 
だったら、自分にとって居心地の良い環境を探して、イジメや嫌がらせに耐えることに労力を使うのではなく、仕事なり学業なりで、+(プラス)の努力が求められるような場に身を置いて、外に自分の前向きなエネルギーを放出することで疲れる・・くらいの方が良いと気づいてきました。
 
 
 
今は時代もどんどん変化していて、多様性が日本も認められてきています。
 
 
 
 
でも逃げる事も覚えた私は、次に、障害を乗り越えなくていいの?って不安になりました。
 
 
 
面倒なことから逃げてばかりだと、人や全てと関わるのが嫌になり、最後には社会とのかかわりが無くなってしまう。
 
 
 
これは、絶対に自分にとって良くない事ですよね!
 
 
 
で、以前私は自分で実験してみたのです。
 
 
 
逃げていいとは、どの程度までなのか・・って(笑)
 
 
 
 
とことん逃げてみようじゃないか・・って。
 
 
 
そして逃げて逃げて、逃げまくっていた私は、殆ど家族以外誰とも会わないようなところまで逃げて、それでも結構快適だったので、「え?一体私はどこまで逃げれば気が済むんだろう・・」と内心危機感も覚えたりしていたのですが(笑)
 
 
 
 
でも、あるタイミングから、だんだんとその状況が耐えられなくなるほど退屈になってきました。
 
 
 
そして、人との関わりが恋しくなってきたのです。
 
 
 
その時に、やっと心から前へ一歩踏みだしたくなった、、、そう思います。
 
 
 
逃げたいと思った時は、大体の場合「恐怖」を感じていたり、逆に「ねばならない」ことに対して「面倒(おっくう)」になってしまった時でした。
 
 
 
 
もし「面倒だな」と思ってしまった時は、ちょっとネガティブに自分が傾いているんだな、、と思い、しんどくても動いて行動することを薦めます。
 
 
 
先日も、素敵だなと思う人の講演があると知り、うわぁ行きたい!と速攻講演会のチケットを入手したものの。。
 
 
 
あろうことか、その前後で仕事がとても忙しくなり体も疲れが溜まっていきました。
 
 
 
しかもインフルが猛威を振るっていると連日ニュースが(-_-;)
 
 
 
 
”あー、講演会の場所、家から遠いんだよな”
 
 
 
”寒い中、あそこまで行くのキツイし、帰りがシンドイよな・・”
 
 
 
”もし無理して外出して、挙句の果てにインフルに感染したら馬鹿らしいな、、親には絶対うつしたくないし、リスク高すぎる”
 
 
 
・・などなど、いつの間にか講演会に行かない方が良い理由を探してばかりいる自分になっていたのです。
 
 
 
その日が1週間前に迫る頃には、益々行きたくなくなってきました。
 
 
 
何でこんな講演会に申し込んじゃったんだろう。
 
 
 
メンドクサイ。
 
 
 
あー、お金がもったいなかったかも・・。
 
 
 
その内に疲れからか小さな風邪にもかかってしまい、
 
 
 
”あ!これは行くのを辞めろってことだ!”・・と都合のいい解釈をして、全力で行かない方向に舵取りをしようとし出しました。
 
 
 
なんだか、、、成長していない。。(笑)
 
 
 
でも結局嫌々行くことにしたのです(やはりチケットを買ってしまったのでね。)
 
 
 
で、どうだったかって?
 
 
 
最高に楽しかったし、行って良かった!!のでした!!
 
 
 
あのー・・今までの抵抗は何だったのでしょうか(苦笑)
 
 
 
自分にそう言ってやりたくなりました。
 
 
 
そこで内観しました。
 
 
改めて感じたことは次の通り。
 
 
 
やはり、最初の印象(第一印象)の方が正しい場合が多い。
 
 
 
今回のように、講演会がやることが目に入った瞬間、あ!行きたい💖と思った、その感覚の方が正しい場合は多い、ということ。
 
 
 
その後に徐々に頭の中であーだ、コーダ・・と今までの習慣や否定的な側面が、行こうとする気を削ぐような感情・言葉を体に送り込んできます。
 
 
 
これらは、よく言われる”エゴ”なのですね。
 
 
 
実際に体は疲れていました。だけど、その奥に”いきたい!”と思った感覚があるならば、やっぱい行った方が正解な場合は多い。
 
 
 
今回のことで、
 
 
 
”逃げる”ときと”逃げない方が良い時”というのがあるのを改めて気づかせてもらいました。
 
 
 
自分が決断したことで、やってみたい!これ、絶対行きたい!挑戦したい!
 
 
 
 
・・・って初めに思ったものは、後から”嫌だ~面倒だ~”と心が騒ぎだしたとしても自分で動いて行ったほうが良い。
 
 
 
逆に、最初から”うわ、何かこの場所の空気合わなさそう”
 
 
 
”この人達意地悪そうだな、、感じ悪い”
 
 
 
”全然気が進まないな”
 
 
 
・・などの感覚が最初に来た場合、そこからサラッと場所を変えることは、+になる場合がある、、ということ!
 
 
 
また「恐怖」を感じる時。
 
 
 
それが、まだやったことがない体験・物事だから、前から興味はあったけど実施にやるとなったら「コワイ」と思っている場合。
 
 
 
そのときは、ぜひ武者震いだ・・と脳に勘違いを起こさせて(=適度なストレスが与えられると、幸福ホルモンのβエンドルフィンが出てくることがある)を、ちょびっとずつ足を踏み出して挑戦してほしい。
 
 
 
その恐怖心は、あなたを未知の領域に連れていってくれるサインかもしれないから💖
 
 
 
 
でも、HSPである私達が悪寒を感じるような、雰囲気の悪い場所・人・グループの中に身を置いているのであれば、それは「逃げろ!」という合図と思い、早急に立ち去った方が良い場合が多い。
 
 
 
もしかすると、逃げる=負ける・弱虫・・・という構図を思い浮かべる人がいるかもしれないけれど、そんな事は無いのです。
 
 
 
あるブログ(Kiminiブログさん)でこんな事が紹介されていました。
 
 
 
ハンガリー語で「szégyen a futás de hasznos」と表記される言葉があります。
 
 
これは「自分の置かれている状況にしがみつく必要はない。自分の得意なことができる場所を探すために、逃げることも選択肢にいれよう」
 
 
 
という意味なのだそうです。
 
 
 
どの国や時代でも、逃げるべきか、とどまって乗り越えるべきか、、、懸命に考えて悩んで生活していた人はいっぱいいるのですね。
 
 
 
個人的には「逃げる」・・という言葉が、人に罪悪感を感じさせてしまうんだとも思います。
 
 
 
だから、私は「逃げる」・・のではなく、身を置く環境を”変える=Changeする””離れる・非難する=flee “ということ!・・って自分で定義し直してしまいました。
 
 
 
人との関わりをまた持てそうかな、、って思える所からまたスタートして。
 
 
 
それが見つかるまでは、「今は自分の内面を耕す時期なんだ」・・と決めて思い切り興味ある分野の本を読んだり、オンラインで勉強してみるのも一つ。
 
 
 
また出来ることから、自分を再建するプランを立ててマイペースで動いてみる。
 
 
 
 
人それぞれかもしれないですが、
 
 
 
人が恋しくなってきた”っていう状況
 
 
 
 
心が感じた第一印象
 
 
 
 
・・・が、一歩踏み出すときに目安のような気がしています。
 
 
 
いまこそ、自分の感覚・気持ちを第一に考えていきたい。
 
 
 
一緒に前進していきましょう♪
 
 
 
今週があなたにとって、飛躍の1週間となりますように~🛫