HSPの私が感じた日々のつぶやき

パリ・オリンピックでの柔道家阿部詩さんの嘆き

皆さん、こんばんは。
 
 
 
今日は各地で40度を超える暑さ。
 
 
 
もはや未知の世界に踏み入れたような気温は、今後も暫く続くと予報が出ていました。
 
 
 
HSPは外の環境に敏感になりやすいので、暑さにはストレスを感じる人も多いと思いますが、できるだけ極度に気にすることなく、淡々と対処して、自分が快適な環境を作ることに集中していきたいですね。
 
 
 
 
さて、オリンピック@パリが始まりもう3日が過ぎようとしています。
 
 
 
日本時間の昨夜、柔道52kg級の女子柔道選手阿部詩さんが、2回戦で敗退しました。
 
 
 
阿部詩さん(Wiki)
 
 
日本では朝早くからニュースで大きく取り上げられていましたが、彼女が負けた後の大泣きについて、皆さんはどう感じましたか?
 
 
 
私は今回の彼女の泣いている姿(泣き声)を観て、胸が締め付けられるような気がしました。
 
 
 
今まで他のオリンピアン達が試合で負けて泣いている姿を見て、その姿に心を痛めたこともありましたが、彼女の泣いている声、姿にはそれ以上の何かを今回感じました。
 
 
 
 
3年前の東京オリンピックの後から昨日まで、お兄さんと兄妹での金メダル2連覇を当然のように期待され、マスコミからも沢山の取材を受けてきたであろう日々。
 
 
 
練習の過酷さと、精神的重圧を受け続けてきたこの3年間という時間の苦しみ、そしてそれが今回一瞬で奪われてしまった、その嘆きを声から感じたのかもしれません。
 
 
 
その時のカメラマン男性たちの、配慮の無い、自分の仕事への欲が人間としての配慮を超えてしまったかのような、デリカシーの無い(詩選手への)接近には正直非常に腹が立ちましたが、彼女の全身から叫ぶような泣き声には、私でさえ苦しさを覚えました。
 
 
阿部詩の画像
 
そんな彼女の姿を見て、お兄さんは後のインタビューで「苦しかった」とお話していました。
 
 
 
一般人の私さえこんなに観ていて苦しさを感じたのに、共に闘ってきたお兄さんはどんなに妹の姿に心を痛めていただろう、、。大舞台を前に、想像を絶する苦しみだったと思います。
 
 
その中で金メダルを勝ち取った一二三選手の集中力と気持ちの強さは凄まじかった。。。
 
 
 
阿部一二三選手のオリンピック試合ダイジェスト(Tverよりお借りしました)
 
 
 
人生、オリンピック選手たちだけではなく、様々な場所で、沢山の人が懸命に日々努力して生きています。
 
 
 
なのに、その努力があっけない程報われない時があるのです。。
 
 
 
大して努力していない人が人生を楽しそうに歩いている姿を横目に、余計みじめになって泣きそうな孤独を感じることもある。
 
 
 
でも、それが全てではない。
 
 
 
詩さん、そして毎日頑張っている大勢の人達に、どんな形か、またいつそんな時が来るか、、、は誰にもわからないけど、再び人生の喜びや幸せを感じる時は必ず来る(本人が望めば)。
 
 
 
安易なことは言いたくありませんが、必ず、、必ずまた心が立ちあがれる時が来ると信じたい。
 
 
 
詩さんを始め、悔しさや悲しさで涙する人達全員が、涙を拭いて起き上がってくれることを願う、そんな一日でした🍀
 
 
 
今日も一日お疲れ様でした