*あなたは繊細さん(HSP)?それとも非繊細さん?*

HSPの感性が喜ぶ!光野桃さんの著書「実りを待つ季節」をご紹介

皆さんこんばんは!
 
 
いやぁ、この暑さはスゴイ(;^ω^)
 
 
 
 
今ここにひれ伏して「自然界の皆さん、私たちを許してください💦完全に人間の負けです。もうこの暑さは終わりにしてください~」と白旗を振って降参しても良い。。と思ってしまうほどの暑さです。
 
 
 
でもこの暑さの中、たまにフラフラになりながら外をウォーキングしている高齢者の方や、朝とはいえ汗だくで日課のランニングしている人達を見かけます。 
 

 
気持ちはわかるけど、どうか今の時期は逆に体を休めて欲しいなと思います。
 
 
 
さて、今日はさくっと私のお気に入りの本をご紹介します!
 
 
 
光野桃さんという女性作家さん、ご存じでしょうか?
 
 
 
 
 
光野桃 | 著者プロフィール | 新潮社光野桃さんインタビュー①】ミモレ連載が一冊に!読者と歩いた1 ...
 インスタ:https://www.instagram.com/mitsuno.momo/
 
 
 
元々は小池一子さんというクリエイティブ・ディレクターに師事し、その後25anというハイブランドなファッションを主に掲載している雑誌編集部の創刊メンバーとして、バリバリお仕事をされていた方です。
 
 
 
ご主人の転勤に伴いイタリアのミラノに滞在中に、単発でエッセイを書いたりしながら、徐々に本格的に執筆活動を始められた方です。
 
 
 
 
私は光野さんのエッセイは、まだ初期のファッション雑誌に掲載されていたものを読んでから、その描写の秀逸さに一変で大好きになり、それから本が出るたびに買って読んでいました。
 
 
 
ご自身がまだ学生の時から社会人を経て、ご結婚され、さらに育児や介護・・とその人生を生きていく中での想い。
 
 
 
それからとても鋭い審美眼を通して語られる「美」について。
 
 
 
豊かで繊細な感性を通した分析が見事です。
 
 
 
人間や自然を描くときの言葉の使い方(表現力)が素晴らしくて、思わずうなってしまうんですよね✨
 
 
 
そして光野さんの、どちらかといえば不器用でいつも一生懸命にがむしゃらに歩んでこられた若い頃から今に至る、人生や内面の変化が、彼女の著作を通してこちら側にも伝わってきて、なんだか一緒に光野さんと人生を歩んでいるよなーっていう感慨深い気持ちにさせてくれます。
 
 
 
決して声高に「ほら、見て。私ってスゴイでしょ!」と自分を盛って読者に見せようとするところが微塵もないのが私はとてもいいなぁと思う。
 
 
 
長い年月の中、沢山の事を経験されてきたはずで、人によってはそれがキリキリし顔に変化していったり、性格もどこかが歪んでしまうことだってあると思うのだけれど。。
 
 
 
光野さんはいつもその逆境を(大変な想いを感じながら)大きくアピールすることはしません。
 
 
 
時にゆったりと、時に苦しんだりもがきつつも、徐々に自分の中に消化しながら受け止めている。。彼女の本を読むとそれが伝わってくるんですよね。
 
 
 
 
そこに私は勇気をもらっているのかもしれません。
 
 
 
もうちょっと私も頑張ってみるか。。ってね(笑)!
 
 
 
文章にこれだけの表現力があるのだから、きっととても繊細で、実は傷つきやすい感性をお持ちなのだと思うのですが(もしかしたらHSPかも・・?!と私は勝手に思っています)。
 
 
 
逆に弱さや情けなさを本の中にさらけ出して、そんな自分を最後はまるっと受け止めて前を向いて歩きだす、、そんな大らかな姿を本から感じ、道に迷いがちな女性たちを応援してくれてるようにも感じるんです。
 
 
 
決して上から目線ではなくて。。「さぁ、一緒に頑張っていこうよ」と横で肩を優しく叩いて、並走してくれるお姉さんというような。。
 
 
そういうわけで、昔から何度かお話会やファッションセミナー、またトークショーにも足を運び、ちょーっとだけ会話もさせて頂いたりしたんですが、本当に成熟した素敵な先輩・・という感じの方でした。。
 
 
 
その時々のお話も多岐にわたり、ファッションの流行、その流行をどうやって自分なりに上手に取り入れて”私らしさ”を確立させていくか、、などを体験談を交えてお話してくれたことも。
 
 
 
流石ファファッション業界に身を置かれていた方らしく、小物の使い方や靴の選び方などわかりやすい説明をしてくれて、ファッションの着こなしのヒントなども一般ピープルの私にもすぐに実践できることを沢山教えてくれました。
 
 
 
そしてサイン会もあったな・・💖
 
 
 
決して読者に媚びることはしないけど、温かく誠実に接してくれる頼れる女性・・という雰囲気で、一人ひとりに丁寧にサインを書いてくれました🥰🥰🥰
 
 
 
そんな中、先日ちょうど断捨離中に、最近光野さんはどうしていらっしゃるかなー?とふと思っていたら、奥から光野さんの本が出てきたんです。
 
 
 
 
もうよれよれになるくらい何度も読んでいた本。
 
 
 
「実りを待つ季節」
 
実りを待つ季節 (新潮文庫 み 26-6) | 光野 桃 |本 | 通販 | Amazon
 
もう20年以上前に買って読んでいた本。
 
 
 
内容を少し忘れかけていたので、何となくページをめくってまた読んでみました。
 
 
 
そして改めてこの方の自分や人に対する表現力、そして「美」への描写力に脱帽!してしまったのです。
 
 
 
「やっぱりすごい!!」んです❗❗
 
 
 
全然色あせていない✨
 
 
 
それからは、毎日寝る前に1章ずつ読んで寝るのが私の新しいルーティンに💖
 
 
 
 
良著は心も満たしてくれて、ぐっすり幸せな気分で寝られます。
 
 
 
 
今は毎日猛暑だし、外の世界は混とんとしているけれど。
 
 
 
 
そんな時には、特にHSPのみんなには美・文化・芸術などで心を潤して欲しいなぁ。。そんな事を思い、今日は初めて光野さんのご本を紹介させてもらいました✨
 
 
 
光野さんの著書、特に「お洒落の視線」や「私のスタイルを探して」などを若い頃読んでいた時、そのエッセイに出てくる世界がキラキラと美しくて、これから楽しいことがありそう!という何かわからない、だけど確かな若い希望のようなものが感じられて、自分の感受性の扉がふわっと開くような感覚になったのを思い出します。
 
 
 
もしご興味あれば、読んでみてくださいね!
 
 

 
今週もこまめに水を飲んだり、水分の多いフルーツを沢山食べて体を潤してあげましょう!

 
 
調和の中で良い1週間を過ごせますように♪