HSPの私が気づいたこと

HSPの私がコロナに感染して改めて気づいた、HSPの持つ感性について

皆さん、こんにちは!
 
 
いよいよ、ゴールデンウィーク期間に突入しました。
 
 
 
 
予定がある人も、特に予定を入れていない人も、それぞれが自分の時間【今】を楽しみ、自分を優しく労わってあげましょう~❗
 
 
 
さて今日も雑談となりますが、この間体験したことをちょろっとだけ書きたいと思います。
 
 
 
よろしければお付き合いください♪
 

 

コロナに感染してしまいました!

 
 
私事ですが、遂に・・というか、今年2月にコロナに感染してしまいました💦
 

 
感染しないよう、相当気を付けていたんですが・・・💦
 
 
 
第五類にコロナが分類されても、頑なにマスクをして、緊張感をもって外出もしていました。
 
 
 
・・ですが、なんと同居の親がコロナに感染してしまい💦
 
 
 
流れで私が看病をすることになって・・・( ノД`)シクシク…
 
 
 
看病する間も、「超」がつくくらい、気を付けてマスク&手洗い、消毒に加え、むやみに感染した親に近づかない、等対応していたのですが、やはり看病なので、近くで何度となく世話をする必要があり、、。
 
 
 
でもって、高齢の親は中々頑固で、こちらがマスクを着けてくれとお願いしても、「少しくらい大丈夫!今はマスクするのは苦しい、、」とか言って、時々外して私の目の前で咳をしていたりして。。(高齢者の頑固さと変な思い込みには本当に辟易します💦)
 
 
 
 
最初は、看病疲れかな・・?と思っていたのが、ちょっと歩いたり料理するだけでかなりシンドクなって、、、。
 

 
 
やばいかも・・と体温計をはさんだところ、やはり発熱!
 

 
親のコロナ感染が発覚してから、2日後に感染してしまいました。
 
 
 
 
コロナの感染力って、国が第五類に分類しようが関係なく、やはり強いんだなぁ・・・と、体温計を眺めながら他人事のようにしばらく思っていました(苦笑)
 

 
親も寝込んでいる状況なので、私がヘロヘロになりながら近くの発熱外来のある病院まで運転して、薬を貰い→やっと微熱まで下がり→のどの痛みが引いた、感染後1週間強経った頃に、ある体験をしました。
 
 
 

あれ??

 
 
食べる事が大好きな私ですが、コロナの悪夢で一切何も食べたくない・・という日々を経て・・。
 
 
 
やっと少しずつ食欲が戻ってきたある日のこと。
 
 
 
 
自分と親のために身体によい料理でも1品作ろう!と久しぶりに台所に立ったのです。
 
 
 
寒い日だったので、野菜スープを作ってみました♡
 
 
 
そして、味見をしようとしたところ・・・。
 
 
 
・・・・ん?
 
 
 
もう一度味見。
 
 
 
・・・・あれ・・?
 
 
 
・・・・味がしない🥶
 

 
そう、テレビやネットでは散々聞いてはいたのですが、コロナの後遺症で、私の味覚・嗅覚がほぼ消えてしまったのです(ショック・・・泣)💦
 
 
参考記事:(よし耳鼻科さんHPよりお借りしました)

コロナ後遺症の味覚障害はいつ治る?味覚が戻らない原因や治療方法について詳しく解説

 
 
まさか自分がなるとは!という感じでした。
 
 
 
確かに発熱・喉の痛みなどの症状から回復し出してから、なぜか鼻がむずむずしていて、すごく違和感はありました。
 
 
 
でも、これも暫くで治るだろう、、くらいに考えていたのですが、やっと身体が回復したと思ったら、味覚・嗅覚がなくなった。。って、そんなヒドイ・・!(´;ω;`)ウッ…
 
 
 
自分が経験してわかったのですが、、、
 
 
 
コロナ後遺症の1つである味覚障害って、甘いかしょっぱいか、、というのは何となくわかるんですよね。
 
 
 
でも、それがどの程度甘くて、それはどんな甘さなのか?というのが、全くわからないのです。。。💦
 
 
 
例えば、ジュースを飲んだとします。
 
 
 
そのジュースが甘いのはわかるけど、それがイチゴ味なのか、それともオレンジ味なのか、、?を判別することが全く出来ないという感じでした。
 
 
 
味覚がわからなくなるって、嗅覚も失われることが関係していると思いますが、全てにぼやっとした感覚しか無く、香りも全くわからなくなりました。
 

 
 
コーヒーを飲んでも、コーヒーの香りは全くしない(・・というか、自分の鼻には何も匂いが届かない)
 
 
 
レモンを絞っても、何となく酸っぱい感覚はあるような、ないような?気はするけど、あのさわやかで心地よいレモンの香りは微塵もわからない・・🥲🥲🥲
 
 
 
感染前まで、私の場合は嗅覚がかなり鋭くて、周囲が気づかない微かな匂いにも気づいてしまう所がありましたが、まさかそれらが失われる、、という後遺症で苦しむとは・・😿
 
 
 
その後も、次から次へと、頭痛、記憶障害?、倦怠感・・などなど、後遺症と思われる症状に見舞われて、3月一杯くらいまで、本当に大変な時間を過ごすことになったのです。
 

 
頭も今までクルクル回っていた回路が、まるで石臼を挽くみたいに重ーくゆっくりとしかまわらない感じ?
 
 
 
毒素が脳内に回っているような変な感覚があったり。(今も少し忘れっぽい感覚があり、ちょっと様子をみているところ😊)
 
 
 
コロナが、他の風邪とは違うんだ。。というのを、まざまざと体験したグレースです💦
 
 
 
・・で。
 
 
 
本題はここからなんですが(笑)
 
 
 
このコロナ感染の余波?で、私の嗅覚・味覚以外の感覚も、ある時期まで鈍ってしまったのです。
 
 
 
それが、HSPの最大の特徴の1つである繊細な感受性
 
 
 
思い返すと、味覚・嗅覚が失われたのがわかった頃から、私の感覚はいつもぼーっと少し宙を浮いている感じとなりました。(今はほぼ普通になりホッとしています✨)
 
 
 
上手く表現できないんだけど、例えとして、自分で手にそっと針を刺したとしても、手袋をしている上から針をさされているような、全然痛くは無い・・という、自分の体全体の感性が、厚ぼったい何かに覆われたような感覚が一時期ありました。
 
 
 
そのため、例えば親との会話で、何か刺のある言葉やイラっとすることを言われた時にも、自分に全く刺さらなくなった(!)のです。
 
 
 
もし、どこかに買い物に行った先の店員さんが不愛想であっても・・・
 
 
 
全く【意に介さない】という感じ。
 
 
 
この経験は、衝撃でした❗
 
 
 
『あー、非HSPの人ってこういう感覚なのかもー!』
 
 
 
と、ちょっとした発見をしたのです。(もしかしたら、自分の勝手な思い込みだったら、ごめんなさい!)
 
 
 
この感覚(=何も気にならない)の、快適なこと!
 
 
 
自分の気持ちを常に一番に考えられて、周りの事はそこまで気にしないでいられる・・
 
 
 
言い換えると、自分と他者を簡単に区別して、簡単に自分ファーストでいられる感覚があったのです。
 
 
 
他人の想いや言動に鈍感でいるって、こんなに楽で自分にとってハッピーな感じなんだ、、と経験が味わえた事は衝撃でした!
 
 
 
よく、非HSPの友人・知人に悩み事を話すと、決まって・・・
 
 
 
『そんなの気にしすぎだよー』
 
 
 
『向こうは何も思ってないから大丈夫だよ』
 
 
 
『グレースはそこまで気にしてないと思うよ。大丈夫だよ』
 
 
 
・・などと、慰めてくれたものです・・💦
 
 
 
 
HSPの皆さんだったら、似たような経験をお持ちの方も多いと思うのだけど。
 
 
 
私としては、気にしないようにしても、勝手に相手の気配をキャッチしてしまうから困っているのに・・。
 
 
 
気にしないで大丈夫・・なんてありきたりの事しか言ってくれないなら、最初から相談なんかしていない!
 

 
 
・・と、いつもモヤモヤしていたものでした。
 
 
 
何故そんな簡単に「気にするな」なんて言葉で片付けようとするんだろう?
 
 
 
・・・そんな風に思っていたのですが。。
 
 
 
今回の経験で、彼女たちは単に慰めようとしていただけでなく、本心から言っていたんだ・・って今更ながら気づいた訳です(笑)
 
 
 
そんな事で、しばらくその後遺症(感覚の鈍化)で、何も感じないから心が休まっていたのですが、それが段々と見過ごせないのでは?と思うようになったのです。
 
 
 
ある日、晴れて気持ちが良い日だったので、私は少し歩いて遠出をしたくなり、畑の広がる田舎道まで歩いた時のことでした。
 
 
 
太陽の光が✨きらきらしていて、風も気持ち良かったのに、変な違和感をまたまた感じたのです。
 
 
 
コロナ感染前まで普通に味わっていた、自然の中にいる時の喜び、自然と同化するように全身で感じ取って自然に浸る感覚、、などが全く消えてしまったことに気づいてしまったのでした❗❗
 
 
 
『あー。太陽の光がまぶしいな。』とか『風が吹いてきた。ちょっと寒いな。』
 
 
 
・・という、実際に自分に見えるものや風に触れた感触は分かるのです。・・・が。
 
 
 
 
それまで感じていたような、「光に包まれて喜びが湧き出る感覚」や「風や花の香りに触れて、自然と一体化して嬉しさに浸る・・」・・といった心からの喜びが1%も感じられなくなったのです・・(´;ω;`)ウゥゥ
 
 
 
・・・こ、これは一体どうしたことか・・💦
 
 
 
自分の感覚が今までと違ってしまった事に気づいて、かなり動揺しました。
 

 
 
自分は非HSPになったのだろうか?
 
 
 
人からの刺激には良い意味で鈍感になり、楽に生活できる良さはあるけれど。
 
 
 
私が持っていた、あの自然の美しさに感動する感覚や、喜び。。。
 
 
 
人の優しさや、ちょっとした思いやりの行為に触れたり、見た時の感動。。。
 
 
 
そういった事を感じる「心」が、一時期消えたのです。
 
 
 
そうすると、毎日の生活がすごく味気ないものに感じてしまったのです。
 
 
 
感動が無い日々・・。
 
 
強い刺激が無いと何も心が動かないし、心が震えるような喜びや幸せ・・それが無いと日々の世界の彩が白黒になったというか。。
 
 
 
ささいな事に喜べなくなる世界に生きることって、(それ以前を知っているだけに)私にとっては、とても味気なくて、何かがいつも足りない、、という感覚になってしまいました。
 
 
 
 
その経験を経て、逆にHSPの感覚って、シンドイ時もあるけど、やっぱりとても素晴らしいものだったんだ!!
 
 
 
って、心底気づきました。
 
 
 
細かい人の心の動きや、自然の繊細さ、素敵さ、そういったものに心が開いて感動出来るう感覚は、HSPならではの素晴らしい宝物だったのです。
 
 
 
小さな事にも喜びや感動を感じられる!
 
 
 
これは、生きる時の原動力になりますよね❗❗
 
 
 
あらゆるものの美しさや良い点を全身で感じられるって、喜びそのものなんですよね。
 

 
 
世の中がどんどん変化している今
 
 
 
最近、都内を歩くと円安で海外からの観光客も桁違いで増えていて驚いています。
 
 
 
観光客が増えた事だけが理由ではないと思いますが、都内や古くからの観光地や街が、なんだか以前より荒っぽい空気というか、穏やかで細やかな日本らしさが少し薄まっているような空気(治安も良くはなっていない)を感じています。
 
 
 
インフレなどで生活も苦しくなり、昔の日本人だったら決して行わなかった類の犯罪まで起きていて。。😢
 
 
 
世界中から日本のメディア経由で届くニュースは、悲惨で暗いものばかり。。。
 
 
 
 
ともすれば、変化や情勢についていけず、少し混乱してしまうような時代です・・💦
 
 
でも、HSP目線で、自分の周囲にある小さな幸せ、自然の不思議、好きな趣味の世界に触れることで、世の中ってまだ捨てたもんじゃないんだよ・・という事を自分で再発見できる。
 
 
 
自分の目線をしっかり立てて、足元の”心が喜ぶこと”を見つけて、それを軸に前向きに生きる糧にしていけるって、実はとても強い事!
 
 
 
中村天風さんという人が著書の中で言っていた言葉で、
 
 
 
「人生は心ひとつの置きどころ」
 
 
 
というのがありますが、人間の心で行う思い方(受け止め方)、考え方が人生の一切を良くも、悪くもする、、とおっしゃっています。
 
 
だったら、今の混乱した時代に、HSPの喜びを享受する感覚(心)は、自分の気持ちを上げることの出来る最強の宝物なんじゃないかって、思うのです💖
 
 
 
この感覚、決して当たり前では無かったんだ!大事にしよう・・!
 
 
 
・・って、改めて深く気づいたグレースでした💖
 
 
 
リラックスして、自分の好きな事に少しでも触れられるGWとなりますように・・!