HSPの私が感じた日々のつぶやき

劣等感は軽くすることができるのか?どうやって向き合っていけば良いのか?

皆さん、こんばんは。
 
 
 
また間が空いてしまいましたが💦 その間にやっと(!)涼しくなってきましたね🥰
 
 
 
今年は今までにない異常な事態(暑さ)だったので、既に夏バテで心身がギリギリだった人も多いと思いますが、急に涼しくなって体が楽になった直後が、実は一番身体に負担がかかり一気に疲れが出てくるそうなので、どうか皆さん、気を付けていきましょう👍!
 
 
 
夏の間に知らず知らずに溜まった疲れは気づきにくいもの。
 
 
 
 
今の時期、気持ちでは平気と思っても、ゆっくり体も心も休ませてあげましょう!
 
 
 
 
では、今日は「劣等感」についてお話していきましょうか!
 
 
 

あなたは劣等感を持っていますか?

 
 
 
人間は社会的な動物・・って云われている通り、普段は様々な人の中で生活しています。
 
 
 
だから常に人からの評価を気にしたり、人との力関係、バランスを計りながらその中で自分の意見を押し出したり、ひっこめたりしながら、上手に社会の中で生きていけるよう努力しています(みんな、よく頑張っている!!)!
 
 
 
 
でもそれがいつしか、自分が上手に生きるためにバランスを取っていただけのつもりが、自分と他人を比較することが習慣となってしまう。
 
 
 
 
そして、「比較」が主となっていくと自分を苦しませるようになるのです💦
 
 
 
そうなると、
 
 
 
 
「私はあの人みたいにお金持ちじゃないから・・」
 
 
 
・・・とか、
 
 
 
「私は、あの人より頭が悪いから、きっといい大学に行けない」
 
 
 
・・・とか、
 
 
 
「あの人の家はご主人がいい会社に勤めているから、裕福で楽でいいよね、、ウチなんて子供の塾代だって出ないから、私がパートで稼ぐしかない。。」
 
 
 
そうやって、人と比べては自分のダメな所を浮き彫りにして、そこに劣等感を抱いてしまう。
 
 
 
そういう事はありませんか?
 
 
 
最初、たぶんそうやって人と自分を比較して、ダメな部分を相手と比較することで、自分の短所を改善しよう!・・って発奮するために、敢えてそうしたのかもしれない。
 
 
 
でも、それが習慣になると、いつしか自分を叩くのがクセとなり
 
 
               
 
 
 
「自分はダメだ」という思い込みが杭のように深く心にささり
 
 
               
 
 
それが常に心の重しになって、自分なんてダメだ・・と引け目を感じるようになる
 
               ↓
 
 
そして、自分のかけがえのない才能や長所が表に出なくなってきてしまう
 
 
               
 
 
・・という悪循環になってしまいます💦
 
 
 
それって、すっごく勿体なくないですか?
 
 
 
折角この世界に生まれてきたのに・・・・❗
 
 
 
 
「劣等感」とは:
 
 
(Weblioより)自信欠如感・自己否定感・不安感・無力感を意味する表現である。嫉妬や卑屈、自虐的な感情も劣等感の一つであり、具体的には、自分自身の社会的地位、容姿、成績、財産、性格などを他者、もしくは理想と比較して劣っていると感じることだ。
 
 
 
「劣等」とは、等級・レベルなどが平均水準より劣っているという意味があり、(~途中省略)英語で表現する場合は「complex(コンプレックス)」が該当する。
 
 
 
結局劣等感って、「他人と比較して自分が劣っていると感じること」・・なんですね!
 
 
 
これって「自分を丸ごと受け入れて、そのまま存在しているだけでOK」・・という感覚とは真逆の気持ちでいることじゃないでしょうか。
 
 
 
いつも、人の評価や人の目を気にしてしまうHSPは、特に周囲の視線や雰囲気を敏感に感じるため、それに合わせて自分を調整して、その場に合わせた言動を自然に行いがちです。
 
 
 
それが長所として生かされる場合も、もちろんあります。
 
 
 
ただ、すごく自分を客観的に見ようとするので、緊張状態が続いたり、ストレスが溜まってツライ時なんかには、他の人の厳しい視線を少し感じるだけで、「自分に何か非があるのかな?」と心配になったり、自分の駄目さ加減をすごく大きくとらえてしまいがちに。
 
 
「あー、同僚のあの人はあんなに優秀なのに、自分はほんと何やってんだ・・💦」
 
 
 
・・と、自分=OKではいられなくなってきます。
 
 
 
すると、昔から抱えてくるコンプレックスがムクムクと顔を出して、
 
 
 
「ほら、私は元々計算が苦手で、学校でもいつも先生にしかられていたよね?彼女はコンピューターサイエンスを学んで博士号も取ってるくらいなんだから、もうレベルが全然違うんだよ。太刀打ち出来ないって!早く諦めて彼女にその仕事任せちゃいなよ。」
 
 
 
そうやって白旗を挙げている内に、あなたはどんどんと内側に縮こまっていって、本当に欲しいことや望みを追いかけることもしなくなっていく。。。
 
 
 
 
人と比較して、自分はダメだ(もう年だ、才能が無い、暗い、この年で友達が出来ない・・等)という部分ばかりを拡大して、自分の人生を生きる事をあきらめてしまっている。
 
 
 
 
ただただ、人に嫌われなければいいや、穏便に仕事だけしていればいいや、、そんな荒波を立たせないためだけの人生、自分で自分を救ってあげようとしない人生で終わらせて、満足ですか?
 
 
 
傷を負いたくない、勝負してブザマに負けたくない、だから最初から人生を輝かせる事をあきらめてしまう。
 
 
 
そんな、あなたを何も生かせない生き方になってしまったら・・??
 
 
 
 
すごくですよね!
 
 
 

夢グループのコンサートに行ったときのエピソード

 
突然ですが、「夢グループ」って知ってます?
 
 
 
BSチャンネルが観られる人(最近は地上波にも進出している⁈)で、知っている人がいるかもしれませんが、妙齢の男女が通販のCMをしている、あれです。
 
 
 
どこかで観たことのあるような商品のパクリ(失礼!)ともいえるような、ありとあらゆる商品を、結構安い値段で販売している会社です。
 
 
 
脂ぎってるおじさま(夢グループの社長さん・・らしい)と、本職は演歌歌手の女性のペアで商品を紹介している、他とは一線を画す(笑)雰囲気のテレビショッピングなんですが。
 
 
 
社長が商品を説明すると、その女性が毎回身体をちょっとくねらせて甘えるような声で・・・
 
 
 
     ↓
 
 
 
「社長~💖お値段、もう少しお安くできません?」とか何とかいって、ちょっと場末のクラブのやり取りみたいな感じがシュールなんです(このCMのファンは結構多い!一度、ぜひ観て欲しい!(笑))
 
 
この甘えるような仕草をしている女性、実際はとってもさばさばしている方で、この様な演出は出来ない、、と最初女性は何度も断ったそうですが、社長がどうしてもやって欲しい、、とリクエストしてしょうがなく演技しているそうです(プロです!)
 


 
この夢グループ、実は手広く事業を行っているようで、以前、夢グループ主催のコンサートのチラシが新聞広告で入っていました。
 
 
 
要は、今少し人気が下がって厳しい演歌歌手の方などを集めて、夢グループがコンサートを開催しているらしく、そのチラシが入っていたのでした。
 
 
 
出演者を見ると、結構有名な人が一杯出演していて、NHK紅白に出た事があるような人が何人もいるのです。
 
 
 
しかも、値段が破格!流石、夢グループ!って感じのお安い値段で、S席が4000円もしなかったと思います。
 
 
 
その時は家の近くの市民会館で開催されるというので、丁度コロナの感染状況もいよいよ厳しくなりつつあった、外出がギリギリ許された頃に、思い切って行っちゃおうか?と家族全員でマスクと消毒液持参を片手に、そのコンサートを観に行く事にしたんです。
 
 
 
コンサートはものまね芸人さんでもなんでもなく、本当に”ホンモノ”の有名歌手の皆さんが出演され、それぞれ1,2曲往年のヒット曲を歌ってくれる形式でした。
 
 
 
ただ、コロナ感染が広がってきた最中だったこともあり、会場の入場者がとても少なくて、ほんとに”ガラガラ”・・な状態💦
 
 
 
最初緞帳が上がって、歌手の人達がステージに並んでこちらの観客席に向かってお辞儀をして始まったのですが、彼らが身体を起こした時に、観客の人数があまりに少ないので、一人の歌手の女性など、あからさまにびっくりして口をあんぐりと開けていました(笑)
 
 
 
・・で、話が逸れてしまいましたが💦
 
 
 
片田舎の会館で、紅白に何度も出場していたような歌手の人達が、少ない観客の前で歌う訳です。
 
 
 
 
観ているこちらも、段々切なくなってきました😭
 
 
 
昔、小中学生の頃TVでしょっちゅう見ていたような人達が、年を重ねて、その時流行っていた持ち歌を目の前で歌ってくれている。。
 
 
 
一般市民の私も、日々働くことがシンドイことって多々あるけれど、一度、いや二度以上ミリオンセラーを出して一世を風靡した芸能人の人が、この状況下で歌うっていうのは、プライドなど傷つきそうで、ツライだろうなぁ。。
 
 
 
そんな想いになってしまったのでした。
 
 
 
そして数人の芸能人の方々の、ちょっと悲し気な、自虐的な冗談などで観客を笑わせている姿なども時々見ると、もの悲しさがちらついて、どうしてよいかわからなくなったのを覚えています。。
 
 
 
たぶん、「過去の栄光にすがる、今は売れない芸能人(あくまで例です。ごめんなさい!!)」・・っていう周りからの冷たい視線を、ただでさえ情感豊かに歌い上げる繊細さを持つ歌手の方々は、日々感じているのではないか。。って感じました(余計なお世話です💦)
 
 
 
そういう視線や言動を日々浴びても、歌える事が喜びで、その歌で生活もしなければならない歌手の方々は、ご自分たちでも気づかない劣等感みたいなものを抱えているように見えて、それが切なかったんです。
 
 
 
 

1人だけ、輝く歌手がいた!

 
しかし、コンサートが進む中で、男性歌手のMさんだけ異彩を放っていたのです❗❗
 
 
 
Mさんも、紅白に何度も出ていた人ですが、今は恐らく俳優で時々時代劇などに出ていらっしゃるのでは?というだけで、あまり事前の知識はありませんでした。
 
 
 
でも、彼が舞台に出てきた瞬間、彼の体から放たれていたものに、もの悲しさや劣等感は微塵もなくて、とても堂々としていて、舞台で歌う事を心から楽しんでいるのが伝わってきました。
 
 
 
あれ?この人は何だか今までの歌手の人たちと全然違うな。。
 
 
 
雰囲気が「明るく」、そして「リラックス」していて、自分の出演時間を心から楽しんでいるのが伝わったんです✨✨✨
 
 
 
彼から静かな自信を感じました。
 
 
 
現実をあがいて、今の自分をどこか否定していたり、受け止められない歌手の人も多くて、彼らから「もがき」がビシバシ伝わってきてたんですが、それがMさんは全く無くて、今の自分を全て「受容している」というのが伝わってきたんです。
 
 
 
Mさんより更に毎年紅白に出場されている方なども数名いましたが、Mさん程輝いている人は他にいませんでした。
 
 
 

この「違い」は何なのか?

 
 
 
帰宅してからも、そのことが心に引っかかっていました。
 
 
 
何度も言いますが、Mさんは芯から堂々としていたのです。
 
 
 
そして「今」を心から楽しんでいました。
 
 
 
他の歌手の皆さんと同じで、Mさんだって劣等感を身に着けざるを得ない体験や環境は同じくありました。
 
 
 
いや、彼の人生を少しネットで調べたらとんでもなく波乱万丈な人生を送ってきた方だとわかったんです。
 
 
 
かえって他の歌手の方たちよりもずっと酷な、普通であれば耐えられない事の連続のような人生を送られている方でした💦
 
 
 
でも、彼はそれを完全に凌駕していたのです。
 
 
 
プロ意識が高かったこともあると思いますが、それだけではない、人間的な豊かさが彼にはあった☝️
 
 
 
結局は人間の内側から発せられる輝きとか自信というのは、「比較」では生まれないという事なのかもしれないな、、とふと気づきました。
 
 
 
だって、彼よりももっとスゴイヒットを飛ばしたビッグネームの歌手の人もいたし、現在も懐メロとしてTVに色々出ていた人もいました。
 
 
 
だけど、どの歌手の方も素晴らしい歌を聴かせてくれたものの、地方の、観客も激少ない会場で歌っている自分に劣等感を感じて居心地の悪そうな姿だったのです。。。
 
 
 
 
でも唯一、舞台の彼だけは自然体で、とても明るかった・・・❗
 
 
 
やはり、自分や自分の人生で起こったことの全てを「受容」されている方なのだと、個人的に感じました。
 
 
 
自分をまるごと受容している人が放つ自信は、例えば常に他人と比較して必死で頑張っている資産10億&ポルシェ乗り回している人の自信よりも強い・・(彼らも頑張っているし、悪いわけでも何でもないけれど)。
 
 
 
何の衒い(てらい)も無く、そのままの自分を肯定しているMさんから発せられる自信は、ホンモノでした。
 
 
 
批判ばかりするような人をも黙らせる、明るい毅然としたものがありました
 
 

 
 
小さな頃から培ってしまった、大きな劣等感。
 
 
 
他人との比較、競争を強いられてきた中で生まれた副産物かもしれません。
 
 
 
でも、もう自己批判とか比較で自分を奮い立たせるのは時代遅れかもな、、。
 
 
 
 
というか、そこからホンモノの自信、心から人生をエンジョイする喜びは生まれないな、、とMさんを見て気づかされたのです。
 
 
 
・・・とはいえ、この魔物(笑)は簡単には無くならない。
 
 
 
甘いものではないです。
 

 
 
何度も私たちが油断するとムクムクと出てきてしまうもの。
 
 
 
だけど、その度に自分を肯定して、だめだなぁと思う部分をも肯定していく作業を地道に続けていきませんか?
 
 
 
 
例えば、前述の例で自分はダメだ(もう年だ、才能が無い、暗い、この年で友達が出来ない)・・というコンプレックスを持っている場合。
 
 
 
もう年だ→ 年齢は毎年高くなっていくよね。だけど逆に、この年齢までよく頑張って生きてきたよ。この年齢でしか見られない景色がある。それを愛でてあげよう。そしてこの年齢でしか出来ない事を表現してみようよ。それを受け入れてくれる人・ことは必ずある!
 
 
 
才能がない→ すごい人と比較しちゃうと、そう思うよね。わかるよ。でも逆に、無意識にその人と比較しているってことは、自分にも力があると自分の内側がわかっているということ。だから比較する時間を使って、自分の好きな事、やってみたい事を一からとりかかってみようよ。その才能でまずは身近な人を喜ばせてみない??
 
 
 
暗い→他の人が明るく輝いてみえるんだよね。今までツライことや苦しい事ばかりで、明るい気持ちになれなかったかもしれない。でも逆にそういう経験をしてきたから、自分はとっても小さな事でも嬉しかったり幸せを感じられる事が出来るようになったし、人の優しさや機微を感じ取れるようになった。
 
その洞察力は、今までそういう経験をしてきたからこそ得られた宝物だよ。それを使って小さな幸せを探して、まずは自分の心に灯りを燈してあげようよ。それだけで、今は十分!
 
 
 
 
友達がいない(少ない)→ 友達少なくていいよ。あなたは、だからこそ自分の友達を大切にできるじゃない!大勢の人とパーティーを開いたり、人を招いて楽しむ人達がうらやましいときもあるよね。でも逆に、そういう人も意外と心の中は空しい場合もあるかもしれない。あなたは、あなたが一番心地よいと感じられる人数の友達と、あなたが一番幸せを感じられるような方法で繋がりを作っていけばいいんだよ!
 
 
 
「でも逆に」というフレーズで、リフレーミングしてみるって効果的なんです☆彡
 
 
 
 
その事で、玉ねぎの薄皮がはがれていくように徐々に自分の核が表に出て、それを受け入れることが易しくなります。
 
 
 
また、こんな意識も頭に入れておくといいです↓
 
 
 
 
自分の力で変えていくことが出来ない事は、初めから悩まない!悩む事を辞める!・・と決める。
 
 

 
当たり前といえば当たり前ですが、私たちって悩む事が趣味みたい担っている時があるんです。
 
 
 
だから、この意識をしっかり持っていると楽になります!
 
 
 
こんな事云われてもわかってるよー!こんな事でコンプレックスが無くなったら楽だけど、それが出来ないから苦しいんじゃん!
 
 
 
・・いえいえ。これらの意識を持ち続ける事で、確実に変わってきます。
 
 
 
よく言われている飛行機の操縦話もそうですが、この地点に行く・・という意識をしっかり入力していない飛行機は、行先を1度違えるだけで、とんでもなく違う場所に到着してしまいます。
 
 
 
それと同じです。
 
 
 
リフレーミングと余計な事は悩まないと自分に決める事をするのとしないのとでは、おそらく1か月経った時点で既に違いが出てくるはずです。
 
 
 
残念ながら、魔法はありません💦
 
 
 
でも自分次第で変わる事は、出来ます💛
 
 
 
どちらを選びますか?
 
 
・・という事です。
 
 
 
先日書いた過去記事((HSPあるある)自己嫌悪で一杯のとき、どうすれば自分を受け入れることが出来る?)で、自分を受け入れる方法を書きました。
 
 
 
劣等感や自己嫌悪の気持ちが出てきたら、それはもう手放す時ですよ、、!と心が教えてくれているのです。
 
 
 
もし上記のような感情で苦しんでいるのなら、「自分を受け入れていれる作業」をコツコツ行う価値はあると思います。
 
 
 
またまた長くなってしまいましたが・・・💦
 
 
 
すこしでも皆さんの役に立てれば嬉しいな💖
 
 
 
ぜひ一緒に手放していきましょう❗❗❗
 
 
 
今週もお疲れ様でした!明日は素敵な土曜日をお過ごしください~💛
 
 

 
 
グレースでした💖