HSPの私が感じた日々のつぶやき

HSPが非HSPの人と一緒に社会生活をしていくためには?

皆さん、こんばんは。
 
 
 
ここ最近は毎回同じことを言ってしまいますが、暑いですね💦
 
 
ここまで気温が高い日が続いたことは、今まで経験がありません!!
 
 
 
もはや、災害レベルの気がしていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 
 
 
 
とにかく少しでも涼しい場所に避難して、塩を一つまみ入れた水を出来るだけこまめに飲みましょうね!!
 
 
 

HSPが世の中で生きていくために意識すると良いこと

 
 
先日書いた記事(過去記事:HSPという言葉が被害者意識を増長させるのか )とは真逆なことを言うように聞こえるかもしれませんが、最近ふと感じたことを書いてみたいと思います。
 
 
 
自分はHSPだ・・とわかることで、自分の持って生まれた感性・感じ方を受け入れやすくなることは、過去記事で書きましたが、それについて補足があります✨✨✨
 
 
 
この間言ったことと矛盾して聞こえるかもしれませんが、自分がHSPである・・というのを、強く思い過ぎたり、そこに縛られるような意識は、あまり持たないほうがよいと、個人的に感じているんです。
 
 
 

意識することで、その事が拡大されるという現象

 
 
 
何でもそうだと思いますが、自分がこうなりたい!これが好き!または、これは苦手!大嫌い!と思っているものは、普段の生活の中でやたらに目に付くことってありませんか?
 
 
 
例えば、美味しいラーメンが食べたい!
 
札幌ラーメン/札幌3大グルメの魅力に迫る!  
・・と思っている時は、普段だったら気が付かないで通りすぎる場所のラーメン屋さんを見つけたり、スーパーを歩いていても、やたらにラーメン関係のものが目に飛び込んでくるような時があります。
 
 
 
人間ってその時強く思うものに自然と意識が向いて、そこに集中するようになることがありますよね。
 
 
 
今まで、HSPだと意識していない時には、なぜあんな事で傷ついてしまうんだろう、自分。。。
 
 
 
 
なんて、自分は変なんじゃないか?なんて思っていた事が、今は「あー、私はHSPだから敏感に反応するんだな。」・・と、自分を肯定的にまるっと受け止められるのは、まぎれもなく善い事!
 
 
でも、そこで成長が止まり、何でも「私はHSPだから、ちょっと弱いし、傷つきやすいところがあるんだよね。あー、鈍感な人が沢山いる中では生活が辛すぎるからどこか転職したい・・」
 
 
 
「◎×さんはHSPじゃないから、あんなデリカシーのない事を言う。合わないから避けよう」・・という感じに、全てをHSPかそうでないか、、というところで判別したり、HSPだけの感性の中にとどまっていると、社会生活の荒波をしっかり歩いていくことが出来なくなります。
 
 
 
勿論、避けてしかるべき人やシチュエーションはあるかもしれない。
 
 
 
そういう時に、わかっていて敢えてそこに飛び込み玉砕することはありません(笑)
 
 
 
それこそ、HSPの感性が自分の心や存在が脅かされると察知したら、素早く行動を起こした方が良いと警告しているならば、すぐに手立てを打って避ける方が良いし、それはHSPの長所でもあります。
 
 
 
でも、常に「私はHSPだから」・・と思うことは、時に敏感さや繊細さが増幅され過ぎて、誰もが持っている強い部分やたくましい部分、のびのびとしていた自分が弱まってしまう危険性があるかもしれない、、と感じたからです。
 
 
 
 
 

カウンセラーの先生に言われた一言

 
 
なぜこういう事を言うかというと、昔、ある人からふと言われた言葉を思い出したからなんですね。
 
 
 
わたしが20代初めの頃(昔過ぎて、まるで前世の記憶のようだ・・(笑))✨✨✨
 
 
 
自分のやりたいと思っていた業界に入ることができて、それなりにやりがいのある仕事にも携わり、一生懸命働いていた時期だったのですが、その企業は人間関係の面でとても苦労の多い場所でした。
 
 
 
今でいう「意識高い系」の人がほぼ見当たらない(笑)、といっては何ですが、誤解を恐れずに言えば、目指すべき先輩などがほぼ見当たらない、もっと言えば、その逆をいく人達が大勢いたような雰囲気の職場でした。
 
 
 
そのため、私が幾ら努力しても、何か改善しようとしても、全て悪く取られたあげくに、足を引っ張られるような事も沢山あって、次第に心も疲れて閉じ気味に。
 
 
 
その内、自ら段々とその集団から距離を置くようになってしまったのです。
 
 
 
当時はその職場にいることがとても苦しかったのですが、いよいよ体調にもそれが出てしまい、友人に勧められて、外部のカウンセリングを受けた事がありました。
 
 
 
基本、私が受けたカウンセリングでは、その時感じたこと、起こった事などを私が思いのままに話して、先生が聞き役となり受け止めてくれる・・というスタイルだったのですが、その時、先生にふとこうわれたのです。
 
 
 
火の粉が降ってきたときは、自分で火の粉を振り払って逃げないと、あなたがやけどしてしまうよ
 
 
(あ・・、この絵はちょっとコワイですが、あの時のカウンセラーの先生(男性)はとても穏やかに言ってくれました。念のため補足しておきます(笑))
 
 
 
 
私は当時、(会社の一部の人達ですが、二回りも年上のような人などから)私に対しても傷つけるような言葉を投げつけるような大人気ない態度を取られたことが続き、疲れてもいたし、そんな環境に正社員として耐えていなければならない自分にも腹を立てていました。
 
 
 
一言で言えば、自分の理解を超えていたその理不尽な状況に、ただ腹をたてることしかできず、とても悩んでいたのです。
 
 
 
学生時代からの友人達に相談しても、皆が全員「それはおかしい!絶対にグレースは悪くないよ」・・と一緒に憤慨してくれたような状況ではあったのです。
 
 
 
だから、そのカウンセリングを受けた時も「私がこれだけ努力しているのに、こんな態度を取られたんです!」
 
 
・・という想いをぶちまけていました(笑)😅😅
 
 
 
 
いつもは我慢して何とか乗り越えようとしていたのですが、守秘義務が守られている安全な場所ということもあり、止まらなくなってしまったんです💦
 
 
 
 
当然、私は先生から同情の言葉をかけてもらえると思っていました!
 
 
 
 
でも、その時に言われた一言が、さきほどのセリフだったのです。
 
 
 
 
一瞬、「え?なんか、先生冷たい・・(´;ω;`)ウゥゥ 」
 
 
 
・・・・・と思ってしまった私😭
 
 
 
全く悪くない私が、なんで自分が降らせたわけでもない火の粉を振り払わなくちゃいけないの?(相手が心を入れ替えて私に土下座するのが筋でしょ?!」・・って。
 
 
 
でも、数分考えて気づきました。
 
 
 
「あっ・・・そうか、こんな状況でも、これが今の私の現実なんだな。」
 
 
 
・・と頭を殴られる気がしたのです。
 
 
 
何も悪いことをしていない私は被害者なのだから、相手が性格を直さなきゃいけない。
 
 
 
私が一方的にこんなひどい目にあっていることがおかしいんだ!
 
 
 
・・と怒りを抱えて、心で相手の悪い所を責め続けてばかりいた私・・・😅😅
 
 
 
でも、先生は私にこう伝えたかったのだとわかったのです。
 
 
 
どんなに相手が悪かったり、実際にひきょうなマネをしようとも、あなたが(自分を助けるために)何も動かず、対策しなければ、あなたが火傷をしてしまうだけなんだよ。」
 
 
 
「現実の社会で生きていくためには、自分がいる状況をちゃんと把握して、自ら動いてその場を切り抜けていこうとしない限り、ドラマのように奇跡が起きて、あなたはいい子だから救ってあげよう・・なんて救ってくれる世界では無いんだよ。」
 
 
 
・・そう云われている気がしました。
 
 
 
それは、HSPという言葉が少しづつ広まって、そのこと事自体は本当に良い事なのだけど、HSPという言葉によりかかり過ぎてしまい、繊細さを理解しない人達を否定したり、多様性の荒波の中でやっていけなくなってしまっては元も子も無いな。。という想いも強くなってきたので、今日はそれを伝えたくて、記事を書きました。
 
 
 
人よりもちょっと感度が高い分、色々な出来事を深く受け止めやすい私達HSPですが、素晴らしい感性は大切に、でも、現実でしっかりと生きていくためには、意識を切り替えて強い気持ちも時に持ちながら、自分らしくこの社会を生きることも大切ですね💖
 
 
 
皆さんならできます!!
 
 
 
今週もお疲れ様でした。まだまだ暑い日は続きますが、身体に気を付けて良い土日をお過ごしくださいね!
 
 
 
 
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