皆さん、こんにちは。
いよいよ全国的に梅雨模様となってきました😅
湿気と暑さが苦手な私にとっては、いよいよ始まったか・・という身の引き締まる想いを感じ始める季節です(笑)
さて、今日はそんな蒸し暑い季節に感じやすい【イラつき】について書いてみようと思います。
HSPがイライラしてしまいがちな時
さて、御多分にもれず、私も結構なイラッチです(笑)
最近は以前よりもだいぶ心穏やかになりましたが、以前は暑いというだけですぐにイライラしてしまいました。
HSPは、非HSPよりも周りの環境に影響されやすいところがあります。
その一環として気候の変化も感じやすいです。
そのため、特に近年の環境破壊で夏の気温がかなり上昇してくると、HSPはより疲れやすくなったり、暑さで感情のコントロールが出来にくくなり、感情的になりやすくなる場合も。。。
また実際に、夏の気温が高い季節になると・・・
- 頭痛や吐き気
- 集中力の欠如
- 眠れなくなる
- 鬱っぽくなる
- 不安な気持ちが高まる
等の症状が増えると言われています。
「夏」というと、一見海水浴やバカンス・・といった楽しいイメージが湧く人も多いですが、日照時間が長くなると、睡眠と覚醒のサイクルが狂い、寝つきが悪くなったり、体調を整えるための十分な休息が出来づらくなります。
本来、人間はある程度涼しい環境で眠る事が理想的と言われています。
そのため、高温・・というだけで、実は睡眠しづらくなっているのです。
また生理的にも、暑すぎることで不安症状(心拍数の上昇、息切れ、大量の汗)と同じ様なことが身体に起きるため、不安になった時と同じような思考に陥る場合があるという事がわかってきました。
そのため、そのような不安な気持ちが起きた時には、
「ちょっとまった・・!!これは、暑いからこうなるだけで、私の今の生活には何も問題ないんだから、不安になる必要はないよ!」
・・と、自分に言い聞かせる事が大事だと、アメリカのある大学の専門家(行動科学)も注意を促しています。
また、暑さや湿度は不安を促すだけでなくパニック発作を増加させることもあることが、韓国の最近の研究でわかってきています。
短期間でも高い気温にさらされると、夏なら本来当たり前の心臓の鼓動が速くなったり、手のひらに汗をかいたりといった経験を、【不安】というフィルターを通して解釈するため、不安が増大して、パニック発作を引き起こす可能性があることが判明しています💦
でもね、人間も動物なわけで、こういう気候に反応するのはある意味で自然なことです。
そして、そういった事を上手に受け止めることで、乗り切りやすくしていきましょう!
次の項目では、暑さに対する乗り切り方の参考例をお伝えしていくので、もし良さそうだな~と心が感じるものがあれば、ぜひ試してみてください。
暑いときに、HSPのイライラ対策として効果的なことは?
実は、私も蒸し暑い夏に特に人混みがすごい苦手です💦
街を歩く時などは、ただでさえ暑さでイライラしているのに、呼吸することさえ苦しくなることがあります。
これはマズイ・・と近くの冷房の効いてるドラッグストアーやデパートなどに駆け込み、「生き返る~(天国💖)」とホッとした経験が何度もありました。
勿論、真夏はHSPでなくても誰でもこのような症状が起こり得ると思います。
ただ特に自分の体や心の変化に気づきやすいHSPは、更にそれを大きく受け止めて、早く対処をしなければ・・と不安や焦りを感じてしまう傾向があるのですね。
早めに対処することはとても良い事ですが、暑さで朦朧としていたり、コントロールできない気温にイライラしがちなHSPは、身体の不調な時に正確に判断が下せなくなってしまう事もある。
だから、事前の備えが大事になってきます❗
何故なら、気候を変えることは不可能だし、暑さを根性で【気にしない】ようにすることは、HSPにとっては結構難しいからです(笑)
当たり前のことのように聞こえますが、次のことを行うと、身体の不快感が減りそれだけで少し気持ちが楽になりますよ❗
- 朝、シャワーを浴びる(もし体調的に大丈夫なら、冷ための水シャワーも気持ち良いです)
- 首や手首などに、冷たい保冷剤や冷却タオルを巻く(通販や100均で色々売っています!)。
- もし部屋にいる時はクーラーもそうですが、扇風機やサーキュレーターなどで風を送ることで、息苦しさを軽減して、日中はもちろん睡眠中の環境も快適にする。(風量などは、自分の体が一番心地よいものに・・)
- 西日が強すぎる午後~夕方は、遮光カーテンなども効果的です。(部屋は暗くなる分、光が身体に当たるのを防ぎ、部屋の温度上昇も防げます)
- 寝る時は、綿または絹のパジャマを着て寝る。(絹は疲れを取ると言われています。また寝ている間の汗量は大変多いため、それを吸収してくれる綿のパジャマで、常に体温調節を心がけましょう)
- 暑い時ほど本当は冷たいものはあまり食べずに、温かいものを体に入れることが大事。だけど、そんな事は言ってらんない!という位暑くなるのが日本です。。😿 だから、糖分の無いお水やそば茶、麦茶などを作って、冷蔵庫で冷やして、そういったものを常に飲んで喉の渇きをシャットアウトしましょう!(緑茶も冷たいものも美味しいですよね。ただ、カフェインがあるため、夕方以降はなるべく控える方が良いかもしれませんよ!)また、アイスクリームやかき氷も食べたくなる季節ですが、時には冷やした果物などを食べて、ビタミンも補給しましょう!
- 冷却グッズや手持ち型の扇風機を外出時には携帯する。(特に人混みに入ってしまい、中々建物に入れない時などは、かなり助かります)
とにかく、セルフケアが大事
残念な事ですが、日本に住んでいる限り、梅雨の蒸し暑さに始まり灼熱地獄の夏は必ずやってきます💦
だから、それを拒否(否定)するのではなく、上手に受け入れていき、特にこの季節はセルフケアを重点的に行っていくことが大事です!
- 十分な睡眠をとる (エアコンやサーキュレーターなどを使ったり、冷えピタなどおでこに貼るのも良いです!)
サーキュレーターは、個人的に気になっていて、今年遂に全般的に評価の高いアイリスアオヤマのものを買ってみました! 風が扇風機よりも優しくて、方向も上下左右に360度動くため、思っていた以上に快適です。
今の季節などは、まだ猛暑にはなっていないためサーキュレーターだけでもかなり快適になりました。(ご参考までに貼っておきます!色々なタイプがあるので、お値段や機能を見比べて、一番納得できるものを購入しましょう👍)
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- マインドフルネス瞑想で、心身をリラックスさせる (過去記事:世界でブームの「マインドフルネス」とは?)
- 休憩時間を確保する。
夏は雰囲気的に「旅行にいかなきゃ!」「海に行きたい!」・・・など、イメージ的にも何かしなければ!という気持ちになりやすい季節です。でも、当然夏が苦手な人だっているし、本当は体は嫌がっているのに、周りがそうだから自分も・・と無理をしてイベントに参加したり、好きでもないアーティストのフェスに行くなど、心身を疲弊させてしまったら、元も子もありません。
こういう時こそ「人は人」
・・と、念仏のように唱えて(笑)乗り切りましょう!
まずは、自分が快適にこの季節を乗り切ることを第一の優先事項にして、しっかりと自分ファーストで計画を立てていきましょう!
例:ツライなと思ったら(別の機会にリスケするなどして)きちんと理由を説明して、誠実にお誘いを断ることも時には必要かもしれません。
- 誰にも気を遣わずに、涼しい場所で静かに一人で過ごす時間をつくる。
- どの様な形でも良いので、HSP同士でコミュニケーションを取り、共感できる仲間と過ごす。
例えば、人との約束を泣く泣く断ってしまうと、自己嫌悪や不安に襲われることがある
かもしれません。そういう時でも、自分の心境を理解してくれる仲間や家族、そして
HSPの人達とちょっとでも正直に自分の感情を伝えて、共感してもらえると、心がとても安心します。
まとめ
いかがでしたか?
自分で進んで対策を取っていくという気持ちになることで、前向きな心構えになり、それだけで暑さに対する受け止め方が変わってきた・・と感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか!
攻撃は最大の防御なり(使い方が合っているか微妙だけど。笑)です!
全てのことには一長一短があるわけで。。。✨✨
ひまわりや夏の植物の美しさに感動したり、年々新しくなる暑さ対策グッズを発見して楽しんだりしながら、せっかくならば、夏の良い部分も楽しみたいですよね💖
暑さに弱いのは、心が弱いからではありません😊
もちろん、繊細すぎるあなたが悪いわけでもありません😊
気候に身心が影響されるのは、あなたが人間だから(いってみれば当たり前)。
だから、お互いに自分に合った対策や準備をして、シンプルに上手に乗り切っていきましょう❗❗
すこしでも何かの参考になれば、嬉しいです!
今週も皆さんにとって良い1週間となりますように・・🥰