HSPの私が気づいたこと

世の中に溢れる香水や香料が体にもたらす影響について

こんばんは!
 
 
 
あっという間にGWが終わりましたね😿
 
 

 
 
今日は少し涼しかったものの、これからはあの蒸し暑~い梅雨→夏が始まろうとしています💦
 
 
 
それに伴い、デオドラント製品やコロンなどのCMも増えていきそうな季節🧜‍♀️
 
 
 
 
・・ということで、今日は私達の身の回りにある香水やアロマ製品、また柔軟剤関連など、香り全般についての個人的な体験談や考えなどをシェアしたいと思います。
 
 
 

精油の取り扱いに注意しよう

 
皆さんは、アロマセラピーという言葉を聞いたことがありますか?
 
 
 
アロマセラピーとは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルなどを緩和させる芳香療法・自然療法です。
 
 
 
プロフィールに書いてある通り、私は、昔アロマセラピーの世界にハマり、長いことアロマセラピーの学校に通っていた時期がありました。
 
 
 
イギリスの流れを汲んだ、割と正統派なアロマセラピーの学校で、講師の皆さんもきちんと楽しくアロマセラピーを基礎から教えてくれました。
 
 
 
そして、最後にその日勉強した精油にちなんだ手作りのお菓子が出てきて、みんなでそのお菓子とお茶を戴きながら雑談する・・というスタイルもかなり気に入り(笑)、その学校の一番上のクラスまでせっせと通いつめ、卒業証書を戴いた時は、なんだか達成感を感じたものです(笑)。
 

 
ついでにイギリスに渡航した際には現地の有名なアロマセラピーの学校のコースにもほんの少し通い、更に香りの奥深さや天然の植物の力を学ばせてもらい、またその時まだ日本ではあまり手に入りづらかったイギリスのアロマ関連のグッズなどを、感激しながら貯金を切り崩して買いまくりました😅
 
 
 
基本的に、これらの体験は私にとって大変良い学びになり、本当に楽しかったのですが、勉強と共に増えていったのが精油の小瓶たち。
 
 
 
私も大雑把なもので、特に区分けもせずに4,50本の瓶をただ箱に入れて保管していたのですが、ちょっとアロマの香りが欲しいなぁ、、といってその箱を開いた瞬間、いつの頃からか・・
 
 
 
『うっ💦』
 
 
・・という気持ち悪さを感じるようになってしまったのです。
 
 
 
 
それはそうですよね。
 
 
 
各精油は1つ1つには良い効果もあるのですが、どの精油も異なる成分で構成されているし、強い作用があります。
 
 
 
また人によって必要な香り、受け付けない香りなどもあるのに、それらがごっちゃになった瓶が詰まった箱を開ければ、その匂いは強烈です。
 
 
 
それらがあまりに不快になるほど強烈なものになってきたので、その箱を見るだけでドン引きするようになってしまい、遂には押し入れの奥に鎮座させることに。
 
 
 
そのため、ここ10年くらいは本当に気に入った香りの精油だけを、数本だけそばに置いておき、リラックスしたい時にほんの少したらして使うようになりました。
 
 
 
精油は100%のものであれ(いや、100%のものだからこそ)、それぞれの香りが混ざれば、人間に害を与えかねない強烈なものを発すると、改めて実感しました。
 
 
 
プロのアロマセラピストになるならば別ですが、趣味で楽しみたい場合には、自分のスキな香りだけを買い足す・・なり、取り扱いにはかなり気を付けないと、かえって健康を害すもになってしまうのですね。
 

 

鼻は知っている

 
 
そんな私が通っていたアロマセラピーの学校で最初の頃に教わったのが、『鼻は全てを知っている』という言葉でした。
 
 
 
以前どこかで書いたと思いますが、人間の鼻(嗅覚)は脳にダイレクトにつながる唯一の器官。
 
 
 
『匂い』は、脳辺縁系という脳の部位へ直接信号を送り、そこにある海馬や扁桃核(逃げるか闘うか・・を判断する脳の器官)が瞬時に反応を起こします。
 
 
 
太古の昔から、人間は鼻に入ってくる匂いで、命の危険や安全を脳が判断するのですね。
 
 
 
『あ、この肉は腐っている。食べるとまずいぞ』とか、
 
 
 
『この匂いは、近くにライオンがいるに違いない!逃げろ!』
 

 
・・・など、『鼻(嗅覚)』は、自分たちが安全な状況にいるのか、また、今手にしているものを口に入れても大丈夫なのか?、、などを判断する際の、最後の砦だったのかもしれません。
 
 
 
それと共に、アロマの世界では、自分が嗅いだ香りに対して・・・
 
 
 
あー良い香り!
 
 
 
・・・・と感じたものは、基本的にその人に合った香りと言われています。
 
 
 
もっと言ってしまえば、その時の本人が必要としている香り、と言われています。
 
 
 
人間は顕在意識ではわからなくても、体が(鼻が)必要なものをちゃんと教えてくれるんですね!
 
 
 

香りに対する感度

 
 
そんなこんなで、溜まった精油を放置していたことも影響して💦強烈なにおいに耐えられなくなった私は、そのころから少しアロマセラピーの世界からは距離を置きつつ、細く長く・・というスタイルで時々楽しんでいました。
 
 
 
・・・が、アロマの世界から離れていた私なのに、最近は何故か更に敏感に鼻が反応してしまい、10Mくらい先を歩いている人の洋服から漏れ出す洗濯洗剤、柔軟剤の匂いなどを察知して、本当に気持ち悪くていてもたってもいられなくなってしまうようになりました(涙)。
 

 
 
だから、バスや電車に乗った時に横に座った人や前に立った女性の香水がきつすぎると、本当に泣きたくなるほど辛くなります。
 
 
 
 
以前は自分も香水などは好きで何本も買っていたので、香水が好きな人の気持ちは十分わかっているつもりですが、香水の強い香りって、こんなに人を不快にさせてしまうものだったんだなぁ、、と、昔を振り返り反省しきり。
 
 
 
何故こんなに鼻が敏感に利くようになってしまったのだろう。。と考えたのですが、ここ長いこと人工的な香りの物(香水を含めて)を控えるようになったためか、人工的な香りに逆に敏感に気づくようになってしまったようなのです💦
 
 
 

多くの人が利用している柔軟剤の香りについて

 
 
 
世間的にどんなに良いと思われている香りも、『鼻は知っている』という基本を踏まえて考えると、
 
 
 
私の鼻が拒否している=(イコール)、私の身心にとっては良く無い匂いだな。。と言えます。
 
 
 
それは、リラックス効果抜群・・と言われている、有名な100%の精油であっても同じです。
 
 
 
そして勿論、化学物質テンコ盛りの柔軟剤や芳香剤の香りもそうですね。
 
 
 
ここ暫く、柔軟剤の香りがきつすぎて、周りの人が体調を崩すことなどが問題にもなっている『香害』。
 
 
 
これも、CMなどでは著名な美人さん(女優&タレント)がキラキラしながら
 
 
 
『いい香り~✨✨✨』
 
 
 
と言って、お花が舞う中をふわふわ歩きながら(笑)柔軟剤や消臭剤スプレーを宣伝している光景は、今も続いています(笑)
 
 
 
まるで柔軟剤の花の良い香りを身にまとっている=美しい人・・という公式が成立するかのような宣伝なので、それを観て、思わず『私も欲しい・・!(あの人と同じようにキラキラいい香りを振りまく人になりたい💖)』という女子が出てきても不思議ではありませんよね。
 
 
 
でも夢をぶち壊すようで申し訳ないのですが、それでも何度も言ってしまうと・・・💦 
 
 
 
鼻は自分にとって安全で良いもの、そして、避けなければいけないものをかぎ分けて、脳に信号を送ってくれています。
 
 
 
だから、いくらキラキラCMで宣伝していたとしても、はたまた憧れのモデルが愛用しているという高級ブランドの香水が良さそうでも、それを自分の体が受け付けなかったり、他の人が顔をしかめていたりするということは、その香りが少なくとも自分や一部の人の身心には良い影響を及ぼさないもの=害になってしまう可能性がある、、ということ。
 
 
 
そして、次の記事でも書くと思いますが、この「香り産業」は今や世界的に巨大なビジネスになっているのですが、その詳細な成分(化学物質)は企業秘密という名の元に全てを公表することは義務付けられていないのです。
 
 
 
これは、知っておいた方がよいと思います。
 
 
 
また自分にとっては良い香りと思っても、周りの人にとって、とても不快で耐えられないものになりえる・・ということも認識しておく思いやりも大切です👍
 
 
 
次回は、何度か記事でも書かせてもらったKaren Kingstonさん(過去記事:過去を片付けてフレッシュで新しい来を掴む!)の中で、香りに関する更に踏み込んだ❗記事を見つけたので、それをシェアしたいと思います!
 
 
 
明日からGW明けとなりますが、心と頭を切り替えて、元気で良い一週間にしていきましょう~!