繊細さん(HSP)あるある

HSPの研究結果について、Elaine博士はどう思っているのか?

今晩は!
 
 
侍Japan(WBC)も帰国して、それぞれが所属するチームに合流していますね🛬
 
 
 
栗山監督の選手を信じる心、大谷選手&ダルビッシュ選手の人としての在り方、そして全選手の皆さんの素直な心が混ざり合い、相乗効果が生まれて、全てが良い方向へと流れたんだろうなぁ(嬉👍)
 
 
 
・・・と、先週は高揚した雰囲気の中で行われた選手団会見を観ながら思っていました!
 
(毎日新聞よりお借りしました)
WBCから凱旋帰国 侍ジャパンが記者会見 [写真特集1/13] | 毎日新聞
 
 
最近の日本は良いニュースがあまり無かったので、侍Japanが、毎試合最後まであきらめずにゲームに臨む姿、そしてそれが報われて遂に優勝!・・という今回の快挙に、こちらまで幸せになってしまいました💖
 

 

HSPの研究が進んでいる

 
HSPという言葉を世に広めたElaine Aron博士は、HSPかどうかを判定するためのテストを1990年代に作成しました。
 
 
 
でも、Elaineさんはそのテスト(HSP Scale)について、最近ご自身のブログの中でこのように書いていました。
 
 
 
「HSPスケール(測定)の原型は、1990年代初頭、研究のごく初期に作られたものです。
 
 
このテスト項目(表現方法)の殆どが、当時否定的な内容な事だったことであると、改めて気づいてきました。
 
 
例えば、「私は物事に圧倒されやすい」とか、「私は●×でイライラしてしまう」
 
 
・・等々、ネガティブな表現ばかりを用いて測定していたのです。
 
 
また測定内容は、HSPの全ての特性に対して行われず、一部の「刺激を過剰に受けやすい」と言う点にフォーカスして行われていました。
 
 
 
つまり、HSPの持つ優れた点「物事を深く理解し、処理する」「共感性の高さ、感情反応性」などには殆ど触れていないのです。
 
 
結果、HSP=ネガティブな性質を持つ人・・というイメージがついてしまい、HSPが注目されて研究はかなり増えてきたものの、逆に「偏見のバイアス」がかかってしまい、研究もその性質(繊細すぎて、物事に過剰に反応しやすい、、という性質)ばかりを助長するものが増えているのです。
 
 
 
HSPと言っても、子供時代に幸せな家庭環境で育った子供(HSP)と、親の愛情などに恵まれずに育った傾向を持つ子供(HSP)では、同じHSPでも全く違う性質が開花する事実は全く考慮されていません。
 
 
 
人と関係を結ぶのが難しかったり、手を焼く子供は、主に親の愛に恵まれなかったり、大変苦労した家庭環境に育ったHSPの子供だけです。
 
 
 
それなのに、研究では「HSPは不安や抑うつ、燃え尽き症候群など、ネガティブな要素が多い」という研究結果が次々と発表されています。とても残念です。
 
 
 
そのため、私は新たな測定テストを現在作成中です(所々省略)」
 
 
 
HSPの生みの親でもあるElaine博士が、ご自身が作ったHSPテストがもとに、HSPをネガティブなもの・・という視点で多くの研究がおこなわれていることに、心を痛めているようですね。
 
 
 
でも、テストを今後最新のものに作り替えていく・・というのは、楽しみでしかありません!
 
 
 
このテストが発表されれば、またどんどんHSPのpositiveな面について、世の中が注目していくだろうし、HSPの私としては嬉しいです!
 
 
 

「HSP(繊細さん)」の本当の姿

 
 
以前何度か書いてきましたが、HSPにも幾つかタイプがあります。
 
 
 
でも大体において、日本でもHSP(繊細さん)は社会に上手く溶け込めない、内気で繊細な感性を持っている人・・・というイメージがついているのではないでしょうか?
 
 
 
でも、Elaineさんもおっしゃっている通り、今までの研究やその結果だけでは、正確なHSP像を描いていないという事で、少しづつですが、より正確な研究もおこなわれるようになってきたそうです!👍👍👍
 
 
 
そして次のような点も色々とわかってきています!
 
 
 
SPSを持つ人の脳は、(SPSを)持たない人の脳とは見た目も性能も異なるという点で、SPSが本物の特性であることが改めて示されたこと。
 
 
 
つまり、感受性の強い人って、(たまたまちょっと繊細に感じているだけ)、とか、(過敏に反応=心が弱いだけ)、、と思われがちですが、実際にSPSが低い人とは、脳レベルで異なっているのだということ。
 
SPSとは?:感覚処理感受性Sensory Processing Sensitivity;以下,SPS)のこと。種々の環境刺激に対する敏感さを表す生得的な特性をさします。HSPはこの感受性が一般的に高いです。
 
 
 
②今までは、自己申告で書き込む方式で測定されていたHSPの特性ですが、実際に脳波を測ってみても、HSPはより他の人に共感することが出来て、他者のポジティブな感情に対してよりポジティブに反応することができることが判明しました。
 
 
 
つまり、HSP=過剰に反応して生きづらい傾向、、というだけが特性ではなく、「人の喜ぶ姿を見て自分も喜べる」という素晴らしい特性をもっています
 
 
 
③10代のHSの若者は、コロナ渦での影響力を若干強く受けましたが、適切な回復力(レジリエンス)を備えている若者は、そういうネガティブな影響は殆ど受けていない事がわかりました。感受性が敏感な若者でも、ポジティブな親の元で過ごした人達は、逆に他の非HSよりも、大きな回復力を発揮していることがわかったとのこと。
 
 
 
悪い状況の時は、非HSよりも少し落ち込んだり影響を受けるかもしれませんが、逆もありで、例えば家庭の中でpositiveな家族に囲まれ温かい会話をしたり、何か良い事や何か楽しい事があれば、回復力は非HSの人よりも、ぐんと高められるのがHSの特徴として言える可能性が高いんだそうです。
 
 
 
上記以外にも、HSPに関する新しい研究結果が次々と発表されているようです🌸
 
 
 
日本の研究者も、独自の研究を多数始めているようだし、結果が今から待ち遠しい!
 
 
 
HSPは感受性の鋭敏さを理由に、社会に適応しづらい部分だけが注目されていますが、そうではなく。
 
 
 
1つの出来事からより多くの深い洞察や知見を得ることが出来るのもHSP。
 
 
 
そして、人の喜びを自分の喜びのように感じられる、素敵な感受性も持っています💖
 
 
 
だから、もっと健康になり、良い人生を作るために、みんなでHSPの良い部分をどんどん使っていきましょう!
 
 
 
人の喜びや成功を一緒に喜んで
 
 
 
 
ちょっとした喜びや幸せを発見したら、それをめいっぱい感じてハッピーに💖
 
 
 
 
そして高い回復力を発揮しながら、日々元気を取り戻して今の混乱した時期を乗り切っていくのだ~👍
 
 
 
 
今週も良い1週間となりますように!