*あなたは繊細さん(HSP)?それとも非繊細さん?*

信頼関係を保つには?(HSPは人間関係を切りやすい?)

皆さん,こんにちは。
 
 
この間、人との「信頼関係」の脆さや「コミュニケーション」の難しさについて考えさせられることがあったので、その事について書いてみます
 
(とても小さな出来事だったのですが、妙に胸にひっかかっているため書きます!(先に謝っておきます(笑))💦)
 
 
 
信頼とは行為であり状態でもある。 それは、信頼が人々の間で共有され、返したり返されたりするものであることを意味する。
「第8の習慣」より – スティーブン・R・コヴィー
 
 
 

あるパン屋さんでの出来事

 
自宅から少し離れ場場所に、お気に入りのパン屋さんがオープンしました。
 
 
(写真はイメージ)

 
 
パン職人でもあるオーナー夫婦が経営していて、原材料にとてもこだわりのある美味しい焼きたてのパンが、毎朝ウィンドウに並べられています。
 
 
 
以前の記事にも少し書きましたが(過去記事「口コミ評価と自分の評価(どちらを信じる?)」)、私は食べる事が好きです。
 
 
 
パンも大好き。美味しいと聞けば、直接足を運んで実際に食べないと気がすまない、かなりの食いしん坊です(笑)
 
 
 
コロナで都内まで中々足が運べない時、
 
 
 
あー、あそこのクロワッサンが食べたい・・・。
 
 
とか、
 
 
あのフランスパン生地のサンドイッチ、絶品だった・・😊
 
 
など、遠い目をして思い返しては、コロナで外出を控える日々を恨めしく思っていたものです。
 
 

 
でもそんな最中に、自宅からナント車で10分くらいのところに私好みのパン屋が!
 
 
 
 
ひゃっほー!と小躍りして早速買いにいきました。
 
 
 
フランスで何年も修行したというオーナーが作るパンは、本当に美味しい!
 
 
 
しかもお値段が都心に比べて安いので、良かった~(嬉)!と、喜んでいました。
 
 
 
そこのショップはとても小さいため、従業員も少ないです。
 
 
 
そのため、最初一人の若者が、いつもレジを担当していました。
 
 
 
でも、その子が厨房のパン作りを手伝いようになり、彼の代わりに30代後半から40代くらいの、パートの女性が入ってきました。
 
 
 
その人もパン作りをしているっぽい外見でしたが、主にレジ打ちをされていました。
 
 
 
最初に見た時、
 
 
 
「何か、愛想があまり無いというか、ちょっとクセのある感じの人だな・・」
 

 
と直感的に思いました。
 
 
 
外見が変わっている・・という訳ではありません。
 
 
 
ちょっとした会話のやり取りや目の表情で、自然(素直)でない「何か」を感じたというか。。💦
 
 
でも、私はHSP。感じなくて良いことまで、過剰にキャッチしてしまう所があるため、
(偏見はいけない。。もう少し様子をみよう)と気を取り直すことに。。。!
 
 
 
でも、やはりというべきか、何度か買いに行くものの、オーナー夫婦と違い、あまり融通を効かせてくれない店員さんとなのがわかってきました。
 
 
 
例えば、、、
 
 
 
欲しかった食パンが売り切れて、追加で焼き始めた食パンはあと1時間くらいで焼きあがる・・という状況の時。
 
 
 
 
気の利く店員さんだと、
 
 
 
「●●時には焼きあがりますが、どうされますか?と、取り置きしましょうか?」
 
 
・・など聞いてくれる、または、何かしらの対応をしてくれるのですが、その人はそういう対応は一切しません。そして、、、
 
 
 
 
「今、売り切れています。。」
 
 
 
 
という一言(以上。)・・という感じです(笑)。
 
 
 
 
決して悪い人ではないのですが、接客の印象は「普通」。
 
 
 
 
別に超ぶっきらぼうという訳でもなく、たまに笑顔も見せるけど、ただ仕事をしているだけ。そこに何かプラスの配慮があるタイプの接客はしない人でした。
 
 
 
 
でも、何度か通って、私が話しかけたりする内に、その人には高校生に通うお嬢さんがいること、また、パンがとても好きな人(当たり前か・・!)、だという事がわかってきました。
 
 
で、パン好きなら、、と、焼きたてのパンがうまく切れずに困っていたので、
 
 
 
 
「焼きてのパンが上手く切れないのだけど、どうやって切ったら綺麗に切れますか?」と、質問したのです。
 
 
 
そうしたら、暫く考えて。。
 
 
「うーん、そうですね。一つの方法としては、パン屋さんにお願いして切ってもらえばいいいと思います」
 
 
 
って言ったんですね。
 
 
 
だから、
 
 
「え・・。じゃぁ、お願いすればこちらのパン屋さんでも、切ってくれますか?」
 
 
と恐る恐る聞いたところ、
 
 
「もちろんです!」と即答してくれました。
 
 
 
・・で、それからは1,2週間に1度そのパン屋さんに行く度に、焼きたてフランスパンと食パンを切ってもらっていたのです。
 
 
 
お客さんが込み合っている時などは、切ってもらうことに気が引けてしまい、なんだか悪いな・・・、と思いつつ。
 
 
 
「急がないから、後でまた取りにきますね!」と言って、買い物に出かけて帰りがけにピックアップしに行ったり。
 
 
 
 
そんな事が2,3回続きました。
 
 
 
 
そして、次の時に行ったら、お客さんもいなかったので、例のごとく、フランスパンだけ2本、切ってもらうようお願いしたのです。
 
 
 
 
いつも、何センチにしますか?と聞かれるため、好みの厚さを伝えるのですが、そのころになると、段々・・・
 
 
 
(この人に毎回お願いするのは悪いなぁ)
 
 
 
 
・・・と思うようになっていました。
 
 
 
 
相手も、迷惑がってるんじゃないか?と何故かその頃、感じ始めていたのです。
 
 
 
 
でも、例のごとく「何センチの厚さで切りますか?前回の厚さだと少し厚すぎませんか?」などと聞いてくれたので、「じゃぁ、少し厚めだけど3センチの厚さでお願いします!」と伝えました。
 
 
 
 
暫くレジの脇で待っていたら、、、私の目の前に差し出されたパン(その時はフランスパン以外にも、他のパンも切ってもらっていました)が・・・。
 
 
 
 
全て厚さ1センチも無い、極細の厚さに切られているではないですか~😭😭😭
 
 
 
 
内心(え??)っと思いました。
 
 

 
私、声が小さいほうでは無いし、パンの厚さはちゃんと伝えたつもり。
 
 
 
 
しかも、いつも厚めに切ってもらっています。
 
 
 
向こうも「はい」って返事したし。
 
 
 
上手く伝わらなかったのか? 
 
 
 
一瞬、なんでこんなに薄いんですか?3センチってお願いしたハズですけど・・と言おうとしたんです。
 
 
 
でも、いつもは問題なく切ってもらっていたし・・・。
 
 
彼女の聞き間違いかな?
 
 
 
 
いや、どう考えても、3センチを1センチ(8ミリ?)に聞き間違うことは無いハズ・・💦
 
 
 
それとも、薄い厚さのパンを私に試して欲しかったのだろうか・・?
 
 
 
など、あまりにいつもと違う、その薄いパンをどっさり抱えつつ、しばらく言葉が出てきませんでした。
 
 
 
頭の中を色んな想いがグルグル回ったまま帰宅したのです。
 
 

彼女の意図は何だったのか?

 
何かあった時、時間が経過していく中で、なんとなく、、
 
 
『あの時は結局こういうことだったんだな・・』
 
 
・・と頭の中で、色んな情報が醸造されて、パズルが完成するように全体像が見えてくることが、たまにあります。
 
 
 
なんというか、真実みたいなものが心にはっきりとあぶり出されてくる瞬間・・というか。
 
 
 
私も最初は、今回のことを暫く考えないよう、意識から外していました。
 
 
 
でも、やっぱり心の内側から湧き上がってくるのは、
 
 
 
 
彼女が意図的に「これ以上パンを切ることを頼まないように」と、私に仕向けるための行為だった、、
 
 
 
という確信が芽生えてきたのです。
 
 
 
そこで、疑問が湧き上がりました。
 
 
 
「どうして、もっと正直に私に、そのことを伝えてくれなかったのか?」
 
 
 
「そもそも、今回も彼女の方から何センチにしますか?と聞いてきた。だから、いつもと同じ厚さに頼んだのに・・」
 
 
 
「しかも、客である私のパンの大部分を、全部あんなに薄く切って渡してくるって、、、。 パンを販売する店員として、プロ意識は無いのだろうか?」
 
 
 
とか、色々と考えてしまったのです😓
 
 
 
その事から日が経ち、またパンが無くなってしまいました。
 
 
 
 
なのでやむを得ずまたそのパン屋に行くと、やはりその時も彼女がお店に😓😓😓
 
 
 
今度もいつものパンを買いましたが、彼女からの「切りましょうか?」という一言は、ありませんでした。
 
 
 
その時、
 
 
(あー、やっぱり!私がこれ以上切って欲しいと頼んでこないように、この間はちょっとした嫌がらせをしたのだな。)
 
 
・・・と感じたのです。
 
 

何かあった際の対処の仕方

 
 
 
彼女は、自分から言い出した手前、途中から、焼きたてのパンを切るサービスはできません。。とは言いだしづらかったのでしょう。
 
 
 
薄切りに全てのパンを切って私に渡す、、という行為を、彼女が考えたのか、それとも誰かの入れ知恵だったかはわかりません。
 
 
 
でも、お客さんのパンをペラペラに薄く切ってしまうという行為に、ちょっとした「歪んだコワさ」を感じてしまいました。
 
 
 
そして、出来ればもうあの店のパンは買いたくないな(彼女がいる限り)、、とまで思うように。
 
 
 
少しづつ会話&交流をしていたのに、紡ぎ始めていた「信頼の糸」は、彼女の行為で簡単いプチっと切れてしまいました。
 
 
 
頑なな感じの彼女と会話が出来はじめていたことに、嬉しさを感じていた矢先だったので、私も、そういう事を突然されて、勝手に少し傷ついてしまったりして。。。
 
 
 
それからは、パン屋に買いにいき、彼女が「すみません、●×は今日は売り切れてしまったんです」と答えると、
 
 
 
以前なら「あ、そうなんだ」で済んだことが、
 
 
 
今は「本当かな?もしかして、私に対して嘘をついているのでは?」と、ついつい疑っている自分がいます。
 

 
 
人間、許すことが大事。
 
 
 
 
 
だけど、1度切れてしまった信用の糸(ちょっとした事がきっかけで)って、本当に結び直すのは難しい。
 
 
 
そこは小さなショップで店員さんはその女性だけ。だから、毎回そういうことがあっても、そこのパンを買いたいときはその女性に頼むしかない。。
 
 
 
うーむ。。
 
 
 
特にHSPはとても用心深いので、一度「この人、なんだか、、おかしい!」
 
 
とか、「こいつから、すごく嫌なことを言われた」
 
 
 
または「実はすごくコワイ人かもしれない」
 
 
 
 
・・・など、感覚的な違和感を相手から察知したら、パッと離れて、関係を切ってしまいがちに。
 
 
 
折角素敵なパン屋さんが出来たというのに、そんな事があったせいで、なんだか憂鬱な気持ちを抱えながら行くようになりました。。
 
 

自分の中で、こだわりの気持ちをずっと掴んでいませんか?

 
人との信頼の糸というのは、今回のように、ちょっとした事がきっかけで簡単に切れてしまうことがあります。
 
 
今回の女性は、もしかしたら、(良い方に考えるならば・・)忙しくてパンを毎回切ることは手間がかかるし避けたい、、という気持ちを上手く言い出せなくて、彼女なりにどうにか伝える手段として、私の買ったパンを極細の厚さに切ってみた・・のかもしれません。
 
 
「切ってあげたいのだけど、中の工房も手伝わなくちゃいけなくてバタバタしているので、忙しい時は切ってあげられないかもしれないです。ごめんなさいね。」
 
 
・・とでも言ってくれれば。。。
 
 
 
 
または、正直に「自分から言っておいて申し訳ないけど、毎回は切れない、ごめんなさい!」
 
 
 
 
・・・と伝えてくれたら、私も(あーそうか!じゃぁ、どうしても切って欲しい時だけ頼んで、普段は自分で切ろう。彼女に負担をかけていたのかー、悪いことをしてしまった。。)と思うはずなのです。
 
 
 
彼女は、不器用だった=伝え方がちょっと下手・・だったのかもしれません。
 
 
 
もっと恐れずに正直に気持ちを伝えてくれれば、何事もなく普通に済んだことが、なんだか、かえって変な形になって、私に伝わってしまったわけです。。
 
 

 
お客様だから、無碍にパンを切ることは断れない、、、でも、断りたい、、、と、フルに考えて、その結果、パンを薄切りにして逆に客にドン引きされてしまい、信頼関係まで切れそうになった今回の一件。
 
 
 
一連の行為で、私は彼女に対する見方が変わってしまい、用心するようになりました。
 
 
 
 
だから、改めて思うのです。
 
 
 
人との信頼関係を築くときには、一言や一つの動作も大事に気を付けて、伝える時には変な小細工はせずに自然に誠意をもって伝えることに勝るものはない!です。
 
 

 
 
また、信頼関係というのは、ごまかしや何気ない一言で、すぐに壊れてしまいがちなものだということ。だから、意識して育てていかなくてはいかないな、、と。
 
 
 
普段、良い事をしていても、たった1言、たった1つの行動で人からの信用や信頼を失う事があるかもしれないです。
 
 
 
人間だから、どうしても間違ってしまうことはある。
 
 
 
 
でも、それが小賢しさではなくて、相手のことを思って行った失敗であれば、相手には必ず(時間はかかったとしても)通じます。
 
 
 
でも、小賢しさやごまかし、テクニックからきたものは、(特にHSPに対しては)通用しない。というか、あれ?という違和感を感じさせます。
 
 
 
 
だから、言葉や行動は1つ1つを大事に、誠実に行っていくこと。そして、それが考えなくても身につくように、つまり、装うのではなく、結局は、そういう善い人間に自分自身がなること
 
 
 
究極的にはそれしかないのです。
 
 
 
とはいえ、すぐに100%善い自分になれるかというと、たっぷり時間が必要だし(笑)、すぐにまたパンは無くなってしまうから、買わなければいけない(笑)。
 
 
 
気持ち良く美味しいパンを買うために、今度は私自身の意識を変える必要がありました。
 
 
 
私は、今回の事で彼女に対して、とても嫌な印象をもってしまい、怖さを感じていたので、ちょっとした拒否反応を起こしていました。
 
 
 
でも、同時に、彼女の言動にこだわり、いつまでも心で掴んで手放そうとしない自分がいることにも気づいたのです。
 
 
 
HSPの人の中には、そうやって私のように、自分がこれ以上傷つかないよう、自分に危害(精神的な害を含めて)を加えてくる人達とは徹底的に距離を取ろうとします。
 
 
もう一度許して、もしまた手痛い目に遭わないように。。
 
 
 
相手の「悪」を何度も思い出して、「心を許してはいけない」・・と自分に言い聞かせるのです。
 
 
 
でも、自分がこだわったり、相手を避けたりすればするほど、相手の存在が益々大きくなり、余計自分の力が弱まるような体験をした方、いませんか?
 
 
 
あいつは悪い!危険!と「こだわり」をつかんでいると、その事が余計自分を苦しめることになってしまう。
 
 
 
その事に気づいて、私は自分の気持ちを手放すことにしました😮‍💨😮‍💨😮‍💨
 
 
すると、
 
 
「彼女も言い出せなかっただけかもしれない。私が彼女の気持ちに気づいてあげられなくて悪いことをした。彼女の好意に甘えすぎていたのかもしれない。。」と、彼女にそこまでの行動をとらせてしまった事を、申し訳ないなぁと思えるように。
 
 
 
それからは、あんなこともあったけど、これからもここのパンを買うので、その時はよろしくね!という心持ちで買えるようになりました。
 
 
 
そしたら、また普通に彼女に笑顔で注文できるように。
 
 
 
何より、私の心がすっきりと晴れて、気分良くなりました😊
 

 
そして、彼女の、言葉に出来ない気持ちを汲み取れなかった、自分の思慮不足にも改めて気づけました。
 
 
 
私は帰国子女でもあるので、どこか、人の言葉通りに物事を受け取ってしまう、欧米気質?の部分がまだあるのかもしれない、、と反省することが出来ました。
 
 

何かあった時にどこに意識を向けるか

 
 
 
よく「身の回りに起こる出来事に良い・悪いなどはない。全てが中立である。」・・と言います。
 
 
 
そこから、どう自分が受け止めるか✨✨✨
 
 
 
その選択の1つ1つが積み重なって、それがあなたの人生という大きな絵を作り上げていきます
(そこに相手の気持ちや思惑は関係ありません。もし相手に悪意があったとして、それに自分は気づかずに、相手の言動を良い風に受け止めてしまったとしても、その「良い」気持ちがあなたの人生を形作っていくので、あなたの人生、あなたの持つ雰囲気、日々の出来事は、相手の本音に関わらず、自然と良い方向に向いていくのですね。)
 
 
頭ではそんなこと百も承知。でも、それを自分のものに落とし込むことは難しい!
 
 
今回改めて、そう、思いました。
 
 
振り返れば、彼女は、今回私に色々なことを気づかせてくれました。
 
 

 
気づくのに、時間はかかりましたが。。。💦
 
 
 
彼女は、見方を変えれば大恩人かもしれませんね(笑)
 
 
 
毎日、色々な事があって、とても心が平静で入れらない時はあるけれど。。
 
 
 
人との信頼関係を失わないためにも、自分はせめて、相対する人を大事に慮り(おもんばかり)ながら、心から良い言動を取れるようになっていきたいですね💖
 

こんな動画を見つけました!個人的に、笑いもあって面白い中田敦さんのYouTube大学。
 
今日のテーマとは少し違うかもしれませんが、基本的に「機嫌のいい人間」でいることって、自分の意識のあり方で決まりますよね!
 
 
良かったらチェックしてみてください♪ (YouTube大学より動画をお借りしました)
いつも期限がいい人の小さな習慣①


 
長々と書いてしまいましたが・・・!
 
 
 
今日も良い1日をお過ごしください~!