HSPの私が感じた日々のつぶやき

「美しさ」と生き方について

皆さん、こんばんは。お久しぶりです💖
 
 
実は、すでに他の記事を途中まで書いていたのですが、今日はこの事が書きたくなったので、急遽変更しました(笑)
 
 
もしご興味をもってもらえたならば、読んで頂けると嬉しいです💖
 
 

「美」について

 
 
先日、1950年代のハリウッド・ミュージカル映画「上流社会 (High Society)」を久しぶりに観ました✨
 
 
上流社会 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 ...
 
私はMGM(Metro-Goldwyn-Mayer.ハリウッドの大手スタジオの1つ. 現在はアマゾンに買収され、その傘下に入ったたようです。)のミュージカル映画が昔から大好き💖
 
今回、映画館でリバイバル上映されていたので、貴重な機会!と思い見に行きましたが、やっぱり映画館で見ると引き込まれてしまいました~。
 
 
今までは、基本的に古い映画は家のTVでしか見たことが無かった。なので、やっぱり時代が違うからか、TVではどことなく客観的に鑑賞しているところがありました。
 
 
でも、映画館の大きなスクリーンで見ると、なんだか自分もあの1950年代!のアメリカ人になって、当時の映画館で映画を観ているような錯覚に陥ってしまい、、!
 
今、この瞬間にグレース・ケリーやビング・クロスビー、フランク・シナトラなどがまだ生きていて、一緒に同じ時代を生きているような、とても不思議な気分になりました。
 
 
この映画は、私の大好きな女優グレース・ケリーが主演の作品です💖
 
 
彼女がモナコ王妃となることが決まり、モナコに嫁ぐ前の最後に撮影した映画。
 
 
彼女の幸せ絶頂期の頃に撮影されたのですが、とにかく・・・美しすぎる!のでした✨✨✨ 
 
 
グレース・ケリー死の真相「なぜ疑惑はいまも消え去らないのか…」
 
 

グレース・ケリーとは?

グレース・パトリシア・ケリー(Grace Patricia Kelly、1929年11月12日生まれー1982年9月没)モナコ公国の公妃で元ハリウッド女優。
 
 
同時代に活躍したオードリー・ヘプバーンの可憐でキュートな美しさとは対照的な、どこか近寄りがたい気品に満ちた容姿が「クール・ビューティー」 (cool beauty) と賛美された女優さん。
 
 
人気絶頂の最中、ヨーロッパのモナコ公国君主と結婚し、女優業から引退✨
 
 
現代のシンデレラストーリーと言われ、結婚式の映像は世界中で放映されたそうです。
 
 
彼女は、アメリカのフィラデルフィア生まれ。
 
 
オリンピック金メダリスト(ボート競技)であり、実業家として大成功した父親のもとに4人兄弟の1人として生まれ、アスリート流?!のスパルタ方式で厳しく育てられたと言われています。
 
 
父親は他の兄弟を目にかけて、内気なグレースにはとても冷淡だったという話が有名です。それでも豊かな家庭で何不自由ない生活をしていました。
 
 
兄弟の仲でも一番人見知りをしたと言われるグレースですが、他の兄弟がスポーツに秀でて夢中になっている中、女優になりたいと、親の大反対を押し切り一人NYCへ上京。
 
 
モデルの仕事などをしながら、舞台のちょっとした役などで出演していたときに、ハリウッドから声がかかり、スターへの道を歩きだしました。
 
 
彼女はあまりに美しかったため、最初は演技力という点で(あまり期待されず)色々批判された事もあったようです💦
 
 
 
・・・が、その後地道に努力を重ね、遂に1954年に「喝采」でアカデミー主演女優賞を獲得しました。(喝采はモノクロ映画。 彼女が地味な女性を演じきっていますが、とても良い作品です👍良かったら観てみてくださいね)
 
 
 
著名なスター俳優との共演にも恵まれ、また名匠ヒッチコックの作品にも多数出演し、 50年代のスター女優として、大活躍しました。
 
 
彼女はファッション・アイコンとして、そのエレガントで洗練されたファッションスタイルは当時の女性にとても人気で、雑誌でも特集が組まれていたそうです。
 
 

映画「上流社会」での美しいグレース・ケリー

 
この映画でのグレースは、大画面でアップに映っても、引きで撮影されても、      顔の造形の美しさ、気品、そしてスタイルのすばらしさ・・・とにかく、完璧な美しさで圧倒されてしまいました💝
 
 
監督のC.ウォルターズは、彼女のプロモーションビデオを作ったのか?!と思う程に、彼女の美しさが全面に出ていた映画です。
 
 
 
そして、あの時代の優美で洗練されたドレスの数々。。👗
 
 
 
それをまた彼女が最高に美しく着こなしてしまうので(!)、もう同じ女性ながら、
 
「はぁー-
 
 
・・とため息が出るばかりの鑑賞体験となりました。
(映画より、いつの間にかグレース本人ばかり追っていたかも。笑)
 
 
 
そして見終わって、改めて、グレース・ケリーという、稀に見る超絶な美しさを持つ女優が、1950年代にハリウッドにいたという事実に、感動してしまいました。。。!
 
 
 
Grace Kelly's Forever Look | Vanity Fair
 
現在の欧米でも彼女程の美しさ、品格、エレガンスを備えた女優はいないのではないかな、、と個人的に感じています。
 
 
Grace Kelly | Facebook
 
女優になるべくして生まれてきた人。そんな風に思います。
 
 
それだけに、その後の彼女の人生を思うと、とても胸が痛みますが。。
 
 
この映画の撮影当時時には、まさかモナコでの馴染めない生活に苦労をして、最後は自動車事故でわずか50代で亡くなってしまう。
 
 
・・という運命をたどることになるなんて、誰が一体予想できたでしょうか。。。
 
グレース・ケリーの花嫁姿に隠されていた10の秘密  
それでも、この「上流社会」の中の彼女は、間違いなく、満開の花のように美しく輝いていました💝
 
 
 
映画の内容はどちらかといえばシンプル(=単純)で、何も考えずにみられる恋愛コメディ作品です。
 
 
 
ビングクロスビー、フランクシナトラ、ルイアームストロング・・等々、そうそうたるメンバーが出演し、コールポーターの素晴らしい音楽に乗って全編を通じて歌い演奏している、今振り返れば、最高に贅沢な作品です👍
 
 
 
これぞ50年代の華やかし時代のハリウッド!という映画なので、あの時代が大好きで、音楽やミュージカルを楽しみたい人は、とても楽しめる映画だと思います✨
 
 
今回、この作品を久しぶりに観て、美しい=それだけで素晴らしいなと感じました。
 
 
美しさは見る人を感動させるっていうけれど、本当なんだな~!って実感した日となりました。
 
 
(お借りしました)

*上流社会のワンシーン*

 


 

美容院にて、ふと「美」の意味について感じたこと

 
そして話は変わりますが・・・。
 
 
 
先日美容院に行ったときに、急に「美しさ」について心から湧いてきた感覚がありました。
 
 
 
雑誌を読んでいたのですが、お花見の季節に絡めて、昔の江戸時代の花見についての記事と昔の浮世絵が数枚載っていて。。
 
 
 
当時江戸時代にも一般庶民の花見が許されるようになって、お花見弁当なども作っていたということから、当時の資料を基に、お花見弁当を再現している写真が!🥰
(イメージです:Precious.jpよりお借りしました)

今年のお花見は贅沢に!高級ホテルの「絶品お花見弁当」3選 ...  
そのお弁当は(もしかしたら)大名などかなり上の武家のものであったかもしませんが、とても凝っていて、美味しそうです。
 
 
手の込んだおかずの数々は、まるでお節料理のように豪華なものでした!
 
 
 
そのお弁当を入れるお重も、非常に細かい細工がされていて、芸術品のようです。また一般庶民の人達のお花見も、とても趣きがあり、料理や着る物まで工夫していて、とても微笑ましいものばかり🌸
 
 
なんというか、桜の花を見ることだけに、ここまでの事をする当時の人の気持ちというか、お花を見て愛でることを、こんなに工夫して楽しんで、一つの文化にまで育ててしまう意識が素晴らしいなと、ふと感動したのです。
 
 
丁度美容院という場所で、「美」というものに敏感になっていたのかもしれません。
 
 
でもそれまでは、「美しい」・・・ということを、どこか浅い部分からしか眺めていなかった自分がいました。
 
 
いつの頃からか、私の中では「美」という言葉からは、いわゆる「ファッション」とか「メイク方法・化粧品」、または「海外の高級ブランド物」と言う用語が頭に浮かんでいました。外を飾る「見栄」の手段。だから、お金が無ければおしゃれは出来ないよ・・というメッセージがチラホラ見え隠れして、拒否反応まではいかないけど、ちょっと鼻につく感じというか。。
 
 
最近はわざとすっぴんで(リモートワークをさせてもらっているという事も大きいですが(笑))、服もジーンズにパーカー。いわばファッション(=美)にこだわっている人や、服装や持ち物にお金をかけている人を、どこか冷めた目で見ている自分がいたのです。
 
 
生きていく中で、もっと大事なもの(こと)って他にあるんじゃないの・・?少なくとも、私にはあるよ・・・と。
 
 
でも、美容院で江戸時代のお花見弁当やその楽しみ方(そして現代の花見弁当も然り)を見て、何故かものすごく深い気づきがあったのです。
 
(本の万華鏡よりお借りしました)

第1章 花見の名所|本の万華鏡 第9回 江戸の花見~花爛漫 ...  
 

美は哲学であり、生き方そのもの

 
それは何かというと、美は人の生き方そのものなんだ!という気づきでした。
 
 
なんというか、、美・・って、ただ単に外を着飾る(そういう美もありますが)というだけではないということに、深く改めて想いを馳せることが出来たのです。
 
 
=「意識」なんだと・・・。
 
 
 
日々の生活をより彩り美しく生きること、そのためには、お弁当一つにしても工夫して、はかなくも美しい桜の季節を何倍も深く味わい、思い切り楽しみ、その瞬間に生きて、その時間を最高のものにする、、今身の回りにあるもの&ことを最上に良いものに極めていくという意識からくるもの。
 
 
その姿勢こそが『美』ということ。
 
 
 
美・・って凄いんだ・・・と、その時色々な事がばーっと心の底から湧いてきてしまったのです(笑)
 
 
 
そして、そうであるならば、私は美しく生きたい!そう、改めて思いました。
 
 
 
そして想像したのです。
 
 
美しく生きる意識の人は、自然と相手のことを慮るようになるから、人に対してぞんざいな、失礼な口の利き方はしないよね?
 
 
 
日々を美しく生きるという事ならば、人の悪口は恐らく絶対言わないはず
 
 
自分の体も大事にして、身体に負担のかかる食べ方はしないし、そういう食べ物もなるべく口にしないようになる。
 
 
目に触れるもの、耳に入れるものも、美しく生きる!と決めると、選ぶものが変わってくる。
 
 
 
自分に取り入れて幸せを感じて、心が明るくなるような、ホッとして喜びが沸くような綺麗なものを選ぶように。。。
 
 
 
美しく日々を生きるならば、着る物も、決して高いものなど買わなくても、自分に似合って周りの人から見ても、不快感の無いものを選ぶようになる。。
 
 
 
あー、そうか・・。マナーというのも、そういう意識(観点)で生まれたものなのかもな・・と。
 
 
 
マナーは人のためのもの、とは良く言いますが、それも、結局は美しい生き方に通じるものですよね。
 
 
 
お互いを尊重して、良い距離感で、気持ち良く過ごせることは、美しくないですか

 
 
 
グレース・ケリーのような、本当に造形的(そして内側の気品も含めて)に美しいのも「」。
 
 
 
でも、悲しいかな全世界の人がグレース・ケリーのような外見を持とうと思っても、それは難しい・・・(笑)。
 
 
 
でも、美しく生きる・・という意識を持つということだけは、例え大金持ちの家に生まれなくても、女優・俳優のような外見をもっていなくても、誰にでもできますよね?
 
 
江戸時代のあの心づくしのお弁当や工芸品の数々。。
 
 
 
でもあの時代の日本人は、今の日本と比べればはるかに質素で色々なものがまだ恵まれていなかったはずです。
 
 
 
それでも、日々の生活を楽しんでやろうという気持ちがあふれ出ていて、それが多分私の胸を打ったのだなぁと感じています。
 
 
 
それは、自分の人生をどのように生きていくか・・という、自分に対して決めることのできる、意識(覚悟)なのだと思います。美しい人生を過ごすというのは、決して外見を着飾ったり、エクステをして高いファンデ―ションを使って化粧をするという事ではなく、
 
 
 
日々をいかに彩り、自分自身でその瞬間の質を高めて、愛して、大切に過ごしていくか、、その創意工夫や人生への向き合い方、、なのだと気づきました。
 
 
 
今日お話したことは、もしかしたら私だけの考えかもしれませんが。
 
 
 
でも、先人たちが残してくれた素晴らしいものの中に込められた想いを胸に、折角の人生、美しく生きませんか!
 
 
 
今日もお疲れ様でした!今週も素晴らしい毎日を過ごすことが出来ますように・・!