HSPの私が感じた日々のつぶやき

現実(リアル)の世界をせいいっぱい生きてみる!

皆さん、こんばんは✨
 
 
 
突然ですが、皆さんはスマホを一日にどれくらい使っていますか?
 
 
 
メールや電話以外に、暇つぶしに動画を観たり、ふと頭に浮かんだワードを調べてみたり、、。なんだかんだで一日中触っている人も多いと思います📱
 
 
 
以前のブログに書きましたが【記事:【スマホに気を付けて!】スマホの中毒性は、かなりヤバイ!?】スマホは、アメリカを中心に超有能なトップ・エンジニア達が設計したもので、ユーザーを依存させることを目的に非常に巧妙にデザインされています。
 
 
 
ユーザー側で気を付けないと、いつの間にかスマホ漬けになる危険性が高くなる、人の時間を奪ってしまうものだ・・・と、警鐘を鳴らす専門家も最近増えていますよね。
 
 
 

銀座で私が出会った風景

 
 
まだコロナが世界を震撼させる前に、仕事の関係で銀座の、某果物マーク(笑)が有名なアメリカ企業のフラッグショップに行ったことがありました🍎
 
 
 
そこで自分のタブレットの修理をお願いしたのですが、とても奇異に感じる光景を見たのです。
 
 
 
いや、それは今までだったら、疑問にすら感じなかった光景だったんですが、ふと我に返ってみたら、これってすごく変じゃない?って疑問を感じる風景でした。
 
 
 
 

いつの間にかバーチャルに夢中になっている私達

 
そのショップは、確か6階とか7階まであって、私が降りた階は主に修理などを受付けてくれるフロアーでした。
 
 
 
 
エレベータを降りた瞬間、目の前には人・人・人! たぶん200人くらいはいたかもですが、所狭しとテーブルに座っていたり、カウンターに集まって、修理の相談や何やらをしていました。正直、あまりに人が多くて、「うげー、一体何時間待たされるんだろう!」・・・と焦った私(汗)。
 
 
 
でも、そこは流石アメリカ企業⁉ 効率がとてもよくて、大勢の人達がいた割には、さくさくと順番が来て、、。
 
 
 
お店の人もとても気さくで感じよくて、しばらく修理がどれくらいかかるか、、などを調べてもらっていました。
 
 
 
その間、ふとカウンター越しにくるっと体を向けて、修理待ちしている200人以上?の人達を眺めたんです。
 
 
 
そしたら、小さな子連れの若い夫婦から、一人で座っている若者、またはビジネスマン、シニアの人達。。。。そのほぼ全員が、自分の手に握った小さなスマホを、一様にじーっと真剣に眺めていました。
 
 
 
これだけ大勢の人が集まっていても、他の人を眺めていたり、外の景色を見ている人はほとんどいなくて(私くらいか?!(笑))、ほぼ全員が自分のスマホを、ひたすらいじっているんです。
 
 
 
まぁ、それは当然っていえば当然ですよね。だって、その場所は、いわばスマホの総本山みたいなところですから(笑)。
 
 
 
 
でもね、その時みんなが真剣に眺めていたものって、外から見ていると、語弊があるかもしれないけど、ただの小さな箱なんです。
 
 
 
そこに映っているネットニュース、動画とか、ゲームって、しょせんバーチャルですよね。
 
 
 
 
『本物(現実)』は、そこに無いんです。
 
 
 
 
なのに、ほぼ全員が、横に自分の子供がいたり、愛する人が座っていても(実際はその愛する人も一緒にスマホ眺めていたんですが(苦笑))実際に触れ合うとか、会話をするんじゃなくて、バーチャルな、その箱に映し出されたものに夢中なんです。
 
 
 
これって、考えてみるとおかしなことだな・・と、急になんだか怖くなりました。
 
 
 
自分だっていつもスマホ見ているから、偉そうなことは何も言えないけど(笑)。
 
 
なにが怖くなったかって、その光景をみた時、スマホって本当はどういうものか、って、きっと客観的にわかってしまったから。
 
 
 
それと、スマホに人間が(自分自身も)依存していている姿を、外側から初めて冷静に見たからだと思います。
 
 
 
今、私達は現実世界に生きています。スマホは、情報、動画は見せてくれても、本物の心のふれあいを与えてくれるものではないし、人間同士の温かみを感じる会話や抱擁をする訳じゃない。
 
 
 
電源が消えれば、それで一瞬で全て消えてしまうもの。
 
 
 
困ったときに、実際に私に手を差し伸べて私を助けてはくれない。(自分でスマホを使って助けは求められるけど)。
 
 
 
相手の顔をみて、ちょっと落ち込んでいるなって感じて、温かい言葉をかけたり、時には冗談を言って笑わせてくれるような、深い心の交流は出来ない。
 
 
 
なんていうか、「本物じゃないな(大人の遊び道具だ)」ってその時感じたんです。
 
 
 
なのに、その「本物じゃない」小さな箱が、あたかも全て、、というように、バーチャルな世界に夢中になっている人達が、目の前にうわーっと広がっていたのです。
 
 
 
 
 
これは、ちょっと、何かがおかしい。。。と感じました。
 
 
 
 
何か、本質的なこと(人間の大事な部分)が見失われてしまっている(満たされていない)。。 
 
 
 
スマホは確かに便利。だけど、その動画で海外の映像を見たって、自分が実際にそこに行って、そこの空気を吸って、そこの人達と交流する訳じゃない。
 
 
 
 
全て自分が自分の体を使って実際に行動していないのに、あたかも、何もしないでも、それが達成出来るっていう錯覚に陥ってしまっている。。。
 
 
 
みんな、本物を感じたくないのだろうか?こんなバーチャルな世界を、ただそこにじっとして、ちっちゃなデバイスを眺めているだけで、満足なのだろうか?
 
 
 
 
・・・これが普通だ・・・っていう感覚になっていくと、私達、これからどうなってしまうんだろう。。
 
 
 
 
なんだか、ずーっとモヤモヤしていました。
 
 
 
 
あれから約2年。。。今、私はあることを勉強しているんですが、そのオンライン講座を開催している学校から、メルマガが届きました。
 
 
 
そこに、学校のOBの人が書いたブログ・・というのが載っていて、まさに私があの時銀座で感じたのと同じことを、書いてくれている記事があったので、思わず感動!
 
 
ぜひ皆さんにもシェアーしたくて、今回(無断ですみませんが)転載させてもらいます!
 
 
私も毎日スマホのサービスにはお世話になってるから、えらそうなことは言えないけど。。。でも、せっかく生きているのだから、自分の目の前の現実の世界を、もっと味わって、感じて、自分で実際に動いて達成してみたい。
 
 
そんなことに共感してくれる人がいたら嬉しいなーと思いつつ、今回ブログを下記共有させてもらいます❤
 
 

スマホ時間を減らして、生命力を高める


公認会計士 Mさん

休日の大半をスマホに費やす異常

気づいたらスマホ依存症になっていました。スマホを手に取ることから一日がはじまり、移動中もスマホ、食事中もスマホ、仕事が終わってくつろぐ時間もスマホ。一日の締めくくりも当然、スマホです。もちろん、スマホ時間の内容によっては有意義なこともあるでしょう。私も読書の時間が激減している危機感から、最近、電子書籍の読み放題サービスに登録しました。おかげで少しは読書時間が回復しましたが、依然としてスマホ時間の大半は、見る必要のないニュースやSNS、浪費のもとになるオンラインショップのブラウジングでした。
そんな日々に嫌気が差していたある休日、ふと、スマホを眺めている自分を客観視しました。金属の塊を手にしてただベッドに寝転がって自宅時間の大半を過ごしているだけの自分の姿に、「なんて不自由な生活だろう」と思いました。それなりに自由なお金と時間があり、体力も十分にもかかわらず、休日の大半をベッドの上で過ごしていることの異常さを感じたのです。

スマホが時間を奪う理由

近年、スマホを通じたサービスは目覚ましく進化しています。SNSや動画配信サービス、ゲーム、オンラインショッピングから、勉強アプリ、家計簿アプリ、タスク管理アプリといった実用系まで多種多様です。勉強や仕事の効率化といった自己投資の分野も、書籍や講座より、スマホを選ぶ傾向がどんどん増えていると思います。
ただ、現実はどうでしょうか。スマホで講義を見ているとき、SNSの通知が気になり、気づいたらSNSに一時間を費やしていた。スマホで電子書籍を読んでいるとき、ふと頭に浮かんだ欲しいものをネットで調べだしたらあっという間に時間が過ぎていた。タスク管理のためにスマホを頻繁にチェックするつもりが、かえって無駄なスマホ時間が増えてしまった。少なくとも私には、これらの経験が数え切れないほどあります。
なぜ、スマホはこれほどまでに我々の時間を奪うのでしょう。それは、「消費者の時間」がスマホ側の利益になるからです。You Tubeや無料ゲームの広告時間は、ユーザーが15秒とか30秒の広告を視聴することにより、動画・アプリ配信会社へ広告料が入る仕組みになっています。基本料無料の課金ゲームでは、「デイリーログインボーナス」のように、毎日アプリを起動することに対してアイテムやポイントなどの報酬を与えることがあります。これは、課金をするようなヘビーユーザーを増やすために、毎日の報酬でプレイを日常化させ、プレイ時間を伸ばそうとする戦略です。新製品を紹介するネットニュースのほとんどは、「案件」と呼ばれる広告記事です。Webライターに新型スマホを発売日から2週間前くらいに貸与してレビュー記事を書かせるのは、「消費者目線の体験談」という形の広告宣伝活動なのです。

スマホ時間は、行動エネルギーを奪う

インターネットの世界は、自由です。検索ワード一つで、世界中を旅することができます。新しい知識を得たいと思ったら、世界のどこかの誰かが無料で動画やブログ記事で紹介してくれています。娯楽の世界は良質で低価格なサービスが溢れています。世の中は本当に便利になりました。でも、この中に一つ欠けているものがあります。それは、「現実」です。
You Tubeで何百回、キャンプ動画を観ても、たった一回のキャンプ体験とは比べ物にならない違いがあります。趣味の自転車修理の知識をネットでどれだけ得たとしても、ママチャリのパンク修理を試行錯誤してみることは大きく異なります。何度も観たくなるような素晴らしい恋愛ドラマも、素敵な恋人と過ごす何気ない一日とは全くの別世界です。
スマホ時間を過ごしていると、無意識のうちにあたかも画面の中の世界が現実であるような錯覚を感じます。自分が何でも知っているように思えたり、様々な経験をした気がすることがあります。スマホは、そのような誘惑で私たちの時間を一分でも一秒でも多く奪おうとしています。その結果、犠牲になるのは、「現実」の時間です。

「現実」は、失敗からはじまる

先日、はじめてソロキャンプをしました。1ヶ月前にバイク仲間と行ったのが初めてのキャンプ経験でしたが、「いつか手軽にソロキャンできるようになりたい」と思い、ソロキャンにチャレンジしました。新しいことには失敗がつきものです。まず、行きの高速道路でバイクの荷台に積んでいた特大キャンプバッグがずり落ちそうになりました。走行中に荷物が落下すれば自分だけでなく後続の車両の事故につながる大惨事になりかねません。慌てて路肩に停めて荷物を積み直し、出発前の安全確認を猛省しました。
キャンプ場に到着してからは、BBQをやるつもりが炭を買い忘れ、やむを得ず焚き火で食材を焼いて食べました。焚き火は温度が高すぎるのでBBQのような網焼きには向いておらず、丸焦げになったり、早く上げ過ぎて半生の状態で食べたりしました。今回の旅先である「ふもとっぱらキャンプ場」(静岡県富士宮市)では夜の冷え込みが厳しく、夜中は氷点下と極寒でした。冬用寝袋や寝袋用毛布などの対策をしたものの、寒さで何度も目が覚めました。体を縮めて少しでも体温と必死になりながら、朝日を待ちました。
また目が覚めてしまったかと思っていたら、テントの外が明るくなっていました。時刻は7時前。テントを出ると一面、銀世界でした。氷点下で霜が降りていただけなのですが、広大な土地が真っ白になった姿は圧巻でした。暖を取るために薪を焚べていると、富士山から朝日が差し込んできました。「あ、もう朝か。日が暖かいなあ」と、しみじみと富士山の日の出を味わいました。
だんだんとキャンプにも慣れてきて、朝食はガスコンロと調理器具で用意したご飯と目玉焼き。焚き火をしばらく楽しんだ後の早めの昼食は、事前に食材を用意して作ったペペロンチーノ。夜の極寒を乗り越えたこと、限られた道具で工夫を重ねて調理したこと、富士山と広大な自然を目の前にしていることなどから、普段の何倍も美味しく感じました。

「現実」とスマホの違い

You Tubeのキャンプ動画は面白いです。センスのあるキャンプ道具や美味しそうな料理たち、テント設営から焚き火、調理、撤去までさくさくと進めていくかっこよさ、映像から伝わる大自然の美しさ。これらが凝縮されているから、短時間で満足感を得ることができます。「現実」のキャンプは、前日に大量のキャンプ道具を必死にバッグに詰め込むところからはじまり、テント設営・撤収や調理器具の準備・洗い物、長時間の移動や帰宅後の後片付けまでフルコースです。要所要所で「楽しい!」と感じる瞬間がありますが、大半の時間は淡々と時間が過ぎていきます。ソロキャン初回の今回は、失敗やピンチに対してどう対処するかに頭を悩ませる時間が多かったように思います。
それでも、「現実」は素晴らしかった。富士山の日の出を見る直前、焚き火をしながらコーヒーを淹れていました。コーヒーが大好きなので、キャンプにもお気に入りのコーヒー豆を持ってきて、現地で豆を挽きました。「おいしくなれ、おいしくなれ」と気持ちを込めながら携帯用の小さなコーヒーミルでゴリゴリと豆を削り、ペーパードリップでマグカップにコーヒーを注ぎました。日の出前でまだ薄暗く、霜による銀世界が広がる中、焚き火で暖をとりながらチェアに深く座りコーヒーを一口飲んだ瞬間、「来てよかったなあ」と心から思いました。前日の苦労も日常のすべても忘れて、ただこの瞬間、今という瞬間をじっくりとかみしめました。
 
 

スマホ時間を減らして、生命力を高める

はじめてのソロキャンプを終えてから、スマホに対する意識が少しずつ変化しました。You Tubeで自転車整備動画ばかりを観て先送りしていた、自分の自転車のメンテナンスをする。何となく暇つぶしに適当な動画を観ていた時間を、読書の時間に充てる。Uber Eatsを使いたくなった時、近所の飲食店に食べに行く。スマホの時間を減らすと、「現実」の時間が増えます。現実の世界には失敗や煩わしさも多いですが、行動そのものが体験として財産になる点が大きく異なります。体験自体が達成感になったり、体験を繰り返すことによってスキルや能力を身につけることもできます。
スマホは、時間を奪うことを目的にしている道具です。無料で便利なサービスを使っているうちに、「スマホに使われている」状態になっていませんか。時間だけでなく、行動力まで奪われていませんか。行動力を奪われ続けると、無気力になってしまいます。逆に、少しずつ「現実」時間を増やしていくと行動が増え、行動を積み重ねるほど生命力(生きている実感、エネルギー)が高まります。やりたいことを実現するためには、モチベーションが高い日も低い日も、淡々とやるべきことをやるためのエネルギーが必要です。スマホ時間を減らして、生命力を高めましょう。
 
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いかがでしたか? 私はMさんの素敵なブログを読ませてもらい、急に自然の中で深呼吸したくなりました! 
 
 
 
皆さんも、実際に自分で歩いて、行きたいなと思えるところに行き、自分で様々なことを体感&体験してみませんか?
 
 
今日もブログを読んでくれてありがとうございます♪
 
 
 
明日が皆さんにとって、今日より更に良い1日となりますように・・・!