HSPの私が気づいたこと

HSPと転職の向き合い方

いつも頑張っている皆さんへ
 
 
こんばんは!気温の変化が大きいですが、皆さん体調はいかがでしょうか?
今は免疫力をアップさせることに集中して、添加物などのあまり含まれない良質な食べ物と、睡眠をたっぷりとって、自分を大事にしてあげてくださいね。
 
 
さて、今日は皆さんからの関心も沢山寄せて頂いているようなので、「HSPと転職」・・について、再び書いてみたいと思います。
 
 

HSPの転職回数が増えるわけ

 
 
HSPだけが転職回数が多いわけでは無いし、1つの会社(またはお仕事)をコツコツと続けているHSPの方も多いと思います。 でも、今回は私の経験(=私を例にとると、ちょっと極端になるかもですが・・・(笑))から、HSPの一定数は転職がそれなりに多いのではないかな?と感じたので、そのあたりを独自の目線で語ってみたいと思います。
 
 
独断と偏見なので、もし「それはちょっと違うよ~!」と思われたり、不愉快に感じてしまわれた方はごめんなさい(先に謝っておきます☆)!
 
 
以前私が書いた記事【繊細さん】と転職回数 -HSPの転職(私の場合)】等でも話しましたが、私は転職回数がめっちゃ多いです。
 
 
それは、1つの場所で仕事を長く続けることが出来なくなってしまうから(あくまで私の場合・・・です!)。
 
 
そこにいる人達の想いやエネルギーなどを敏感にキャッチしてしまって、次第に疲れが半端無く溜まっていったり、HSP気質を上手くコントロールできずに、周囲の感情や空気を真正面から受け止めてしまうところがあったので、日々の会社生活は精神的に休まることが無く、ストレスはたまる一方、、。
 

 
生活のために【職】を得ることは何より大事ですが、その前に自分の身心を守らなければ!という焦りが常にありました。
 
 
 
長く働けるように、自分を抑えながら周囲に気を使い、ハードな仕事を行いながらどうにかこうにか定年まで働こうとしていた先輩たちを観ても、私にこんな事があと何十年も続けられるだろうか??これが幸せなの??・・・という気持ちが強くなっていきました。
 
 
若気の至りで、周囲から「グレースさんは才能あるねー」とか、「これからが楽しみだよ」など、新人を乗せるためのおべんちゃらを愚かにも信じて(笑)しまった私。もっと自分に合った、才能を生かせる良い働き場所があるはず!と、青い鳥探しをスタートさせてしまったのです(勿論、完璧な職場などありませんでしたが。。笑。
 
 
 
会社を辞める時は、「やっとここから抜け出せる!(解放される!)」と、綺麗サッパリした気持ちを味わい、気分爽快なのですが、次が決まっていない場合は、新しい職場を探すのは年々大変になります。。
 
 

転職回数が多くなったことでの厳しい現実とは?(特に年齢を重ねていくと・・)

 
 
年齢が高くなると、いくら数社でスキルを高めてきたとはいえ、働き口は先細りしていきます。
 
 
派遣社員での応募でも、ただの雇用調整弁のような扱いでしか派遣社員を観ていない企業では、今まで積み重ねてきたちょっとしたスキルなどまったく必要とされず、逆にスキルは邪魔になる、、くらいのことを派遣会社に言われたことさえありました。。(涙)
 
 
高め年齢のスキルを持つ女性より、若くて事務経験の無い素直な女性の方がまだ使いやすい、、ということらしいのです(昔、私自身人事部にいたので、そういうセリフはたびたび社員から聞いて、同じ女性として、モヤっていたこともたびたび・・。)
 
 
そんな背景もあってか、いくら自分の経験が活かせそうだなーと思った職種に応募しても中々面接までたどりつけなかったり、やっと連絡がきたと思ったら一度も経験したことがないような仕事を年齢という属性だけで紹介されたり。私はそれでも割り切れていたのですが、転職を重ねると、(数社で同じ職種でスキルを磨いてきたとしても)経験を活かして正社員・・・というのは夢のまた夢・・というような状況になっていきがちです。
 

日本では、転職の多さはマイナスでしかない

 
(欧米ではまた少し違う評価があるかもしれませんが)履歴書の職歴欄がやたら長く(多く)なってくると、日本では間違いなく「こいつ、何か問題があって転職を繰り返しているな」または「耐性がないジョブ・ホッパーだ」・・・とみられがち(涙)。
 
 
「問題を起こして転職繰り返すような人には見えないのに、、。あ!この人はもしかしてHSPかしら?それで気苦労が多くて転職が多いのね。でもスキルはあるから、うちの会社で上手に活用できないかしら?」
 
 
・・などと思ってくれる企業の人事は、全国どこを探しても恐らく皆無といってよいでしょう(笑)そもそも、履歴書に「私はHSPです」などと書く欄もありません。
 
 
自分の身心の健康を守るために、そして自分の感受性や(もしわずかでもあるならば)能力を活かせるような会社で働きたい!と、自ら荒波に飛び込んで、数々の会社を転職したことは全く後悔していません。でも、会社側の人事が私の履歴書だけをパッとみれば、他の候補者とは明らかに文字の埋まり具合が違うことだけが浮き彫りに・・・(笑)。
 
 
やっと面接に呼んでもらえても、何故こんなに転職が多いのか?などとハッキリ聞かれることも多くて、自分自身「1つの会社に長く勤められない・・。私は社会人として普通ではないんだろうか?」といった劣等感が、否が応でも大きくなっていきました。(劣等感を感じさせられた・・という言い方の方が正しいかもしれません(汗)。
 
 
振り返ってみると、私はHSPという敏感気質を社会生活の中ではあまり良い方向に活用できずにいたのだと思います(というか、いまだに日本の会社には、私たちのようなHSPを上手に活用できる土壌は育っていないです)。それに、雇われ社員(派遣含む)としての立場で延々と興味のもてない仕事を空しく行う毎日に、自分の人生の時間がどんどんと奪われていく~・・・という焦りがどんどん募り、「このままではマズイ!」という危機感がいつもありました。
 
 
 
どの会社でも学びはあるし、すごいな、、と思える人達との出会いは、私の大事な思い出となってどんどん増えています。
 
 
 
でも、、、このような生活を繰り返す内に、自然と自分自身がすり減ってきている部分もあり。。そして時給の生活でこれからもずっといくのか?いけるのか?・・と、今の自分の立ち位置にふと我に返って不安になることも。。!
 
 
 
私が、もしHSPじゃなかったら、もっと豊かで楽に会社生活を過ごせて、今頃ちょっとした役職くらいもらえたんじゃないだろうか?
 
 
・・と、弱気になってしまったことも何度かありました。。
 
 
 
もって生まれたHSPという気質の自分を守るために、結果的には世の中のスタンダードに合わない生き方をしてきましたが、段々と行き場を失いかけていったのは事実です。ある意味、他の同年代の友人たちよりもかなり自由に、自分を曲げずに正直に生きてきたことの代償として、辛酸を舐めて世の中を勉強してきたのかもしれません!(何度も言ってしまいますが、後悔はしていないんですね、、不思議なことに・・!)
 
 
 

世の中が変わってきた?

 
 
 
職が見つからない→収入を得られないという恐怖はとても大きいです。
 
 
 
特に、若い時ならそれなりに希望や可能性(選択肢)も豊富にありますが、年齢を重ねるごとに社会は怖いほどに選択肢を奪っていきます。
 
 
そして、それは本人の努力でどうにかできるものでは無い、ということも感じて、さすがに何十回と書類選考でさえ落とされた時には、自分の無力さにとても凹んじゃうこともありました。。
 
 
 
でも・・・最近、今まで肌で感じてきたのとは違う空気をバンバン感じています!
 
 
 

コロナ渦による世の中の変化

 
 
昨年からのCovid19(コロナ)の感染拡大は、世界を震撼させました。
 
 
 
このウイルスによって沢山の方が命を落とされ、または発症して苦しまれていること、今も必死にこの病と闘っている医療関係の方、患者さん、ご家族の方がいることにとても胸が痛みます。。。
 
 
 
ですが、その一方で、誤解を恐れずに言うならば、世の中の今まで「常識」とされてた事が、ガラッと覆されようとしているのを感じるのです。
 
 
 
例えばリモートワークという働き方
 

 
今まで、ほとんどのサラリーマンにとって「通勤=宿命」でした(笑)。
 

 
私も遠い会社に勤めていた時は、毎朝6時過ぎに家を出て、夜は早くても9時過ぎに帰宅。。もう、それだけでへろへろでした。。
 

 
でも、IT技術の発展や、欧米の最先端ハイテク企業群の自由な働き方が紹介されたり、コロナ渦で「これからは永遠にわが社の全社員はリモートワークOKでーす!」・・と宣言する企業なども出てきたことで、コロナ感染対策として日本でもリモートワークが許される世界になってきたのです(インフラさえ整っていれば・・)!
 
 
 
・・と同じタイミングで、日本は人口減少の問題も深刻に。。働き手不足が問題になっています。
 
 
 
企業はAI化を進めていますが、人が足りなくなっていることは明らかです。これからは、もっと人手が足りなくなり困る企業が増えてくるでしょう。
 
 
 
勿論、コロナによって業績悪化→リストラや倒産となる会社も沢山出ています。
 
 
 
でも、これらのことで、HSPの人にとっては、社会で働くときに常にネックとなっていた障壁が、いっぺんに低くなってきた気がします。
 

 
今の働く環境の変化がHSPの人達にとっては何故プラスになるのか、まとめてみると・・・
 
① リモート・ワークによって、HSPが苦手に感じる、ゴリゴリの人間関係や社内行事・飲み会などへの強制参加が無くなってきている。会社の人との距離感も、遠隔での対応だと、心地よい距離感を保てて、HSPの私たち側で上手くバランスを調整できるようになる。
 

 
 
②リモートなので、いちいち周囲に反応しないで仕事に集中できる。そして、HSPで人間関係とか刺激には少し敏感だった人達が、それぞれ持つ能力(スキル)を上手く発揮しやすくなる。

 
③(HSPばかりではありませんが)通勤によるストレスが無くなり、その通勤中に刺激を受けてヘロヘロになることもなくなる!
 
 
 
④ リモート・ワークになることで、成果主義的な流れが加速する予感?        そのことで、悲しいかな、今まで特に女性が特に苦しんできた、見た目(若さ含む)や体力を含んだあれこれよりも、リモートであまり説明しなくてもスムーズに仕事が出来るような、今まで以上に純粋にスキルを持つ人を重要視する(欲しがる)企業が増えてくる。
 

 
 
・・など、(ちょっと楽観的かもしれませんが)昔よりは確実に、HSPの人が力を発揮しやすい環境が整ってきている感じがしています!
 
 
 
1度に色んなことを詰め込んで書いてしまいましが・・(汗、もし転職回数の多さに悩んでいるHSPの方がいたら、どうか落ち込まずに(不安は手放して!)、希望を見出して一緒に前にむかって歩いていきましょう~!! 

 
PS:転職が多くて中々次が決まらない時は、未来が見えないからとても不安になってしまいますよね。。。そんな時には、お金を上手に貯金しておくことで、HSPの人はかなり不安が和らぐのでは・・?と感じています。
 
そのため、またいつか時間があったら、お金のお話についても少ししていけたらなぁと思っていますので、気長に待っていてもらえたら嬉しいです♪
 

 
では、今日も一日お疲れ様でした!! 今日よりも明日が更に良い1日となりますように・・・!
 

 
 
~リラックスして、明日への元気を作りましょう!これは、少しお高いですがとても気持ちよくて、頭や首のコリに悩んでいる方にはおススメです!頭皮の汚れがスッキリ落ちるし、顔も心なしかリフトアップされてきました(個人的な感想)~