繊細さん(HSP)あるある

HSPの人は、相手の本音がすぐにわかる?

いつも頑張っている皆さんへ
 
こんばんは!相変わらず外が涼しくてご機嫌なグレースです(笑)。皆さんはいかがお過ごしですか?
 
 
さて、久しぶりに”HSPあるある”について書いてみます。
 
 

相手の本音が透けてみえる

 
 
私が人と話していて、ちょっと困ってしまうなぁ、と思うことの一つが、その人の本当の気持ちや意識が垣間見える時がある、、という事です。
 
 

 
 
HSPの人は感受性が豊かで、細かな観察力をもっている事も多いので、知りたくなくても、相手の情報が感じ取れてしまうことがありますよね。
 

 
 
「あ、この人笑顔だけど、実は心では面白く思っていないな
 
 
とか、
 
 
「この人コワそうだけど、実は優しくて傷つきやすい人なんだろうな」
 
 
 
恋愛中なら、「彼は私の事を心から愛していない。ただ、結婚がしたいだけなんだな。」
 
 
 
会社などでは、「彼は、私の話なんて実はどうでもいいと思っているけど、仕事だから我慢して聞いているな
 
 
・・・などなど。
 
 

感じ取りすぎることの弊害

 
 
・・これらの感情をキャッチすると、結構動揺して、普通でいられなくなったりします。
 
 
 
相手を信用しきれなくなって、心を閉じてしまいがち、、。
 
 

 
 
表面だけ上手に話して乗り切って、その場を終えよう・・という感じに、バリアを張ってしまい、裸足でその場から逃げたくなってしまうことも。
 
 
 
HSPの人は、相手の心の奥底や本音を感じ取る事ができることが多い分、良い情報なら嬉しいですが、ネガティブな情報もキャッチしやすいですね。
 

 
だから、相手本人さえもまだ気づかず、悪気がない場合でも、こちらは勝手に相手の心の奥を見抜いてしまったり、またはちょっとした言動に過剰に反応してしまうこともあるのです。
 
 
 
 
そして、ネガティブなものをキャッチした場合は、すぐに人間関係を切ってしまったり、警戒して遠ざけてしまうことがありませんか?(相手は、あなたにそれほど何か思ってはいない場合でも・・・)
 

 

自分の心を信じる

 
 
例えば極端な例ですが、結婚を考えていた相手が、実は異性にとてもだらしない人で、何人もの人と同時に付き合っていた、、、とか、知り合いの紹介で、詐欺まがいの商法で変な商品を売りつけられようとしている、、といった時などには、HSPは他の非繊細さん達よりも、より素早く事実に気づいて、その状況から離れたり、相手を切る事が出来ます。だから、時に最良の対応ができるのですね。
 
 
 

でも、時と場合によっては感度を下げよう

 
 
そんな身の危険や、将来にかかわることならば、どんどん感受性を鋭敏にして、とことん直感を信じたらよいと思います。
 

 
 
でも、例えば職場やちょっとしたサークルなどでの集まりなどでは、少しそのアンテナを下げることも、大切です。
 
 
 
何故、感度を下げなければいけないのでしょうか?
 
 

どんな人にも、その人なりの事情や真実がある

 
 
話している相手が感じ悪い、、って思う時、ありますよね? そういう時、繊細さんは、すぐにその人(環境)から離れてしまいがち
 

 
確かに、あなたが相手に感じた雰囲気や心の想いは、(その時点では)正しいものなのかもしれません。
 
 
でも、もしその人がたまたま落ち込んでいたり、何か嫌な事があって荒れている場合、または家族や他の事で振り回されて、とても苦しい状況&ストレスがとても溜まっているような場合は、その第一印象だけが100%正しいわけじゃないのかもしれない。
 
 
 
人は全員、ここに来るまでの間に、沢山の出来事や想いを体験してきています。外見だけでは決して見えてこない、沢山の過去(思い出)を背負って生きています。それぞれが、自分の経験を元に、その人なりの見方や価値観を作りあげながら歩いているのですね。
 
 
 
だから、その(全身からの)情報が一度にぱっと入ってくると、うわ!と思いがちですが、その情報だけで簡単に判断しない方が良い場合があります。
 
 
 
 
そして少し遠くに距離を取って、客観的に相手を眺めて、改めて交流するかどうかを決めればよいのですね。
 
 

 

全てを切る必要は無い

 
 
 
全ての人間は完璧ではないです(勿論私も含めて。。!)
 
 
 
だから、全てを感じたうえで、大らかに人とかかわることを学ぶことも大切!
 
 
 
時には、たまたま機嫌の悪い時に八つ当たりされたり、、とタイミングが悪い時に居合わせた場合もあるかもしれません。
 
 
 
あなたに関係ないのに、あなたにネガティブな事を言ってきたり、八つ当たりする行為は、とても幼い、成熟した人のやることではありませんが、とてもやるせないことがあった時は、大人でも傷つき、ついそうしてしまうこともあります。
 

 
 
もしそういう場合は、まず相手と自分の状態を素直に受け止めて、「これは、相手の問題。私には関係ない」と心でしっかり区切りをつけてから、一息つきましょう。
 
 
 
そして、自分を労り、相手とは時間と距離をおけばいいだけ。
 
 
 
 
自分の正義を持ち出して、相手のネガティブさに引っかかりすぎることはしないでください。(そんな事をしてたら、自分の時間がもったいない~!)
 
 

 
そして自分が心から楽しめることをして(他の人と会ったり、好きな本を読んだり、美味しいものを食べたり・・)、自分の心に正直になり、とことん”自分”がやりたい事に意識を向けて、行動してみましょう!
 
 
 
そして、何の気おくれも不快さも無くなって、相手の事を思い出しても、怒りや憎しみも何も感じなくなった時に、自然に連絡を取りあえばいいのです。または、もう連絡さえしないで自然消滅となる場合もあるでしょう。。
 
 
 
何事も、自然に・・・!
 
 
 
 
”すぐに何かしなきゃ!”と焦ったり、逆にもう絶対会わない!と、すぐに関係を切ったりしないで。。
 
 
 

こういう時こそHSPの「感受性」を使う

 
 
相手の気持ちや本音に触れてしまい、ちょっと揺れたり疲れてしまっているときこそ、自分の価値を高めることに集中すべく、HSPの感受性を意識して使ってみるといいのです。
 
 
 
自分の直感(本当の心の声)に耳を澄まして、良い・悪い・でなくて、「自分は〇×をやってみたい!」という声に従ってみてください。
 
 
 
以前の記事【何かを選ぶとき】にも書きましたが、自分(の体と心の反応)こそ、何よりも自分を良い方向に導いてくれる羅針盤だからです!
 
 

 
リラックスして、シンプルに自然に自分の声に素直に従って行動すると、得てして人生自体が良い方向に向かいます!(もし、それでもおかしな方向に行ってしまったとしたら、自分が従ったその声が本当の心の声かどうか、検証してみてください。恐れからの声を自分の声と勘違いしていませんか?? そこから、また素直な声を聴いて軌道修正してみましょう)
 
 
結局のところ、HSPの気質を持っていると、非繊細さんが気づきもしない事に気づきすぎて、人間関係が面倒になりがち。それで疲れてしまうんですよね(自分で面倒にしてしまっている場合もある(笑))。
 
 
 
だから、辛い思いや苦労も多いです。
 
 
 
でも、その感受性を(何度も言いますが、相手にばかり向けるのではなくて)自分に向けて、自分の声を聴くことに集中してみるといいんです。
 
 
 
あなたに内在する物凄い知恵にアクセスしたならば、あなたにとって一番良い方向を、身体と心が「こっちだよ!」と教えてくれるから。。。!
 
 
だから、もし相手の知りたくない本性や声を聴いたとしても、自分も相手も責めることなく丸っと大らかに受け止めてみて。
 
 
そして、そのあと暫くそれは脇において、自分自身がやりたい事を探り、磨くことに集中するのです。そんな中で新たな人に知り合えたならば、本音を感じても落胆するどころか、感動して益々尊敬できてしまうような、素晴らしい人達である可能性「大」です。
 
 

皆さんが、素敵な仲間や愛する人と巡り合い、安心してホンモノの信頼関係を紡いでいけるよう、心から願っています♪
 
 
今日もお疲れ様でした!今日よりも明日が更に良い一日となりますように・・!