HSPの私が感じた日々のつぶやき

【ガラクタ整理術 1】K.キングストンさん

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こんにちは!今日は梅雨らしく強い雨が降っています。
 
 
 
うつうつした季節は、日ごろ手をつけなかった片付けをして、これからの夏に向かって身の回りを綺麗さっぱり整えるのに絶好のチャンス!
 
 
 
以前の記事で「片付け」について書きましたが、今日はちょっと視点を変えつつ、
片付け・整理を行う時の「マインド」ついて書いてみます。
 
 
 

カレン・キングストンさん

 
 
イギリスの有名な『空間浄化』『ガラクタ整理術』のプロである、カレン・キングストンさん。
 
Karen Kingston (@KarenKingston) | Twitter
 
 
カレンさんの事は前もブログで書きましたが、私は、以前彼女の片付け講座をオンラインで学んでいたことがありました。
 
 
 
かなり前ですが、カレンさんの片づけクラスの受講者の中から、プロに向いていると思った生徒をカレンさんが選び、門下生となるコンサルタントを育成するために、初めて本国イギリスで集中講座を行うことが決まりました。 幸運にも私にもお声がかかり、とても嬉しかったのを覚えています。(・・と言っても、結局イギリスにはいかなかったのですが。。(笑)またその時のことはいつか書きます)
 
 
その時は、片付けの持つ意味が単なる「お掃除」ではなくて、片付ける人やその周りの人の内面や、その人自体の在りようまで変えてしまう、すごく面白いものだと知って、夢中になって学びました。
 
 
 
 
その時、日本では丁度近藤麻理恵さん(コンマリさん)が、TBSの番組『金スマ』に出演して徐々に注目を浴びていた頃でした。でも、欧米ではまだ彼女の事は知られていない時代。
 
理想の暮らしを思い浮かべる」近藤 麻理恵 | Compact Life | 無印良品  
私は時々、カレンさんに日本での近藤麻理恵さんの人気について、授業を通じて伝えたこともありました。
 
 
 
 
その時はカレンさんも、ほーという感じで、あまり気にしていなかったようです。・・が、その後、コンマリさんが海外進出も目覚ましく、欧米でブームとなった事で、彼女の翻訳された著書もベストセラーになり。。。彼女の本をカレンさんも読んだのだと思います。
 
 
 
 
そのころから、カレンさんが授業の中で、こんまりさんの手法について発言することが数回あって、お?と思ったことがありました。
 
 
 
 
 
片づけ1つにしても、色々な考え方があるんだよーということをお伝えするのも面白いかなと考えて、今回ちょっとだけシェアしたいと思います。
 
 
 
 
自分が片付けを行う際、どんな考え方で行うと気分が良いか、自分に合った方法を選ぶときの参考にしてもらえたら嬉しいです!
 
 
 
 
 

カレンさんからみたコンマリさんの片づけ術

 
 
 
 
私は近藤麻理恵さんの著書を読んで、片付けの面白さをより深く学べましたし、なるほどなーと感心したこともあって、彼女の手法は全く否定していません。
 
 
 
 
片付けを始めるにあたって、衣服を一番最初に選別して、自分がこれを着ると前向きになれて、心がトキメクものを選び、そうでないものは捨てる・・という考えは、すごくわかりやすくて、いいなと思い、そのTV番組を見た翌日、さっそく片付けをしたのを覚えています(笑)。
 
 
 
 
コンマリさんが金スマに出た翌日は、どの家庭からもゴミが沢山出る・・なんて嘘かホントかわからない話もありましたね。
 
 
 
 
 
 
一方、イギリス人として、西洋的な風水術を元にガラクタ整理術(片付け)を提唱して、イギリスや欧米に風水ブームを巻き起こした、カレン・キングストンさん(=元々は空間浄化のプロです)。
 
 
 
 
彼女のブログには、コンマリさんの片づけ方法について興味深い意見が書いてありました。(あくまでカレンさんの意見で、誰が正しいとか間違っている・・という話ではないことを先にお伝えしておきますネ)
 
 
 

ちょっとやりすぎ?

 
 
まず、コンマリさんの片づけについての感覚は、少しToo Much(行き過ぎ)で、おそらく彼女は(片付けずにはいられない、強迫的な)神経症に近い症状をもっているのでは?、、、、と授業で話されていました。
 
 
 
 
私からすれば、近藤麻理恵さんは、めちゃめちゃ片付けが好きな人なんだなぁとは思っていましたが、それが病的なレベルだと指摘した人は初めてだったので、へー!そういう捉え方もあるんだ、、と思いました。
 
 
 
私はコンマリさんの手法も、片付けを行う時にわかりやすくて、それなりに参考にした部分もあるので何も判断はしませんでしたが、日本ではそういう意見は聞いたことも無かったし、深い洞察力(もともと、カレンさんは人のエネルギーなどを読む能力を訓練して自分で開発してきた人です)を持つカレンさんのコメントは、新たな視点を与えてくれた・・という意味では興味深かったです。
 
 
 
 
先ほど書きましたが、コンマリさんは、物を片付けるときに、自分に必要なものかそうでないかを決める際、その物に「ときめき」があるかどうか、で判断しようと言っています。
 
 
 
そして、もしトキメキが感じられないならば、その物に感謝してから捨てましょう、、と話していました。
 
 
 
 
その「物に感謝」する・・という行為について、感謝することはいい事だけど、その感謝方法にカレン先生は少し疑問を感じているようです。
 
 
 
 

Netflixとコンマリさん

 
 
割と最近、彼女の番組をNetflixで見ました。番組を見る前までは、日本人で、まだ若い女性が欧米でベストセラーを出して、遂にNetflixで主役の番組を持つなんて、本当にスゴイ!って感動していました!
 
 
 
でも、実際にNetflixで見た彼女は、いわゆる、欧米人が昔から作り上げてきた“ステレオタイプの『東洋人』”のイメージに脚色されていて、個人的にはちょっぴり残念に感じてしまったかもしれません。
 
 
 
以前、彼女が日本の番組に出演していた時には、こんなに東洋風(宗教?)っぽくやってなかったのにな。。。って。
 
 
 
 
事あるごとに、両手を合わせてお祈りするようなポーズを取ったり、また『捨てる物に感謝する』ポーズも、昔よりもちょっと大げさだったりで、少し違和感を覚えたのかもしれません。
 
 
 
 
彼女は小柄でお人形さんみたいな、可憐な雰囲気の女性です。なので、それが東洋の神秘的なイメージと相まって、欧米では受けているのかもしれませんが、あの感謝のポーズが、片付けを行う際の儀式みたいで。。なんか、ちょっとショービジネスに乗せられた感を勝手に感じ取ってしまいました。
 
 
 
 
あー、やっぱり日本人が欧米のエンタメ界で成功するには、いまだに「東洋」っぽいイメージで差別化を図らないと難しいのかな~。。?って。
 
 
 
今や大リーグで大活躍の大谷選手や、韓国のBTSなど、そのものが持つ能力と個性でちゃんと認められている人もいるのに。こんまりさんだって、十分その能力はあるのにな。。と。
 
 
  私は、彼女が日本で出始めのころ、純粋にトキメキのある物だけ周りに置いて、快適な空間をつくりましょう!・・・とキラキラしていた姿が今でも目に焼き付いているから、アメリカのShow businessに取り込まれてしまったようで寂しかったのだと思います。
 
 
 
 
でも何度も言いますが、彼女の手法については、有益なことも沢山話しているし、批判するきはさらさらありません。。。ぜひ、こんまりさんらしく、活躍してほしいなと願っています!
 
 
 
 
 
さてさて、、話が外れちゃいましたが。。!本題に入りましょう。
 
 
 

物に感謝・・について

 
 
カレンさん曰く、『感謝する、という行為自体はとても良い事だと脳科学者も言っていて、感謝する度に心理学的にも気分が上がり、良い精神状態でいられるという結果が出ている。  
 
 
 
だけど、彼女がしている、捨てるもの(衣類他)に対して、いちいち“Thank you ”と話しかける行為は、ズレている』と、述べています。
 
 
 
 
何故『ズレている』かというと、物=感情が無いから。靴下には耳はありません。いくら「ありがとう」と感謝の言葉を言ったところで、生きている訳ではないのだから、それが物には一切伝わらない。
 
 
 
 
片付けに感謝の気持ちは確かに大切だけど、もっと違うアプローチが必要。。。と言っていました。
 
 
 
 
このあたり、欧米の方の考え方ですね(笑)日本では、物には魂が宿る・・と昔から言われているので、我々にとっては物に対して「ありがとう」と語りかける感覚って、あまり違和感がないものの、欧米人にはひょっとしたら「変?」に見えてしまうのかもしれません。
 
 
 
特にカレンさんは、とっても実際的な人なので、特定の宗教なども特に持たず、とことん「真実」を追求しようと色々な事を調査したり、貪欲に学んでいる女性です。また、それを恐れずにどんどん発言しています。
 
 
だから、靴下に向かって「ありがとう」と言っている姿を見ると、ちょっぴり奇異なものを感じてしまうのでしょうね。
 
 
 
でも、それだけではなくて、彼女なりの片づけに対する信念があるようです。
 
 

なぜ、「物に感謝」・・がズレているのか?

 
「何より、物にだけ感謝している行為を続けると、「自分」対「物」・・の関係ばかりが強まって、人としてのバランスが取れなくなってしまう危険がある
 
 
 
「自分と物という関係があなたの生活の中心になると、その回路(想い)が地上にどんどん深く打ち込まれてしまい、自分と、自分を生み出してくれた、より大きな存在(生命や宇宙(大きな力)とのつながりが忘れられ、切れてしまう
 
 
 
本来、片付けをすることは、自分の人生にバランスをもたらす行為。もう必要じゃなくなったもの(気に入ってない物。または過去にとても好きだったけど、今はもう何の感情も無いもの・思い出)を知り、それを手放すことで、過去に捕らわれるのではなく、前へ向かって進もうとする行為です。
 
 
 
 
だから、まずは前へ進む決意をした「自分」に対して、褒めてあげましょう! そして、片付けて一方踏み出そうとした自分の勇気や英知に対して “よくやった!”と認めてあげることが大切です。
 
 
 
だから、
 
 
 
感謝という行為は、気持ちの通じない『物』に対して行うのではなくて、片付けを行おうと動いた「自分」に対して、また、より高い精神的な自分や、自分の人生を導いてきた大きな自然の力に、感謝をすることの方が大切です。」という感じのことを書いています。
 
 
 
 
ちょっと抽象的でスピリチュアルっぽくなってしまったかな・・。もう少しわかりやすい例など、片付けについて続きは、明日書いていきます
 
 
今日もお疲れ様でした! 明日は今日よりもっと良い1日となりますように・・!
 
 
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