*あなたは繊細さん(HSP)?それとも非繊細さん?*

【HSPテストあり】あなたは繊細さんですか?

このブログのタイトルについて

 
 
このブログのタイトルを『繊細さん(HSP)の庭』にした理由の1つは、色んな特性を持つ人が、世間一般の【ものさし】に押しつぶされずに、自分だけの美しい花(長所)を自由に咲かせていいんだよ、と伝える場所が欲しかったから。
 
 
そして訪れる人が『自分』を見つめ直すきっかけになる場所を提供できたらいいなぁと思ったからです。 
 
 

 
今の世の中は、自由で便利なようで、昔よりも段々と息苦しくなっている、、って思いませんか? 
 
 
でも、色々な人がいていいのです。それぞれの持つ【個性&良さ】を、誰に遠慮することなく表現して、与えあい、認めあえる世の中にしていきませんか?みんながのびのびと安心して、与えあえる世の中は、きっとみんなの心が幸せになるよ、、と伝えたかった。
 
 

 
 
HSPの人達は、人の気持ちをより深く感じ取ってしまう。だから、知りたくないことも“ わかってしまう”時がある。そんな気質で、逆に人嫌いになったり、孤独や違いに悩んできた方も多いと思います。
 
 
 
けど、その分人の温もりや寛大さ、善意のすばらしさも知っている! 人間らしい感受性というアンテナ(宝物!を抑え込んでいるだけなんてもったいない。
 
 
こんな世の中だからこそ、他の人の心の底にある孤独に気づいてあげて、人と人をつなげていけるのは、HSPの人達は得意分野、とも思うのです。だから、自分の持っている感受性に自信をもってほしいなと感じます。
 
 
皆が気兼ねなく、正直な自分を表現していいんだ、、って肯定できる場所。あらゆる人が憩える場所を、そろそろ作っていきませんか? という気持ちから立ち上げました。
 
 

HSPだから、『良い』『悪い』、、という話ではありません

 
 
HSPは世の中の5人に一人いるって言われています。だから、HSPはこういう人・・なんて簡単に定義はできません。
 
HSPにも色々なタイプがある。それに、勿論、世の中には育ってきた環境や考えの違う、色々な人がいます。そして非HSPの人にも色々な人が。当たり前のこと・・・か(笑)。
 
 
だから、HSPの人とそうでない人で、人間的な成熟度とか、人間性の高い低い・・というのは全く関係ないし、HSPだから“良い”“悪い”って定義するのもナンセンスですよね。
 
ただの“気質”(脳の機能)が違うだけ
 
 
でも、もし自分がHSPの気質を持っているのに、それを知らないで、中々周囲に溶け込めなくて苦労している、、とか、敏感に感じやすい自分は「変」なんじゃないかな?って悩んでいるなら、自分を知ることで、生きやすくなるかもしれない。
 
 
だから、自分がHSPなのかどうか、を知っておくと、自分の日々の想いとか感覚を客観的に捉えられるきっかけにもなって、良いのでは?って思います。
 
 
 
 

HSPって結局どんな人なのか?

 
HSPは非常に感受性が強く敏感な気質もった人を指します。 だから、病気ではありません。
HSPという言葉自体、1996年にアメリカの心理学研究者であるエレイン・N・アーロンさんが提唱したことがきっかけとなり広がった、新しい言葉(概念)です。
 
HSPの人の脳は、扁桃体を中心とした不安の神経回路の反応が強いと言われています。
 
またそれと同時に、前頭葉皮質(記憶力、反応抑制、行動の切替えや計画、推論など、思考や創造性を担う脳の中枢の機能)の抑制が弱まって、不安や恐怖の神経物質が過剰に活動する傾向があります。 
 
*危険や不安を察すると、身体に【闘うか、それとも逃げるか(fight-or-flight)】を判断させるよう、緊急信号を送る機能。人間の脳の中では、かなり古い機能といわれています。原始時代から、人間の脳にあったという説もあるようです。
 
 
つまり、 原始時代のように、後ろからマンモスに襲われることは、この現代で99%無い状況でも、不安や恐怖を感じる出来事が起きると、マンモスに襲われそうな時と同じだけの【危険信号】が脳から発生して、体中が戦闘態勢(または逃げる態勢)に変わってしまい、落ち着いて冷静に判断することが難しくなります。
 
 

HSPの苦難

 
HSPは病気ではないものの、ストレス状態がずっと続くと**、最後には神経伝達やホルモン分泌に異常が出て、バランスを上手に保てなくなりがちです。
 
**例えば、今のコロナ渦のように、自分では制御出来ないような脅威を、長期間与え続けられているときなど(詳細は過去の記事を参照ください。)
 
 
私は既に結構長く生きてきているため(笑)、HSPという言葉など世の中に全く存在していない時から、自分の気質と格闘してきました。
 
 
親からは、辛いことがあって落ち込んだ時や、ちょっと愚痴った時などに、『そんな事を気にして、お前は精神が弱い』『気にしすぎ』『繊細すぎる』『細かすぎる』と散々言われ続けてきました(笑)。
 
 
自分からすれば、ある人から言われたキツイ一言や、通勤や外を歩いていて、他人が無神経にぶつかってきても謝りもしないで行ってしまうこと等、一つ一つがとても『人として、なんだか信じられない』わけです。
 
 
 
で、いちいちそれらを真に受けて、傷ついたり、頭に来たりして、毎日生きるだけで結構ハード。毎日が闘いのような気分でした。
 
 
 
だから、そんな自分の感性を『考えすぎ』『弱い』『神経症』とか言われ続けている内に、自分の感性って、ひょっとして『おかしい』んじゃないかな?って、周りの価値観や評価で、自分をそのまま愛することが出来なくなっていました。
 
 
 
だから、何かにつけて『そんな細かい事をいちいち気にしていたら、何もできなくなってしまうよ、、』って自分に言い聞かせて、前へ進もうと頑張ってきた訳です。
 
 
 
そして、他の人や(親も含めて)、力強く毎日を生きているのがとてもうらやましく、自分は何故それが出来ないんだろう?と横目でずっと眺めていました。
 
 
 
 

何故すぐに気にしてしまうのだろう?

 
 
私は社会に出てからも、強くなるために、沢山の本を読んだり、自分なりに行動様式を変えたり努力を続けました。でも、目指している人間像:『他人の言動やいろんな事を全く気にせず、感じないで、自分をあるがままに表現して、主張することが出来る』という境地にはたどりつけませんでした。
 
 
それこそ、セミナー(怪しいやつじゃないですよ(笑)。きちんとした機関の、学術的なセミナーなどです。また大学や専門機関などで、社会人になってからも、上手な自己主張や傾聴(ロジャース法)など)で色々な考えを学び、自分が強く、しなやかに生きるための方法をずっと模索してきました。
 
 
でも、やっぱり何かショックな事が起きると、とても驚き、決して図太く対処できない自分の性格にがっかりしたものです。
 
 
 
また、人からの遊びの誘いや飲み会の誘いも苦痛でしかなく、、、。でも断るとその事への罪悪感でも悩んでしまったり・・で、あんたはどれだけ悩むんかい!(笑)と自分で突っ込みを入れたくなるほど、どちらに転んでも、なんだかんだシンドイ生活・・を過ごしていました。
 
 

HSPという概念(言葉)に出会って

 
 
でも、海外のネットなどで“HSP”という言葉と出会い、今まで生きづらいなーと感じてきた、私の中の敏感すぎる性質っていうのは、精神的な弱さなどが理由ではなくて、脳機能のちょっとした違いからくる気質の違いなんだ、と知って、とてもホッとしました。
 
 
あー、私は病気じゃなかったんだ、、って!
それに、私だけがちょっと他とは『違って』いるというわけではなくて、そういう人は割と多い(5人に1人!)ということも嬉しい発見でした。 私のような感じ方は、別にとても変わったものではないのだ。。という安堵感は大きかったです。
 
 
だから、もし社会や学校の中で、自分の居場所が無いと孤独を感じたり、人との集まりや集団生活に苦痛を感じる場合は、あなたがHSPという可能性があるかもしれません。
 
 
 
 

本当のあなたはどんな人?

 
 
幸せな人生を生きる第一歩は、自分をしっかり把握して、自分の本質を大事にすること。
 
 
決して、他の誰かになろうとせずに、自分そのものを開花させて、良くしていくこと!
 

 
また世間で『よい』と言われている価値観や、意見に惑わされることなく、自分の感覚を全面的に信頼して、そこを軸に、自分の長所を伸ばしていくことが大切なのではないかな、、と思います。少しづつ、一歩づつ。。!
 
 

HSP診断テスト

 
色々書いてきましたが、自分がHSPなのか、そうでないのか、自己判断は禁物です。
 
 
今回、楽しくHSP診断が出来そうなものを探してみました!
 
良かったら、これでまずは自分がHSP(繊細さん)かどうか、テストしてみませんか
 
HSP診断テスト
https://hsptest.jp/
 
English version】(英語版ですが、また違うテストなので、興味あったらトライしてみてね!)
Are you highly sensitive person??
 
https://www.oprah.com/omagazine/am-i-too-sensitive-highly-sensitive-person-quiz_2
 
 
今日も一日お疲れ様でした!
明日は今日よりも良い1日になりますように!