HSPの私が感じた日々のつぶやき

【コロナに負けない!】上手にストレス解消しよう!

こんばんは。まさか今年のGWもコロナでステイホームになるとは。。と驚いていた私ですが、皆さんの心と体調はいかがでしょうか?
 
コロナ・・思っていたより手ごわいみたいですね(汗)
 
HSP(繊細さん)も、そうでない人も、在宅勤務出来る人は通勤時間も減り、体力的には楽になった人が多いかもしれません。でもそれが出来ない職種の方、医療関係者の方、また飲食店の方やサービス業の方々、宅配関連の方、等々、みんな本当にコロナ渦の中で頑張ってくださっています。
 
いくら気を付けていても、どこでどう感染するかわからない。だからここ1年はどこかいつも神経が働いていて、中々気が抜けませんよね。。
 
また、いつの間にか、人が自分の近くに寄ってくると、無意識に 瞬間移動して、人から離れようと動いてしまう自分がいる。。人を避けるような行動が身についてしまいました。
 
思えば、この50年~100年の間に、世界はめちゃくちゃなスピードで進化を遂げました。
 
私が小さかった頃は漫画でしか描かれなかったような未来が、もう既に現実になっています。
 
でも、「人間」の私たちの【からだ】と【こころ】は、そのスピードに比例して、進化しているかな?答えは間違いなく「NO」ですよね。
 
本来、自然界のものは、全てがゆっくりと進化していきます。今は人間が進化のスピードに必死に置いていかれないよう食らいついている感がありますが、そろそろ体的には限界にきているのかな?って個人的に思っていました。
 
他の記事でも書きましたが、PCやスマホによって、ブルーライトで目をやられる人、肩こり首の凝りがひどくて、頭痛と体調不調に一年中悩む人。依存性を誘発するよう巧みに作られたゲームやスマホにハマって、常に頭に血が集中している大人。そんな私たちは手足の冷えに悩んで体調不調です。
 
コロナがはやる前から、電話で直接人と話すことが苦手だという若者も増えていました。。直接、人と向き合わなくて済む方法(メール、SNS他)が発達し出して、次第に直接人と対峙することが出来なくなっている人が増えているのかな?と感じています。
そこに、コロナです。
外は危険。人との接触はしないでください。必ずマスクをして。。等々、感染防止のために、人間同士のふれあいがどんどんと禁止されていく環境がプラスされてくると。。
私たちは、自分が気づかないうちにかなりのストレスにさらされてしまっていることが、わかります。
 
そんな時に、あるオンラインセミナーで、トロント大学で心理学などを教えているSteve Jordan教授のお話を聴く機会がありました。
(下記はYouTubeで見つけたもので、グレースが受けたオンライン講座とは違いますが、同じようなことをお話してくれています。全編英語となってしまいますが、どんな人なのか興味があったら、ぜひ観てみてくださいね!)
https://www.youtube.com/watch?v=dh0FodGIk-U
 
ずばり、題名は「Managing your mental health during Covid-19(意訳:コロナ渦で、精神を健康に保つ方法)
 
グレースにとって、とてもためになる授業だったので、皆さんにもおすそ分けしますね!
 
まず今の状況って、自覚している以上に、人間にとってとてもキツイ状態なのだそうですヨ。
 
人間は太古の昔、狩りをして生活していたころの記憶が残っていて、動物に襲われたり、身に危険を感じた時に、まず脳の偏桃体が反応するのだそうです。要は、その「偏桃体」という脳の機能は、「逃げるか?それとも闘うか?」を瞬時に判断して、その時に行わなきゃいけないことを決めて、身体全体に指令を出す。
 
また、人間は心配ごとや恐怖を感じたり、危険が迫ると、交感神経の働きで、目の瞳孔が広がって、周囲を広く見渡せるようになり→身体の消化機能を一時的に止めるんだそうです。
 
そしてその分、血流や酸素量を増やして、筋肉を最大限に動かせるように体が機能するそうです(すごいですね!)そうやって、人間の種を絶やさないよう、命を守ってきたんですね。
 
今は、トラがいきなり背後から襲ってくるような事は滅多にありませんが(笑) 、緊急を要するような脅威を感じると、現代の人間も古代と同じように体は反応してしまうそうなんです。するとどうなると思いますか?今回のCovid-19(コロナ)でも、この交感神経のシステムは見事に働き(汗)、動物に背後から襲われそうな時と同じように、身体に「危険だ!逃げるか戦うか、すぐに判断して、実行しなさい!早くー!」と、めいっぱい警告シグナルを出すのだそうです。
 
現代は(少なくとも私たち日本人は)、そこまで体が反応しなきゃ生き残れないサバイバルな環境ではないですよね(笑)。でも、コロナの状況は、こういった「危険ですよ」信号がずーっと人間の脳から体に発令されてしまっているのです。
 
Jordan先生は、それをとても注意しないといけない、と警告しています。人間は、このように強い脅威を、長い期間(交換神経がずーっと活発な状態)感じていることは、(戦争状況下などを除いて)殆ど無いということ。また、コロナへの恐れは、動物が襲ってくるような恐れとはまた質の違う「恐れ」で、その対応方法をしっかり学ばないといけない、、とお話されていました。
 
このような慢性的な恐れって、人間がもともと対応できるタイプの脅威ではないのだそうです。
 
また長くなっちゃったので、機会をみつけて詳しくお伝えできたらと思いますが、
 
すごく大まかにまとめると、この今の状況で一番大事なことは・・・。
 
感情の健康のために・・・
  • ニュースは1日何分(最大2、3時間)まで・・と決めて、情報を入れる時間をコントロールすること
  • 寝る2時間前から、ニュースは見ないこと。
  • ニュースを見た後に、お口直し(笑)に、すぐ、頭を切り替えられる別のジャンルのものを見たり、行動すること。 お笑いやコメディーはとってもおススメなんだそうです!
 
とても重要なのは、暗いニュースや不安にさせるような情報を見てしまったら、他の良きものに心を満たしてあげることが大事だということ。そのことで、Negativeな事や不安を考えることが少なくなって、自然と消えていくのです。
 
ニュースを1時間見なかったことで、あなたの人生に大きな影響を与えてしまうことって、よほどの事でない限り、無いですよね? 必要以上に自分の身心を恐怖や心配事を煽るものに長時間晒さない。そう決めるだけで、変わってきます。
 
グレースも、これを実践してから気持ちがかなり楽になりました。HSPの人は特にTVなどからくる情報や周囲の気配を強く感じてしまうと思うので、そのあたりを注意深く自分で守ってあげてくださいね!
良かったら、ぜひ試してみてください!