繊細さん(HSP)あるある

繊細さん(HSP) あるある【図太さ】

こんにちは!
 
 
HSPの人が人から言われて、「コンプレックス」に感じてしまう言葉って、幾つかあると思います。私にとっては、「図太くなれ」という言葉がそれです。
 

「図太くなりなさい」と云われ続けた幼少時代

 
小さい頃、よく親から「もっと図太くなりなさい」と言われていました。
 
 
HSP気質は、直そうと思って直せるものではなく、先天的なものだ・・というのは、当の私ですら最近知ったことですから、ましてや繊細な性格は、単に「弱い」「傷つきやすい」と思っていた両親からしたら、そんな性格は心がけ次第で「治る」と思ったのでしょう。
 
 
また、ちょっとした事で悩む私の敏感な感受性では、この世の中を生きぬけないと心配していたのだと思います。
 
 
HSP気質の子供から見たら、自分のありのままを一切受け入れてはくれない親だった(=私の繊細さを矯正しようと必死でした)ので、今にして思えば、悪気は無いのでしょうが、とても困った(笑)親心でした。
 
 
 
でも、その親の影響から、子供の時から傷つくたびに(図太くならなきゃ!こんな事を気にしちゃいけない!)と何度も何度も、自分に言い聞かせてきたものです。。
 
 
 
でも、そう思えば思う程、悲しいかな傷ついてしまう(笑)。意志の力だけでは、全然治りません。どうしてだろう?と、とっても悩みました。
 
 
自分は弱いんじゃないか?なんで〇×ちゃんは、あんなにあっけらかんと、人から何を言われたって、なんにも気にしないで積極的に人と関われるのに。。なぜ私にはそれが出来ないんだろう。。?って。
 
相手の奥底の“想い”を敏感に感じ取ってしまうと、こちらを良く思わない相手に、それでも平気で話しかけることなど、私にはどうしても出来ませんでした。
 
 
でも、だからこそ、図太くなれる人は私のあこがれでもあったんです。
 

HSPの私が憧れた、図太い感覚の友達

 
大学時代、一人の女性が親友の1人となりました。
 
 
その子をB子ちゃんとしましょうか。B子ちゃんは、関西から来た子で、自分っていうものをしっかり持っていた子。自分の意見をバンバンとストレートに相手に伝えることが出来る子でした。
 
 
 
何より、自分の幸せをまず一番に考える人なので、何かしら自分を犠牲にしてでも、つぃ相手を喜ばせようとしてしまう、外面の良い私とは違っていました。
 
何か気に入らない事があれば、私に直接、
 
 
グレースのその言い方、傷ついたわー。」
 
 
それは、ちょっと違うと思うよ?私は、こうなんじゃないかなと思うけど、どうかな?
 
 
・・・など、直球で話すところもあるし、欲しいものは、それ欲しい!と誰に遠慮することなくいえる子でした。デリカシーに欠ける言動もたまーにありつつ、基本的に明るく強い雰囲気は、私には大地のようにしっかり根差した感じに見えて、魅力的に映りました
 
 

大学卒業後にそれぞれが歩んだ道

 
卒業後、お互い社会人となり、彼女はアパレル関係の広報部に所属して、バリバリそれこそ夜中も休日もなく働くようになり、私も忙しく働く毎日を過ごします。そんな時も、お互いに恋愛や結婚に夢を持ち(笑)、時々将来のことなど語り合いながら、時には合コンを開いて同僚を紹介したりと、ちょくちょく会っていました。
 
 
そんな時、私も結婚を視野に入れてお付き合いする男性が出来ました。そして、B子ちゃんも周りに刺激を受けて、親の勧めもありお見合いをし、結婚につきすすもうとしていたのですが。。

 
既に互いの両親にも紹介をし、彼も会うたびに【結婚】を口にしていた時期に、彼に対する不信感が募る出来事が幾つか発覚し、喧嘩が絶えなくなったり、複雑なことも幾つか重なって、結局、あれよあれよという間に別れることになってしまったんです(今思えば、そのタイミングで彼に新しく(後に結婚することになった)女性との縁談が持ち込まれていたのを、後で知りました)。
 

突然の別れ

 
 
彼とは同じ会社だったこともあり、別れても社内で顔は合わせるし、その後数か月して、他の女性とすぐに見合いして結婚が決まった・・という事実も漏れ伝えられ、かなりの打撃を受けました。
 
 
別れるということは、とてもつらいことですね。。その痛みは私の心をえぐりました(HSPの感受性には堪えました(笑))。
 
 
付き合っていた時は、相手の嫌なところや違和感が目についても、結局お互いに許し合って、周囲(家族・友達)を説得してまで続けていた関係だったので、彼に対してまだ愛情もありました。
 
 
それを急に断ち切られることになったので(最後の別れは彼からの提案でした)、あの時の私は、かなり普通ではなかったのだと思います。
 
 
 
だから、救いを求めてズタボロの心でB子ちゃんに電話して、話を聞いてもらったのです。
 
 
でも、彼女の口から開口一番に出た言葉は、私にとって衝撃の言葉でした。。。 
(長くなったので、明日に続きます!)