HSPの私が気づいたこと

食べ物が【あなた】を作る!(You are what you eat)2

前回の続きです(食べたもの=「あなた」を作ります!1) 
 
明日書く・・と言っておきながら(!)少し時間が経ってしまいました(ごめんなさい!)。
欧米での食生活と砂糖について
アメリカ生活での食生活は、まぁ今考えるとヒドイものでしたが、その後の体重増加や、エネルギーの低下や精神的な不安定さ、原因不明の病気で入院する羽目になるようなことがあったり、、と色々と不健康になりました。
 
そして、それは私だけに起こったことではなくて、一昔前のアメリカの多くのアメリカ人は、あまりの食の無法地帯化によって、肥満人口が爆発的に増えました。(今、日本でも、アメリカ人の肥満体形とそっくりな若い人を見かけるようになってきました。。。心配です)
 
今やアメリカだけでなくて、世界中で問題になっている肥満や体調不良。
 

それはファスト・フードや外食産業や大量のスナック菓子に大きな原因があるってことは指摘されていますが、その原因の一つは砂糖の過剰摂取にあるようですね。
 
例えば、コンビニやスーパーで売っている清涼飲料水(500ml)に入っている砂糖は、大まかにいっても砂糖スティック10本分(!)以上が入っているそうです。例えば、自分が家で飲み物を飲んだら、まさか砂糖を10本入れることってないですよね?
 
スタ〇やなどの、ご褒美系フラペチーノなんかは、今や欧米では問題視される砂糖の量です。
 
スタ〇のカフェモカなど、とても美味しくて私も昔は大好きでよく飲んでいたんですが、トールサイズで、角砂糖16個分(ものによっては23個!)の砂糖が入っていると聞いてからは、飲めなくなりました(笑)。
 
そう、砂糖は文字通り人に幸福な甘さをもたらします。けど、とりすぎると糖尿病をはじめ沢山の病気につながる危険なものだというのが、次第にわかってきていますよね。特に精製された「砂糖」や他の甘味料(コーンシロップ等)のやっかいなところは、既にいろんな場所で話されていることですが、強い中毒性があるということ。その中毒性はコカインよりも強いっていうのが、マウスを使った実験でも明らかになっています。
 
そして、砂糖や一部の刺激物は食べれば食べるほど、もっと欲しくなり、今までの量では満足できなくなってきます。そう、語弊を招くいい方になるかもしれませんが、薬への依存症のように強力な中毒を引き起こす危険性が高いのです。
 
そして、「依存症」は他人が言う程簡単に抜け出すことはできません。私も昔経験していますが、本人だってきっとわかっているんです。止めなきゃ!食べ過ぎている・・って。だけど、身体は欲しがってしまう。。とても苦しいのです。そして、やめられない自分、どんどん太っていく自分を責めます。自己嫌悪に陥ります。そしてその自己嫌悪を束の間でも忘れるために必要なのが、皮肉なことに、その原因を作った、脳に快感を味合わせる「砂糖や添加物」なのです。そうやって負のループに入っていきます。。
 
肥満や体調不調が続くと、人間は「何とかしなきゃ!」と、解決に向けて踏みとどまっていることが段々と出来なくなり、「あきらめ」るようになります。そう、自分自身を手放してしまうのです。そして、そんな自分を「あきらめ&受け入れて」自分と向き合うことをどこかでやめてしまいます。HSPの人はただでさえ自分に厳しいところがあり、身体の変調に敏感なので、余計に辛いことになる可能性があります。
 
「太ったってショウガないや。病気じゃないし(→いえ、病気です(笑)」
 
「一応生活できているし、太る=人間の価値とは違うよね」・・などなど、自分に苦しい言い訳をして納得させている。
 
それは、本当の自分ではないですよね? 自分をある意味どこかの部分で見放してしまっているんだから、そんな自分を心から信頼することはできていないんです。それは、自分のパワーを手放すこと。人は自分の内側から力を感じることで、良いことをどんどんと引き寄せることも出来るようになる。だから自分の人生にとって本当に良い人や良い出来事を引き寄せる力もどんどん失ってしまうのです。折角この世に生まれてきたのに、それってすごく悔しいし、悲しくないでしょうか?
 
もし、今自分がそうなりそうだっていう状況の人は、どうか自分を責めないでくださいね。こうなったのは本あなたの意思の強さとかそういう事とはあまり関係はないからです。
 
ここを知ることが大事!
 
すごくざっくりしていますが、今の時代は、全ての業界が企業の売利上げを伸ばすために、人がいかに自分の会社の製品に依存するか、そんな事をメインに考えて食品を作る会社が増えている・・、そんな気がします。
 
(先進国において・・という前提ですが)今の世界って、食べ物も十分あって、物も溢れているから、昔よりも物って売れなくなっていますよね。欲しいと思う気持ちも一昔前より薄れているから。会社は生き残るためにも、必死なわけです。
 
さっき書いたように、甘い砂糖やスパイスの効いた食べ物を食べると、脳は快感を覚えます。そして、脳が一度その快感を覚えると、またその幸福感を求めてそのメーカーの食べ物を欲しがるのです。メーカーや外食産業が考えることは「利益を出すこと」。
 
会社が利益を出して、従業員を養っていけるように、そして会社を大きくしていけるように出来るような方法とは? 巷に出回る沢山の商品から、いかに自分の会社が作ったお菓子、ジュースやレトルト食品を食べてくれるか?
 
そのためには、一口食べて「オイシイ!」って思ってもらえる味の濃いものを作らないといけない。そして、すぐに手に取ってもらえるように、安い値段で売らなくてはいけない。だから、原価を安くするために本物っぽい味を出す添加物を沢山混ぜて、工場で大量生産して一杯売らないといけなくなるのです。
 
だから、そんな食べ物を作りだせるように研究員の人が知恵を絞った食べ物を、何も知らずにスイスイ食べると、あっという間に中毒になってしまいます。オイシイ!って。それって依存症になった人の責任ではないです!だって、もともと依存させようとして作っているんだから。企業の戦略通りになってしまったというだけのこと。
 
じゃぁ、自分の心と体がやられないように私たちが出来ることって何だろう・・?
 
それは、自分の口に入れているものを、材料から意識することなんだと思います。
 
アメリカのお医者さんでこんな風に上手に啓蒙している人がいました。
その食べ物を土に植えたら、芽が出るものを食べましょう!
 

全てでなくて良いので、メインは自然のものを食べてみませんか?
 
書きたいことは沢山ありますが(笑)、またおいおい書いていきますね。
 
健康は本当に何より大事!!愛おしい自分の体、人生は、自分でまず守っていきましょう~!