HSPの人は、一般的に敏感な人と言われています。周囲で何かあると影響を受けやすいですし、いわゆる“普通の人”たちよりも、周りの人や物に(自分が望まずとも)反応してしまう。また良い意味で共感力にもたけています。
今日は、以前ちょっと不思議な体験(ちょっとオカルトかな?)をしたのを思い出したので、その話をしましょうか😀
4,5年くらい前でしょうか。父が仕事から帰宅したとき、私にお土産を持ってきました。
それは、父の会社時代の友人たち何名かと飲んでいたときにもらったという1個のかわいらしい人形の置物でした。瀬戸物でできた、よくお土産屋さんなどで売っている、手のひらに収まるサイズの、ちょんまげを結った可愛い風貌のお侍さん?でした💖
普段は、よほど気に入った人形(置物)しか身の回りに置かないのですが、そのフォルムが可愛くて、捨てがたく。 自分のベッドの近くに置くようになりました。
そして数年が経ち、その人形は空気のような存在となり、そこにあることさえ意識しなくなっていったのです。
でもそれと時を同じくして、ここ数年、自分は頭にある家を想い描くようになりました。
それは、ある白い平屋?の家で、リビングの大きな窓から、夕方は水面がキラキラ輝く景色が見えるような、素敵な家でした。。。 ここはどこ?海外の景色?🤷♂️と自分でもその場所はよくわかりません。(空想なのだから、当たり前か(笑))
そんなある日。母が見ていたTVの旅番組を横目で見ていると、なんと!まさに私が毎日のように想像していた、大きな窓とあの水面の景色がTVに映っているではありませんか。
え!これ、どこなの??と前のめりで番組を見たら、そこは琵琶湖にある家だとわかりました。琵琶湖かー!関西だし全く馴染みもない場所だけど、国内にこんな素敵な場所があったなんて。。と、それからは、急に琵琶湖や近江という地域に興味を持ち始めました(●`・ω・)
恥ずかしいお話、私は日本は関東からほとんど出たことがなく、関西方面はおそらくここ何十年の間でも2、3回しか行っていません。はるか昔の修学旅行と、高野山・伊勢神宮への旅行にそれぞれ1度だけ。未だに、四国・九州・また京都より西には、(行きたいと思いつつも・・)足を踏み入れたこともありません。。だから、夢想していた場所とそっくりの場所が関西にあるとわかり、ちょっと不思議だったのです。
でも一度でいいから、せめて旅行だけでも出来たらなぁ、と私の琵琶湖へ旅したいという気持ちは高まっていきました。でも、そんな中で始まったコロナの感染。。
そんなある日、部屋を掃除していたときに、ふといつもベッドの近くに置いてあった、このお侍さんのお人形も拭いてあげようと持ち上げたのです。
すると、底に「勧学館」という文字が書いてありました。時間があったので、その文字の意味を調べたところ、、そこは近江勧学館といって、滋賀県にある学問に熱心だった天智天皇の業績をたたえ、近江神宮を母体とする教育文化団体として設立された場所とのこと。百人一首かるたなどでも有名なところだそうですね。
そこで、へー!勧学館なんていうところがあるんだ、、とつぶやいた時、はたと思ったのです。。あれ?私がここ数年「琵琶湖」とか「近江」にあこがれをもち出したのって、この人形をもらったころからだったりして。。。って✨
父はお土産など貰っても、すぐ母や私に手渡すくらいで、この人形のときも、なんだか貰ったから・・と渡されたため、当時これが滋賀県(近江)のお土産だということは全く知りませんでした。
そしてよく調べてみると、このお人形は旅の神様と言われているらしいのです。
これは私の単なるこじつけにすぎないかもしれませんが、ここ数年滋賀県に行きたいと思うようになった現象を考えると、日々私の近くにいるこのお人形から伝わる何かに、私の潜在意識が反応したように思えてならないのです。
HSPの敏感さ、インスピレーションというのは、無意識下でも発揮されるのかもしれない、と改めて驚いた・・という、小さなお話(笑)でした🤣