繊細さん(HSP)あるある

繊細さん(HSP)あるある 落ち込んだ時の対処法


自分なんてもうダメ。生きていても仕方ない。どうせ頑張ったって、大したことはできないよ。。。, etc. そんな風に思ったことはありますか?



それは、つきつめると「自分は、人間として生きる価値があるのだろうか、、」っていう”哀しみ”に通じているかもしれません。。



私なんて。俺なんて。・・・そう感じる時、泣きたい気持ちになりますよね。誰にでも、そう思う時はあると思います。



私なんてしょっちゅうです(笑)。いつも周りの人との力関係を推し量り、自分を押し出せず、強い人(押しの強い人)に結局はオイシイところを持っていかれてしまう事、多々アリ。なんだか変な遠慮をしたり(&後で睨まれるのも面倒なので)自分が身を引いて。。とどのつまりは、臆病者なんですね(笑)



次回こそ私も言いたいことを言うぞ、、なんて思っても、いつの間にかそういうチャンスさえ巡ってこなくなりました(チーン)。



結局いつも一歩引いてきたのは、HSPとしての気質もあったと思いますが、自分のために闘い、主張を押し通すことを、どこかであきらめてしまっていたから。。。だって自己主張して人から嫌われて傷ついたり、ってしんどいですから。。



そのうちに、「私なんか・・」という言葉を隠れ蓑に、自らをもっと内側に追い込んでいきました。(そのあたりの話は、また機会があれば。)



でも40代に突入したころ、自分の心の声に耳を塞いで手放してきたもの(=本当の自分の人生)の大きさに愕然としました。そう。もう二度と返ってこない、本当であれば私が手に入れていたはずのものたち。。そのとき、他の人達が余計まぶしく見えて、本当につらかった。演技でもなんでもなく、「私なんて、、」と悲壮感を漂わせた人になっていたのです。



だから、皆さんはまず、あの時の私を経験しないよう、ぜひ自分のために「面倒くさい」「これ以上傷つきたくない」という内側の「恐れ」が出てきたら、小さな抵抗をしてみてください。他の人は、自分が思っている程こちらの言動を気にしないし、左右されないから、安心してください(笑)!

HSPの気質が大きなウェイトを占めていると、自分の主張や希望を押し通すこと自体が非常に恐怖で、ストレスMAX(!)になりがちなので、少しだけ。例えば、食べたいものを食べる、本当に見たいと思った動画だけを見る。。など自分だけで完結するものから始めてもよいかもしれないですね。そして、自分の人生を手放ないで。あなたの人生は、あなただけの貴重なものです!あなたは、”自分を”生きていいんです。



・・と話は少し逸れましたが。。!



学校でも社会でも、自分で自分を小さく感じてしまう場面があったら。。。そんな自信を失いかけた時に、この映画はおススメです。(誰がみても超おススメ。だけど、特に自分を見失っていた時の私に、この映画は沁みました)





名匠フランク・キャプラ監督、主演ジェームス・スチュワートが贈る、とても心が温まる映画です。アラフィフの私でさえ最初は引いてしまうくらい、モノクロで古~い映画。でも、見ている内に引き込まれていきました。もし興味ある方はぜひ・・。



超簡単なあらすじは、こんな感じです:



善意の塊のような、アメリカの良心を絵にかいたような主人公ジョージ。人を助け、いつもお人よしなくらいに周囲の力になってあげる彼だが、(観てる観客がじれったくなるくらい!)ジョージはことごとく運に恵まれず、時に苦しみながら、でも精一杯前向きに生きていた。そんな彼に非常に大きな試練がやってくる。。そこに天使のおじちゃん(笑)が舞い降りて。。(ネタばれしないために、最後は見た人だけのお楽しみ♡)



映画自体はさきほども書いたように大変古いものです。時代も今とはかなり異なります。でも、見終わった後の身体の底から湧いてくる感動や力は、この映画が伝えたいことが、時代を超えて不変の真理だと体が感じているからだと、(自分では・・)思うのです。



この映画をみると、あなたが生きてきた中で、人に与えた優しさ、誰も見てくれなかったあなたの善意、それが必ずだれかの喜びや助けにつながっている、、と確信できると思います。



あなたは、そのままで素晴らしい!この世に生きているあなたは、大事な、大事な存在なのです。